こんにちは、FXトレーダーのみつしろです。
今回は、「トレーダーになるには？」というテーマで、みなさんの疑問にお答えしたいと思います。
この記事では、こんなことが分かります！
- 稼げるトレーダーになる2つのルート
- トレーダーになるには何が必要？ 準備するもの一覧
- 勝ち続けるための3つのマインドセット
- 主婦トレーダーYukiさんの体験談
- ボクが兼業トレーダーをおすすめする理由
解説するのは、トレーダー歴13年、12年間負けなしのみつしろです。
2006年から証券会社のディーラー、翌年ヘッジファンドに転職し、2012年から独立して個人トレーダーになりました。
FX、株、オプション、先物など諸々で月300万円前後の利益を出しています。
この他にビジネスもやっているのですが、なぜあえてトレーダー専業にしないのかはこちらの記事でお話ししています↓↓
目次
1.トレーダーになるには？ 2つの方法
トレーダーになるには、主に次の2つのルートがあります。
- 金融機関のディーリング部門に就職する
- 個人でトレードして稼ぐ
それぞれ見ていきましょう。
1-1.金融機関のディーリング部門に就職する
ひとつ目は、「金融機関に就職する」という方法です。
ボクは新卒でたまたま就職した証券会社にディーリング部門があって、初めてトレーダー（ディーラー）の仕事を知りました。
就活は60社以上落ちてほぼ全滅だったのですが、そこは外資系だったので語学力が買われたのかもしれません。子供の頃にずっと海外に住んでいて帰国子女だったので、英語だけはできたんです。
給与体系は会社によると思いますが、ボクがいたところは基本給が20万円でした。
ボクの会社の場合、基本給とプラットフォーム代（システム利用料みたいなもの）が合わせて月50万円くらいで、それを超える利益の半分がインセンティブでした。
例えば200万円の利益を出せたら、基本給20万円＋インセンティブ75万円がもらえる、と言う計算です。
腕さえあれば、20代でも年収3000万円以上なんて夢じゃありません。
金融ディーラーになるには、投資銀行や証券会社、ヘッジファンド等に就職し、ディーリング部門に配属されることが必要です。
経済・金融系の大学を出ていると良いでしょう。中途だと業界未経験での転職は厳しそう。
また、世界の相場に合わせて昼夜逆転の生活になることもあり、意外に体力勝負です。
金融ディーラー時代の話はこちらの記事に詳しく書いています↓↓
1-2.個人でトレードして稼ぐ
トレーダーになるもう1つの方法が、個人トレーダーとして生計を立てることです。
トレーダーに「なる」だけなら、証券会社やFX会社に口座を作って取引を開始するだけですので、主婦でも学生でも、誰でもすぐになれます。
ただし、それで「食べていけるかどうか」となると話は別です。
ビギナーズラックで一瞬は勝てることがあっても、一気に稼いだお金はだいたい一気に溶かしてしまうもの。
利益を出し続けるには、いきなり大きく稼ごうとするのではなく、トレーダーになるための「準備」をしておく必要があるのです。
次では、その稼げるトレーダーになるために必要な準備についてお伝えしていきます！
2.個人トレーダーになるために準備するもの
個人トレーダーとして本格的にやっていくのなら、次の5つは最低限そろえた方が良いでしょう。
- トレード資金（種銭）
- パソコン＆ネット環境
- FX口座
- チャートソフト
- トレードの技術とメンタル【重要】
それぞれ解説します！
2-1.トレード資金（種銭）
トレードで勝つための鉄則は、「余剰資金」で行うことです。
なぜなら、「お金のために絶対に勝たなければならない」と焦っていると、判断を誤り、ますます負ける悪循環に陥ってしまうからです。
負けが込んでパニックになり、取り返そうと家計の貯金を種銭に突っ込んで飛ばしてしまい離婚騒動に…なんてケースも珍しくありません。
心にゆとりを持ってトレードをするためには、「生活のために必要ないお金」で行いましょう。トレード資金を借金するなんて論外です！
同じ理由で、会社員でも他のビジネスをやるでも何でもいいので、トレード以外の収入の柱もあった方が良いでしょう。
ただし、このくらいの資金を投入するのは「安定して勝てるようになってから」の話。
初心者がいきなり大きな資金量でトレードするのは危険です！
2-2.パソコン＆ネット環境
トレーダーと言えば、大きなモニターを何台も並べたディーリングルームみたいなのをイメージされるかもしれません。
