皆さんこんにちは！FXトレーダーのみつしろです。
ボクは今メルマガをやっていて「トレードの詳しい上達方法・政界情勢の読み方・僕のライフスタイル」といった内容を発信しています。
そのメルマガに宛てて「トレードで勝てるようになった」といった感想のメールや、色々な質問を頂くことがあるんですよ。
その質問の中で結構な割合を占める内容が、今回のテーマである「どうやったら手法ジプシーから抜け出せるか」というものなんですね。
ボクも最初は色々な手法に目移りしたので皆さんの気持ちが分かります…。
そこで、ここを見て頂いている皆さんのためにも「手法ジプシーを抜け出す方法」はもちろん「FXトレードにおける魔法のレシピ」も徹底的に解説していきます！
目次
1.手法ジプシーにハマっている限りFXトレードは絶対に上達しない！
冒頭から力んでしまいましたが、これはとても重要なことなんです。
手法ジプシーに陥ってしまうと、同じ失敗を繰り返しトータルプラスとはかけ離れていってしまいます。
もちろん、一時的に勝てることはあるかもしれません。
例えば、ボリンジャーバンドの手法を取り入れたとしましょう。
ボリンジャーバンドは「一定期間の終値を平均した『移動平均線』を基準として、そこから相場の振れ幅が一定の帯域(プラス2・マイナス2など)に差し掛かると売り買いをする」という手法で誰でも簡単に試すことができます。
この手法で一時的に勝つことは可能かもしれません…ただし、そのレンジ内を逸脱して急激にマイナス価格へブレイクアウトしてしまった場合はどうなるでしょう？
そのタイミングで買ってしまった場合、大きなダメージを受けてそれまでの利益なんて簡単に全部吹き飛んでしまいますよね。
そしてこのようなことは実際に起こり得ます。
そうすると、一時的に勝つことはできるけどトータルプラスを積み上げていくことは絶対にできません。
これはトレンドフォローの手法を取り入れた場合でも同じことがいえます。
この場合、トレンドが出ていればもちろん勝つことはできますよね。
トレンドを狙ってトレンドが出れば勝てる…これは当たり前のことです。
逆にトレンドが出ていない相場でトレンドフォローを行うと損切りになっていしまいますよね。
このように、どんな手法であっても一長一短がある中で「さまざまな手法を闇雲に繰り返す手法ジプシーは、トレード戦略の答えに行き着くことができない」ということです。
※ボリンジャーバンドを使って高勝率で勝てる手法を以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらの記事も見てみてくださいね！↓↓
1-1.そもそもFXにおける「手法ジプシー」とは
そもそもFXにおける「手法ジプシー」とは、どういった状態のことを指すのかここでおさらいをしておきましょう。
特にトレードをはじめたばかりの方にいえることですが、最初は色々な手法に目移りしてしまいます。
そして「ブレイクアウト戦略が…移動平均線が……ボリンジャーバンドが………RSIの数値が…………」といった具合に、目に入った手法を全部試してしまうんですよ。
そうすると次のような流れに陥ってしまいます。
2.手法ジプシーになってしまうカラクリ
まず、安易に「トレードで勝てる方法・トータルプラスで利益を出せるようになるか」ということを知るよりも「なぜ手法ジプシーになってしまうのか」というカラクリを、しっかり客観的に理解することのほうが千倍いや一万倍重要です！
「手法ジプシーになるカラクリ」を理解すれば、手法ジプシーになることを防ぐことができます。
しかも、それを防ぐと同時にどうやったらFXで勝てるようになるかが分かるんです。
この重要なカラクリについて、これから下記の項目で詳しく解説していきましょう。
2-1.手法ジプシーに陥ってしまう要因は「ショートカット思考」と「思考の矛盾」
手法ジプシーに陥ってしまう要因は「ショートカット思考」と「思考の矛盾」にあります。
これらの要因は難しい話ではなく、誰もが持つシンプルな思考からきています。
多くの人が「月数十万、数百万稼げるようになるぞ！」という意気込みをもって、トレードの世界に飛び込んできますよね。
