どうも!FXトレーダーのみつしろです。
今回はエントリー時にやるだけでトレードの勝率、持久力が上がるだけでなく自分自身のトレードが上手くなる秘訣をお伝えしていきます!
というわけで今日は
- エントリー後の不安を解消するにはコレをすること!
- メンタルをコントロールするには?ロードオブザリングから人の本質を学ぶ
- 逆張りからのトレンドフォローを成功させるコツ
といったFXに欠かせない不安を取り除くための対処法や一時的な損益に惑わされない考え方を紹介します。
自分自身のトレードが上手くなるだけでなく、トレードを通じて自分自身の日常もアップトレンドになるようなお話をしていきますのでぜひご覧ください!
目次
1.エントリー後の相場の変動で損失を出してしまわないためのコツとは?
トレンドの途中でエントリーしたら逆行を食らって含み損を抱えてしまい不安に耐えきれず損切り…。皆さんもこのような経験、あるのではないでしょうか。
ボクから皆さんに伝えたい、エントリー時に必ずやってほしいこと。
それは「シナリオを立てる」ということです。自分がエントリーしてからのシナリオを立てるということがとても重要になります。
本来勝っていたはずのトレードなのに、一時的な含み損で不安になって損切りをしてしまったり、逆に利益が乗り始めたのに物凄く早い段階で利食いしてしまういわゆるチキン利食いなどをしてしまう…。
利益確定をしてから大きな値幅が出て、指をくわえてみているしかないという状況ですね。多くのトレーダーがかなりの頻度でこういうパターンにはまるのです。
だから本来であれば結構良い勝率が出ているはずがなぜか連敗してしまったり、ほとんど利益が積みあがらなくなったりして、いずれ大きな負けでトータルマイナスになってしまいます。
実はこういった壁にぶつかっているトレーダーは非常に多いのです。多くの方が何とか乗り越えよう・解決しようとしますが、その時に選ぶ手段を間違ってしまうのが原因です。
自分の失敗を手法のせいにしたり、時間足のせいにしたりはたまた通貨ペアのせいにしたりするのですが、本当の問題というのはシナリオがたてられていないということなのです。
それを想定していないがために本来勝てるはずのトレードも負けてしまう、大きな値幅が取れていたはずがチキン利食いで終わってしまうわけですね。
2.勝つ手法を知っているだけではダメ!『ロードオブザリング』の失敗談から学ぶポイント
少し映画の話をします。『ロードオブザリング』という映画の話なのですが、トレードをする上でのメンタルコントロールに非常に役立つことなのでぜひ聞いていただければと思います。
かなり有名な映画なので、見たことはないけど名前くらいは聞いたことがある、という方が大半なのではないでかと思います。この『ロードオブザリング』の中で「ゴラム」というキャラが出てくるのですね。「ゴラム」はとても醜いゴブリンみたいな姿をしています。
眼がむき出しでいかにも飛び出しそうな感じで、髪も薄くてモンスターのような見た目なのですが、もともとはホビットという種族で服も来てて髪も生えているまともな見た目をしていました。
かつてゴラムがホビットで、「スメアゴル」という名前だったとき、ホビットの村で友人である「デアゴル」と川で釣りをしていたのです。
そこで「デアゴル」は川に落ちてしまうのですが、川底にある金色に光る指輪を見つけ拾い上げます。実はこの指輪というのはロードオブザリングの中では「お金・権力・支配力」などの象徴で強力な魔力を秘めていました。
「スメアゴル」と「デアゴル」はその魔力にとらわれて指輪を自分のものにしたいという欲望にとりつかれてしまうのです。その後「スメアゴル」は友人の「デアゴル」を殺して指輪を奪ってしまうのですが、そこから「スメアゴル」の人生は狂っていきます。
現実も同じで、そういうものを目にしたり、触れた時に人は揺れ動いておかしな方向に行ってしまうのです。自分がコントロールできる一定ライン以上を超えると冷静な判断ができなくなってしまうわけです。
だからもう友人を殺すような恐ろしいことが二度の起こらないように指輪を絶対に誰の手にも届かないところへ捨てに行こう、というのが「ロードオブザリング」のあらすじです。
