どうも！FXトレーダーのみつしろです。
今回は「トレード手法だけでは絶対勝てない理由」というテーマでお話ししていきたいと思います。
今回の記事を読んでいただければ、「トレード手法だけでは絶対勝てない理由」というがわかります。
また、解決方法や負けないためにやるべきことも明確にわかります。
Youtubeでも発信していますので、こちらもぜひご覧ください！
目次
1.逆張りからのトレンドフォローを推す理由
逆張りからのトレンドフォローには、下記のメリットがあります！
- エントリーポイントがわかりやすいからどんな人でもとっつきやすい！
- トレードにおいて一番重要な「引きつける」ということ
- リスクリワードが最低でも「1：2」のポイントに厳選して勝負に行ける
つまり、逆張りからのトレンドフォローはトレンドの転換を取りにいく手法です！
トレンドが出た後に転換していくポイントがあって、ここが一番伸びるポイントです！
「損切りが非常に近いところで入れる」ということもメリットですね。
この手法について詳細はこちらです。
上記の理由からボクは推奨しますが、他に自分がやりやすいものがあるのであれば全然それでオッケーですよ。
なぜ、「自分がやりやすいものがあるのであれば全然それでいいか」というと、トレード手法を扱うのは結局自分。自分のコントロール次第だからなんですよね。
「トレード手法だけでは絶対勝てない理由」について、自分のコントロールを深掘りして説明します。
「自分をコントロールすることがなぜ大事なのか？」というのを次でお話しします。
2.トレードで勝つためには戦略が重要！
「自分をコントロールすることがなぜ大事なのか？」を説明するには、まず「戦略」から説明する必要があります。
戦略について一つ例を挙げて説明しますね。
最近、Amazonプライムで三国志を見ています。
『三国志 Three Kingdoms』という中国のドラマです。
皆さんもよくご存知かと思いますが、劉備玄徳と諸葛孔明が出てきます。
2-1.劉備玄徳
非常に徳の高い人格者の君主である劉備玄徳は、戦争が絶えない世の中をどうにか変えたいと思っていました。
この戦乱の世を平和の世の中にできないものか？という志を持っていました。
その志を実現するためには、優秀な軍師が必要だと考えていました。
軍師とは… 軍師（ぐんし）は、軍中において、軍を指揮する君主や将軍の戦略指揮を助ける職務を務める者のことである。
（引用：wikipedia）
理想を現実で作っていくためには、軍師とともに戦略を組み立てる必要があります。
そして自分の持ってるリソース、例えば兵力や食料、資金を配分して戦略を実行します。
優秀な軍師を探していたのですが、その時に名前が挙がったのが諸葛孔明だったんですね。
2-2.諸葛孔明
諸葛孔明は大変優秀な軍師ですが、世の中に絶望していました。
自分が仕えるべき君主はいない。
徳の高い素晴らしい人物はいない。
そのように絶望して山の中で隠居生活していました。
2-2-1.三顧の礼
劉備玄徳は諸葛孔明の噂を聞いて、是非とも自分の志のために必要だと思い会いに行きました。
諸葛孔明は何回か居留守を使うのですが、君主で目上の存在の劉備が何回居留守を使っても礼を尽くしてくれます。
これに心を打たれた諸葛孔明は劉備に仕えることを決意します。
有名な三顧の礼のエピソードですね。
みつしろの視点
この志を現実で実現していくためには諸葛孔明と作り上げる戦略が必要です。
これはトレードで勝つということとまったく同じです。
このように考えたときに、トレード戦略やトレード手法がどの位置にあるかイメージすることが大変重要になります。
3.志のピラミッドの仕組みとは？
トレード戦略やトレード手法がどの位置にあるかイメージすることが大変重要です。
このイメージをピラミッド図を用いて説明しますね。
3-1.ピラミッドの一段目は「志、ビジョン」
みなさんこのように考えていると思います。
トレードで勝てるようになりたい。
トレードでもっともっと自分も成長していきたい
このような思い、すなわち「志、ビジョン」が一段目になります。
志、ビジョンを実現するためには、まず何が必要でしょうか？
3-2.ピラミッドの二段目には「戦略」！
「志、ビジョン」を実現するためには「戦略」が必要です。
戦略の重要性は『三国志 Three Kingdoms』を例に挙げて説明しました。
「志、ビジョン」を現実に作っていくためには、自分の持っている資源や実行方法を具体的にしていく戦略が重要です。
ピラミッドの二段目には「戦略」が当てはまります。
では、トレード戦略を実現するには何が必要でしょうか？
3-3.ピラミッドの三段目は戦術・技術（やり方）
よく、戦略と戦術みたいなこと言われますよね！
戦略は勝ち方について大きな指針、戦術は勝ち方の具体的な指針というイメージです。
戦略に基づいた具体的な実行方法、それに当たって必要な「戦術や技術（やり方）」がピラミッドの三段目です。
戦略と戦術を支えるのは何が必要でしょうか？
3-4.四段目の「感情」が「戦略・戦術」を支える！
ここで「感情」が必要になります。
この感情は非常に重要なので、最下段の「健康・食」と一緒に、この後くわしく説明しますね。
3-5.最下段の「健康・食」は「感情」に繋がる
そしてピラミッドの最下段には、「健康や食」が感情を支えます。
過去のブログやYoutubeでも繰り返しお伝えしていますが、「健康や食」はトレードの基礎です。
１志・ビジョン
２戦略
３戦術・技術（やり方）
４感情
５健康・食
このようなピラミッドをイメージしてください。
4.多くの人がトレード手法だけで勝てない理由
多くの方が、「トレードをよし！やろう！」と決めた時に、ほとんどの場合ピラミッド三段目の戦術・技術（やり方）しか見ません。
戦術・技術（やり方）は、いわゆるトレード手法やトレードノウハウです。
このピラミッドの三段目しか見ないので100%うまくいきません。
なぜ、うまくいかないかを考えるためには、三段目だけではなくて、全て包括的に考える必要があります。
みつしろの視点
感情という土台の上に、戦術や技術、つまりトレード手法やノウハウが乗っかっている。
たとえば、勝てるトレード戦略やトレード手法があったとしても、それをうまく扱えるかどうか自分の器次第です。