そこまでする必要はありませんが、パソコンはあった方が良いです。
当たり前ですが、安定したネット環境も必要ですね。
個人的には、スマホで「いつでも・どこでも」トレードができる環境は、トレード中毒になって逆に相場が見えなくなってしまうので、あまりおすすめしていません。
スマホだけで勝っているプロトレーダーもいるので一概には言えませんが、少なくとも初心者のうちはしっかり時間と場所を決めてトレードするのが良いと思います。
2-3.証券講座・FX口座
続いては証券会社またはFX会社に口座を作ります。
最近はオンラインで口座開設できるところがほとんどで、必要情報を入力したら免許証やマイナンバーカードなどをメールで添付するだけで申し込みできます。
不備がなければ1週間ほどで取引できるようになります。
2-4.チャートソフト
株や為替が「売り」か「買い」かの判断は、その瞬間の価格だけではできません。
- 過去にどんな値動きをしてきたのか
- 取引量（出来高）はどのくらいか
- 平均よりも売られているのか、買われているのか
などなど、値動きの記録である「チャート」を、「インジケーター」と呼ばれるツールを使って分析して、判断していきます。
この時に使うのがチャートソフトです。
チャートソフトやアプリは証券会社やFX会社からも提供されている他、「メタトレーダー4(MT4)」や過去のチャートを分析できる「フォレックステスター4」などが人気です。
2-5.トレードの技術とメンタル【重要】
そして最後が最も大事なのですが、「トレード技術」と「メンタル」が必要です。
実際、プロの金融トレーダーでもなんとなく感覚でやっていたらいつの間にか勝てるようになった人や、または天才肌の人も多いです。
ただ、そういう人たちは1回崩れると脆い、という弱点があります。
調子を崩した時に、自分がどうやって勝てていたのかが分からなくなってしまうのです。
また、どんな時でも型やルールを守れるメンタルも必要です。
勝って調子に乗ったり、負けてヤケになったりして、衝動的にいつもと違うトレードをしてしまうようではアマチュア。
3.勝ち続けるトレーダーになるには？
ここからは、トレードの超初心者がトレードで稼げるようになるための重要なマインドセットをお伝えします。
それがこの3つです。
- いきなり儲けようとしない
- トレード以外の仕事や日常を大事にする
- 稼いだその先の未来を考える
3-1.いきなり儲けようとしない
想像してみてください。
もしもあながた初めてギターを弾くとしたら、まだほとんど練習していないのに、いきなり大勢のお客さんの前で演奏するなんてことはしませんよね。
ステージの上に出ていっても、元々ほとんど弾けねい上に緊張して、何もできずに終わってしまうでしょう。
最初は基礎練習をして、突っかかるパートを繰り返し練習したり、知り合いの前で弾いてみたりと、技術や経験値を積み上げながら徐々に規模を大きくしていきますよね。
スポーツだって何だって同じです。
ところが、なぜかトレードとなるとみんな「やり方が分かればすぐに勝てる」と錯覚してしまいます。
FX口座にお金を入れて、スマホでぽちぽちやっていれば、簡単にお金が増やせる…と。
だから、いきなり資金を全部投入して大きく儲けようとするよりも、まずは「トレード技術を習得すること」が先なのです。
と言っても全部を覚える必要はなくて、「このパターンにはまれば勝てる！」という戦略を1つ作りましょう。
ギターでも、とりあえず1曲だけでも完璧に弾きこなせるようになったら、あとは曲数を増やすのはそんなに難しくありませんよね。
トレードも同じで、基礎基本を徹底的に反復練習し、1つだけでも戦略を使いこなせるようになれば、勝てる感覚がつかめます。
そして重要なのが、練習段階では儲けは置いといて、「最少の資金」でトレードすること！
3-2.トレード以外の仕事や日常を大事にする
もう一つ、
初心者トレーダーが失敗しがちなのは、トレードに夢中になって仕事や日常生活が疎かになってしまうことです。
- 仕事中でもチャートが気になってしょっちゅうスマホを見てしまう
- トレードのため部屋に引きこもり、家事や育児を放ったらかしにして家族と険悪になる
- 夜中までトレードしているせいで日中、居眠りしてしまう
- 他のことをしている時もチャートが気になってソワソワする
- トレードしていたら食事や風呂を忘れていた
こんなサインが出たらトレード中毒かも。
トレードを第一優先にしいると、値動きに一喜一憂し、振り回されてしまいます。