2-1.「ゴラム」と「スメアゴル」│初心者がエントリー後の損益で陥りやすい二面性を学ぶ
トレードでも同じことがいえます。指輪は一見ただの金属の輪っかなわけです。FXも本来はただの値動きの情報が集まったものですよね。
別にこちらが特に感応しなければ「ただ値動きが上下しているだけだよね」で終わるのですが、そこにお金や損益が絡んでくると人はそれを見てパニックになったりイライラしてしまうのです。
これが自分自身をコントロールでき領域を超えてしまった状態です。そうなるとどうなるかというと、人は正常な判断ができなくなります。
冒頭でお伝えした通り「本来だったら勝ちで終わるトレードを損切りで終わってしまう」「チキン利食いで終わってしまう」わけです。
まさに指輪に魅了されてしまったかのように、ボクらも一歩油断すると相場の値動きに翻弄されて呑まれてしまうのです。
ここがFXの恐ろしいところで、勝てる戦略をただ知っているだけではダメということなのですね。戦略以外にも、それを正しく使いこなすためのあらゆる工夫が必要になってきます。
「ゴラム」はロードオブザリングの中で二重人格という立ち位置で、常に「スメアゴル」だったときの従順な性格と、「ゴラム」の醜く悪い感じの性格の両極端が交互に出てくるのです。
光と闇で「ゴラム」は常に揺れ動いて葛藤しており、人間の両面性を象徴しています。
そしてこういったことはボクらの中にもあるということなのです。つまりポジティブとネガティブの両面がFXに対しても影響しているわけです。
3.エントリー後のシナリオは利益・損失の2パターンを想定するのがコツ
FXや普段の生活でも、時にはポジティブなことを思える日もあればとてもネガティブなこと考えてしまう日もあります。
それは生きている以上仕方のないことですが、何が大事かというとバランスなのです。毎日楽観的過ぎてその場しのぎなのもダメですし、ネガティブに考えすぎて物事が全然進まないのもダメですよね。
根拠のないポジティブさは事故やけがの原因になりますし、ネガティブすぎるのも自分の人生の可能性をすごく狭めてしまうわけです。
どちらかに偏りすぎるのは良くないので、常にその中間・中庸を心がける必要があります。
それによって初めて現実と理想が上手くかみ合っていくわけなのですが、これはFXトレードにおいてもまったく同じことがいえます。
トレードにおいてもボクらがついやってしまいがちなのは良いシナリオ、つまり思惑通りのシナリオだけを考えてしまうことです。もしくは逆に悲観的なシナリオだけを考えてしまう。
ネガティブなシナリオしか考えていないと少しの逆行ですぐに損切りしたくなってしまいます。一時的な戻しの波に耐えられないのです。
逆にポジティブなシナリオしか想定していないと、例えば「ある程度の含み益が出たので楽観視して放置していたら結局利食いのチャンスを逃してしまった…」ということが起きたりします。
こういった相場の様々なパターンがあることを考慮しないと、いくら優れた手法でも本来のトレード戦略が生かせないのです。ボクが推奨している「逆張りからのトレンドフォロー戦略」にもそれが当てはまります。
この手法は勝率もなかなかでエントリーシグナルや損切りポイントが明確です。だからそれほど迷わないはずなのですが、たまに「中々勝率が上がらない」「連敗してしまう」といった相談がきます。
これも同じことなのです。しっかりと両方のシナリオを毎回想定する、プラス・マイナスのシナリオを同じくらい考えて逆行や含み益どちらにも備えておけば、相場がどう傾いても冷静でいられるのです。
3-1.逆張りからのトレンドフォローで勝つ確率を上げるポイント
冷静でいられれば、本来のトレード戦略を最大限に生かすことができるので結果的に勝率が劇的に上がります。余計なことをせずに見守るということができるようになっていくわけです。
例えば、「逆張りからのトレンドフォロー」であれば、ある程度トレンドが出た後に転換していくところを取りに行く戦略なので、損切りラインが明確で思惑の方向に行った時の取れる値幅のポテンシャルは非常に大きいといえます。
リスク・リワードも1:2以上を確保できますし、損切りポイントも近く設定できます。そしてトレンド転換のポイントを狙うので、非常に勢いの出やすい理想的な戦略なのです。