そしていずれかのタイミングで、実際にトレードで大きな利益を上げている人を目の当たりにするわけです。
そうすると、次のような思考が自身の中で生まれます。
思考①自分もそうなりたい！トレードで大きく稼ぎたい！
思考②自分には無理かもしれない…
このスタートして間もない状態で、既にトレードで上手くいっている人をみてこの「羨望と諦め」ともいえる2つの感情を持つのは普通のことなんです。
極稀にこういった感情を持たない人も存在しますが、まぁそれは特別な才能を持った人といえるでしょう。
で、実際にトレードをやってみるとやっぱり壁にぶつかってしまいますよね。
その壁にぶつかった時に「自分には無理かもしれない…」という感情が大きくなり、そこで手法ジプシーに陥ってしまうんです。
2-1-1.「ショートカット思考」と「思考の矛盾」とは
では、なぜ「自分には無理かもしれない…」という感情が手法ジプシーに繋がるのでしょうか…
それはトレードの上達法に隠されています。
まず、今まで公開してきたボクの動画やブログでも毎回伝えていますが、トレードの上達法って実はすごくシンプルなんです。
いってしまえば「これをやればトレードが必ず上達する」という魔法のレシピがあるんですよ。
でも、最初はこの魔法のレシピでトレードが上達するとは思えないんですよ。
そうすると人は、信憑性を感じることができない「魔法のレシピ」を反復練習するよりも、もっと最短で簡単に勝ちをだせる方法を求めてしまうんです。
ここで、例として童話のシンデレラを想像してみましょう。
魔法使いが用意したカボチャの馬車に乗ることによって、見事なドレス・ガラスの靴に身を包むことができて、立派なお城で王子様と出会う…！
「これをやったら勝ち続けられる！」といった、自分が知らない魔法の手法を手に入れるシンデレラストリーを期待してしまうんですね。まさに、この「魔法使いやカボチャの馬車」を求めていることと同じなんです。
頭では「そんな物はない」と理解していても衝動的にそれを追い求めてしまう…この状態がここでいう「ショートカット思考」です。
「1億欲しいけど自分では1億稼げないな…でも宝くじに当たったら1億手に入るな」という感情と原理は同じですね。
ここでもう一度、壁にぶつかった時のことを振り返ってみましょう。
壁にぶつかった時に「自分ではゴールに行けない・自分では無理かもしれない」という、諦めの思考が生まれます。
しかし、それと同時に「自分もこうなりたい」という羨望の気持ちを持っているが故に「全ての困難をすっ飛ばして、最短でゴールに行きたい方法を探したい」というショートカット思考も生まれます。
この「自分ではゴールに行けない・最短でゴールに行きたい」という「思考の矛盾」が自分の頭の中にあった時に手法ジプシーになってしまうんです。
3.手法ジプシーを抜け出す唯一の方法
それでは、手法ジプシーを抜け出す唯一の方法について解説していきましょう。
結論、手法ジプシーから抜け出すには「ショートカット思考」に惑わされず「この方法でゴールにたどり着ける」という確信が必要です。
そのために重要なポイントを2点、下記項目で詳しく掘り下げていきますのでご覧ください。
3-1.未だ行ったことのない所に「行ける」という確信を持つ
人は高いゴールを設定した時に、実際そこに行くまでは「そのゴールに到達できる」とは本気で思えないんです。
これは、自分自身がそこに到達できていない以上、普通の感覚なんですね。
そこで重要になるのが、この「未だ行ったことのない所に行ける」という確信をもつことです。
これができればトレードの上達はすごく早くなります。
得てして、最短でトレードが上手くなる人は、この価値観・考え方が頭の中にしっかりとセットされているんです。
もちろん、読者の皆さんにも、この確信を持てるようにここで答えを解説してきます。
たとえばボクが大阪から東京に新幹線で行くとしましょう。
その際にボクは「本当に自分は東京に行けるんだろうか？」なんて思いません。
むしろ100％行けると確信しています。
では、なぜ100％確信できるのか…それはその間の工程、東京にたどり着くまでのプロセスを全て理解しているからなんです。