自分の器の大きさを把握する必要があります。
自分の器によって、その戦略技術を扱える領域も決まる、ということです。
例えば、冒頭説明した「逆張りからのトレンドフォロー」は、ちゃんとシグナル通りに忠実に従えばそれなりにプラスが出せます。
しかし、どこかで大負けしちゃう時が来ます。それが感情がこじれて飲まれてしまったときなんですね。
この感情のコントロールについても説明します。
4-1.感情がコントロールできずにトレードで負けた例
感情がコントロールできずに負けた例から見てみましょう。
例：連勝していて欲が出てしまい、シグナルも何も出てないときに後1万円稼いだら今日の利益10万円になると思ってしまった。結果、一気に利益を吹っ飛ばしてしまった。
例：利食い（利益確定）できるのに、欲が出て利食いせずに放置したら逆に損してしまった。
例：特にシグナルがないのにロットを大きくしてしまい、損も大きくなってしまった。
例：1回損切りを行なったので、取り返したいって気持ちが強くなって追いかけトレードをやって吹っ飛ばしてしまった。
皆さん、このような経験はありませんか？
感情によって戦術・技術がうまく実行できないような状態に陥ることがトレードで勝てない理由です。
その他にも、このようなFXで勝てない人の典型的な行動パターンをまとめています。
5.トレードで負けないために感情をコントロールするには？
志・ビジョンのピラミッドによって、戦術・技術というトレード手法だけ見ていると感情によって負けてしまうことがわかりました。
それを防ぐためには、感情を支える健康・食を考えることが重要です。
ボクのyoutubeでは以前から健康・食の重要性を発信しています。
感情、それを支える健康・食はいわゆる日常です。
トレードで勝ち続けるためには日常こそが重要です。
なぜならば、日常の行動や生き方が、この戦術技術ひいては戦略そしてビジョンを支えるものだからです。
たとえば、日常で自分が感情的になることってありますよね。落ち込んだり感動的になったり怒ったり悲しんだりすること。
まずそういう感情が起こっている自分に気付きましょう。
そして日常で感情に飲まれないような自分になっていく訓練が必要です。
訓練をせずに、ただ戦略技術だけで勝とうとするとしっぺ返しを食らいます。
また、トレードの時間だけ感情をうまくコントロールしようとしても無理です。不可能です。
だからこそトレードしてる以外の時間、すなわち日常が大変重要になります。
日常の時間でいかに自分の感情に飲まれないようにしていく、地味な泥臭いトレーニングがトレードの勝率に確実に効いてきます。
ボクもジャンクフードばかり食べていた時期がありましたが、その時は体調崩したり、日中でも眠くなることや腹痛に悩まされたりしていました。
体調は、精神状態に非常に大きな影響を与えます。
5-1.砂糖の影響
他にも、ネガティブになりやすい時や失敗した時に落ち込みやすい時は、砂糖の取りすぎも考えられます。
白砂糖や糖分を取りすぎると血糖値が急激に上がるので感情の振り幅が大きくなります。
血糖値が急激に上がると人は興奮状態になります。その後糖分がきれるとドーンと血糖値も落ちます。
こういう時に人は感情的に落ち込みやすくなります。
トレードもそのような時は失敗を異様に引きずってしまったりとか、失敗を取り返そうとする感情に引っ張られてしまいます。
いわゆる、砂糖中毒のような状態です。
ここまでの理由から、実は健康だけでなく食も大変重要です。
6.日常とトレードの関係性
不安定な日常は自分の感情の起伏につながり、戦術技術がうまく扱えず、戦略も破綻して、結果ビジョンを達成できないということに繋がります。
ボクのメールマガジンではFX2.0という電子書籍をプレゼントしています。
FX2.9では日常とトレードの繋がりを深掘りしていまして、日常をどのように改善するとトレードも上達するのか解説しています。
読者の方からは毎日毎日たくさん感想頂きます。一部をご紹介します。
6−1.電子書籍読者の感想
「自分の日常から見直していく視点がありませんでした。目から鱗です！」
「トレードがうまくいかないのはトレードの技術や手法の問題だと思っていました。」
「失敗する理由は通貨ペアとかマーケットの問題だと誤解していました。」
案外、失敗するところというのは、皆さんが思うところと別にあります。
それは日常や生活にあります。
イメージですが、トレードという円形をイメージしてみてください。
トレードで勝とうとするとこのトレードの枠の中で試行錯誤されがちですが、
うまくいかない理由はこの枠の外にあったりします。
それがここでいう感情や健康・食です。
きちんと日常から正していくことによって戦術・技術が機能します。
そして戦略がしっかり機能することによって、最終的に志・ビジョンを実現するステップを構築します。
まとめ
トレードで勝つためには、戦術・技術だけを見ず日常から正していくことで感情をコントロールでき、ひいては志・ビジョンを達成できるようになります。
これが冒頭の「勝てるトレード手法って本当にあるのでしょうか？」という疑問に対して答えになります。
みつしろの視点
そしてこの器は日々の日常で出来上がるもの。
そこで突っかかってる場合はぜひ、日常から見直していただきたいと思います。
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知識がついたら、実践していくことが大切ということは、冒頭でもお伝えしました。
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ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
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P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン（証券会社）や、SAアセット株式会社（ヘッジファンド）を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約４万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。