ただ、非常に結果の良い手法なだけに、理想通りに行き過ぎるとプラスのシナリオしか想定しないようなことに陥ります。そうすると、「想定外の逆行が起こった時にパニックになり慌てて損切りしてしまう…」ということが考えられるわけです。
この時点で冷静でいられなくなってしまうので、負けを取り返そうとルールを無視したエントリーを繰り返し、小さな損失を重ねてしまいます。結果、ふたを開けてみるとトータルでマイナスになってしまうということが起きるのです。
ですから、今日から皆さんにぜひやっていただきたいのは、毎回両方のシナリオを想定して見守っていくということです。
「逆張りからのトレンドフォロー」をとにかく反復練習してパターンを頭に入れるという傍らで、逆に言ったときのシナリオや思惑通りに行った時のシナリオを想定しつつ見守るということをやってみて欲しいと思います。
そうすると冷静にチャートを見られる自分に気付いているはずです。余計なことをしなくなっている自分に気づくと、極端にポジティブやネガティブな感情に振り回されなくなっていきます。
逆に言うと、ネガティブになってまた極端にポジティブになるというのは人をどんどん疲弊させます。大きなエネルギーを消費してしまうので、冷静に考える力もなくなり判断を誤ってしまうのです。
そこから脱却するためには、常日頃から両方のシナリオを想定していくことですね。これはFXではなく日常にも当てはまります。
調子のよいときの自分だけを想定していたら、調子が悪くなった時に絶対に自己嫌悪になりますよね。「こんなはずじゃない…」「なんでできないんだ…」となって余計に復活が遅れます。
そうではなく、調子が良い日の自分もいれば、調子が悪い日の自分もいると最初から思っておくわけです。そうすると調子が悪いときなりの頑張り方ができるようになっていくのです。
それができると、速度は遅いにせよ前に進んでいるから本調子に戻るスピードも速くなります。結果的に物事を好転させるスピード、回転数がどんどん上がっていくのです。
世の中で「この人はすごい!」「ボクらとは違う」と思われている人も、何か特殊な能力をもともと持っているというよりは、そういった細かい工夫をしていることがほとんどなのです。
勝っているトレーダーや世の中の天才と呼ばれている人たちは、実は陰で相当地道な努力や工夫をやっているものなのです。それを外から見た時に、「天才」や「才能」と思われがちなのですが、実際はそうではないということです。
だからボクたちも少なくとも同じ方向に向かって努力はできます。やることを決めてしっかりと実行する、これが重要なのです。
もし今までしっかりとシナリオを立ててなかったという方はぜひ次回から立てて、その効果を体感して欲しいと思います。
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また、動画でも今回の内容を解説していますので、こちらもよろしければご覧ください。
4.まとめ
ボクが紹介する逆張りからのトレンドフォローを最大限に生かしてもらうために、エントリー時に心がけて欲しいことを紹介しました。
ポジティブなシナリオとネガティブなシナリオ、このプラスとマイナスの両方を想定しておくことで、予想外の相場の動きにも冷静でいられるようになります。
そうすれば自ずと対策も立てられるようになっていくので、きちんとした根拠を持ったトレードができるようになっていきます。
「トレンドは続いていたのに一時的な逆行で損切りしてしまった…」「同じところで反発したので怖くなって利確したらブレイクしていった…」という初心者が陥りやすいミスを圧倒的に少なくすることができるのです。
「ゴラム」と「スメアゴル」の話のように、ボクたちも二面性というものを持っています。
ポジティブなときもあればネガティブなときもある、そういう自分を理解することで相場でも冷静にいられるようになります。
今回お話ししたことをきちんと頭に入れて何度も練習する、それこそトレードが上達する一番の近道だとボクは思います。ぜひ毎回シナリオを立ててその効果を実感してみてください。
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。