ボクに限らず「これから東京に行きます」という他の人に「あなたは東京に行けると確信していますか？」と尋ねても「当たり前です」という返答が返ってきますよね。
それでは、この「東京」を「トレードにおけるゴール・目標」と置き換えてみましょう。
そうすると「あなたはトレードで数十万円・週百万円稼ぐことができると確信していますか？」といった質問に内容が変わります。
この質問に対しては、移動の時と同様に「当たり前です」と誰しもが答えられるわけではありませんよね。
しかし、この2つの質問において「確信を持ったYes」の答えを導き出す仕組みは同じなんです。
つまり「ゴールに行くまでの一つ一つのプロセスをちゃんと理解して行動することができれば、そこにまだ行ってなくても『行ける』と確信が持てる」というわけです。
3-2.失敗の原因「勝てない人は勝てないことを積み重ねる」
前述の「未だ行ったことのないところに行ける確信を持つ」ためには、失敗の原因も把握しておく必要があります。
仮に、トレードを5年10年頑張っているけど勝てない人がいるとしますね。
そして、この努力もして頑張っているけど勝てない人の1日を見てみたとしましょう。
そうするとこの人は、1日24時間の中で「勝てないこと」をやっているんですよ。
勝てないことを積み重ねているから「勝てていない」という結果がフィードバックされているんですね。
要は原因と結果の法則です。
先ほどの東京へ移動するという例でいえば、東京に行きたいのに反対方面の新幹線に乗っても、絶対東京にたどり着かないですよね？
この「東京と反対方面に行くとたどり着かない」や「勝てないことを積み重ねると勝てなくなる」といった、移動や身近な感覚を例にすれば分かるんですけど、
FXトレードではこの感覚が分からなくなってしまうんですよ。
もちろんここでいう「勝てないこと」に手法ジプシーも含まれているわけです。
↓
【結果】勝てない
↓
【原因を理解する】手法ジプシーが勝てていない原因というプロセスを理解して本来のゴールである「勝ち」を目指すことができる
4.FXトレードにおける魔法のレシピは「原理原則を反復練習すること」
いよいよ、ここまで解説してきた、「手法ジプシー」にならないための「ショートカット思考ではない最短ルートで勝てる方法・ゴールにたどり着ける確信を得る方法」をについて革新部分をお伝えしていきます。
その魔法のレシピとは何か…
それは、ボクが研究してわかった「原理原則を反復練習すること」です。
シンプルですが、もうこれだけなんですよ。
「トレード上達に必要な原理原則がゴールに繋がっている」ということが理解できれば、遅かれ早かれ必ずゴールにたどり着くことができます。
むしろ、この考えを理解できた時点で8割はゴールに近づいたようなものです。
ボクが研究して発見したトレードにおける「原理原則」について、下記で詳しく解説していきます。
とにかくトータルプラスを出すための重要なポイントになるのでしっかりと把握しておきましょう。
4-1.FXトレードにおける原理原則とは
FXトレードにおける原理原則は以下の3点です。
- リスクリワード1:2
- トレンド転換を狙う
- 損切りが近い
これらはボクがいつもお伝えしていることで、難しいことではありません。
それぞれの詳細は次のとおりです。
4-1-1.リスクリワード
リスクリワードは、リスクリターンの比率が「1:2」以上であるということです。
つまり、利益幅2に対して損切りは1であるということですね。
【リスクリワードの例】
●損切り20pips
この比率をちゃんと守るということが原理原則の一つです
4-1-2.トレンド転換を狙う
トレンド転換を狙う理由は、伸びしろが一番あるからです。
トレンドが転換した初動が最も伸びるため「トレンド転換を狙う＝最も合理的で勝ちやすいところを狙う」ということになります。
逆にトレンドが出たあとに、最後のところを狙いに行くのはリスクが高いといえます。
4-1-3.損切りが近い
損切りが近いというのは、自分が背にする壁(損切りをするポイント)が近いということです。
要は、大きなリスクを背負わないということですね。