恋愛が第一優先な人よりも、「別にそこまで興味ない」っていう人の方がモテるのと一緒で、トレード以外の人生を充実させて元気でいた方が、たまにチャートを見た時にチャンスによく気づけるんですよね。
だからボクは専業トレーダーよりも、どちらかというと他のビジネスや仕事をメインにして副業トレーダーをやることをおすすめしています。
参考動画もぜひ見てみてください！
3-3.稼いだその先の未来を考える
- お金を気にせず、欲しいものを買えるようになりたい
- トレードだけで生活費を稼いで早く仕事を辞めたい
- 将来の不安がなくなるぐらいの貯金をしたい
トレードでお金を稼ぎたい理由は人それぞれで、何が良いとか悪いとかはありません。
ただ、自分のために使うお金は当たり前に稼げるようになって、さらにその先のことも考えて欲しいなと思います。
実際、自分や家族が生活していくためだけだったら、年収1000万円もあれば十分なんです。
タワーマンションとか海外旅行とかも最初は楽しいんですが、エレベーター待ちが長かったり、海外って不便なので疲れて帰ってきたりするので、すぐ飽きてしまいます。
じゃあ貯金はどうでしょうか。
スッカラカンだった人が100万円貯金ができたらハッピーかというと、そうでもなくて、今度は「貯金が減る恐怖」というのが出てきます。
だから次は、200万円、1000万円、1億…と、どこまでも貯金のラットレースが続いていくだけなんです。
ボクも1人でトレードしてお金だけあっても、生きてる意味が分からなくなって鬱々としていた闇の時期がありました。
でも、幸いにも仲間に恵まれて、本当の幸せや安心感は、人との繋がり、循環の中にあるんだと、気づくことができました。
だから今は、できるだけ、周りの人や世の中のためにお金を使うようにしています。
みんなが使う部屋を借りたり、マイクロバスを買ったり、うちで雇っている社員を応援したいお店や会社に派遣して手伝ったり。
みんなで映画上映会企画。
最近は「大学を作ろう」というプロジェクトも進めているので、お金はいくらでも欲しい。
だから、今はトレードの収益が月に数百万円のレベルですが、もっと桁を増やしていきたいし、ビジネスも規模を大きくしていかないとと思っています。
まずは自分を満たすことからで大丈夫ですが、その先があるということを見ていると稼ぐことに対して迷いがなくなり、「生活のため」という次元は当たり前に通り過ぎていけるはずです。
4.主婦トレーダーYukiさんの体験談
最後に、FXトレーダーでボクのコミュニティ「グランドセオリー」のメンバーでもあるYuki(@basketman0818)さんの体験談をご紹介します！
対談動画はこちら↓↓
5.まとめ
では、今回のまとめです。
トレーダーになるには、
- 金融機関のディーリング部門に就職する
- 自分で証券口座orFX口座を作ってトレードで稼ぐ
の2つの方法があります。
後者の個人トレーダーなら、「なる」だけなら誰でもなれますが、生活できるくらい稼ぐためには、ある程度の資金だけでなくトレードの技術とメンタルが必要です。
いきなり大きな資金で稼ごうとするのは死亡フラグなので、まずはFXの少額トレードで練習し、トータルで勝てるところを目指しましょう。
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知識がついたら、実践していくことが大切ということは、冒頭でもお伝えしました。
では、具体的にどんなことに取り組んでいけば良いのか？ ということを、
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ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります！
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P.P.S.
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為替・FXランキング
1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン（証券会社）や、SAアセット株式会社（ヘッジファンド）を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約４万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。