これはリスクリワードにも繋がるポイントといえますね。
4-2.ショートカット思考に囚われそうな時ほど反復練習を強化する
トレードの原理原則を反復練習する効果は「未だ到達していないゴールに行けるな」という感覚をつかめることです。
しかし、その感覚をつかむ前に「結果が出ないな…やっぱり他の方法もやってみよう」と他の手法を試してしまう…
これこそまさに手法ジプシーの入り口で、そのままズルズルと色々なことをやっているとゴールはいつまでたっても見えません。
ですので「『もっと楽に勝ちたいな…』というショートカット思考に囚われそうな時ほど反復練習を強化する」必要があります。
そしてトレードの原理原則である3つの条件が当てはまるトレード戦略が「逆張りからのトレンドフォロー戦略」です。
したがって「最も効率の良い反復練習＝『逆張りからのトレンドフォロー戦略』の反復」ということになります。
トレードで勝つための「型」や一つの手法を掘り下げるというポイントを解説しているこちらの記事も是非ご覧ください↓↓
4-3.世の中の天才は徹底的な反復練習を必ず行っている
世の中には「スポーツ・将棋・音楽」など、様々なジャンルで天才と呼ばれる優秀な人が沢山いますよね。
このような人たちも、必ずどこかの期間で徹底的な反復練習を行っています。
もちろん「最初から終わりまでずっと反復練習をやっている」というわけではないかもしれません。
しかし、そういった「徹底的な反復練習をただひたすらに積み重ねる」という期間は100％存在します。
つまり、それほど反復練習には効果があるということなんですよ。
ですので、最短で結果を出したいのであれば3ヵ月でも良いのでこの反復練習を試してみて下さい。
5.結論！最短で勝ちたいなら「逆張りからのトレンドフォロー戦略」
結論、最短で勝ちたいのであれば「逆張りからのトレンドフォロー戦略」を取り入れましょう。
逆張りからのトレンドフォロー戦略は、トレードで一番身につけなければいけない原理原則の3点を全て含んでいます。
したがって、逆張りからのトレンドフォロー戦略を反復練習するだけでトレードスキルがどんどん上がっていくんです。
その結果として、トータルプラスを出せる感覚を絶対につかめるようになります。
逆張りからのトレンドフォロー戦略は、そういう仕組みで完成された手法です。
ただし、それを信じられずに他の手法に目移りしてしまっては、同じところをグルグル回る羽目になってしまいます。
以上の点から、原理原則に立ち返ってそれをひたすらに繰り返すということを是非このタイミングで一度やってみて下さい！
逆張りからのトレンドフォローの詳しい手法は、記事下のボタンからボクのメールマガジンに登録するとすぐに無料で解説動画が届きます！
まとめ
今回は「FXトレードにおける失敗の原因『手法ジプシー』を抜け出す唯一の方法」についてお話ししてきました。
「最短で勝つためには反復練習が大事」など、とても重要な解説が沢山含まれていましたね。
そこで、ここまでの内容をおさらいも兼ねてまとめておきましょう。
- 手法ジプシーにハマっている限りFXトレードは上達しない
- 手法ジプシーに陥ってしまうカラクリ
- 手法ジプシーを抜け出す唯一の方法
- FXトレードにおける魔法のレシピは原理原則の反復練習
- 最短で勝ちたいなら「逆張りからのトレンドフォロー戦略」
手法ジプシーは、誰しもがそこに陥ってしまう可能性を秘めています。
そうならないためにもしっかりと本文の内容を把握して自身のトレード戦略に取り入れてくださいね。
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P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン（証券会社）や、SAアセット株式会社（ヘッジファンド）を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約４万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。
