こんにちは、FXトレーダーのみつしろです。
今回は、「マルチタイムフレーム」について、基本のやり方や便利な使い方を解説します。
というわけで今日は、
- マルチタイムフレームとは?
- 他の時間足を確認する3つのメリット
- マルチタイムフレームの基本のやり方
- 下位足を使ったエントリーのコツ
などを、トレード歴13年、12年間負けなしのみつしろが解説します。
読んで実践していただければ、きっとあなたの勝率も上がるはず!
それでは、マルチタイムフレームの基本から見ていきましょう。
「足」って何? という人は、ローソク足チャートの基本のページを先にチェックしてからお読みください↓
目次
1.マルチタイムフレームとは
マルチタイムフレームとは、同時に複数の時間足を見ることにより大きな流れと実際のエントリータイミングをバランスよく計っていくことを言います。
スイング、デイトレード、スキャルピング、どのトレードスタイルでも必須のスキルです。
1-1.色々な時間軸で見る
例えば、週足と日足、4時間足ではこんなに見え方が違います。
さらに、60分足、
15分足はこんな感じ。
1-2.マルチタイムフレームの例
1時間足でエントリーする場合
- 大きな流れを把握…最低限、4時間足と日足、場合によっては週足も見る
- エントリータイミング…30分足または15分足を見る
5分足でエントリーする場合
- 大きな流れを把握…15分、1時間、4時間、日足も見る
- エントリータイミング…3分足をチェック
2.マルチタイムフレームのメリット
- 相場の大きな流れがつかめる
- エントリーポイントを絞り込める
- 戦略の幅が広がる
それぞれ解説しましょう。
2-1.相場の大きな流れがつかめる
マルチタイムフレームの第一の目的は、相場の大きな流れをつかむこと。
カメラで遠くの鳥を写真に撮ろうとするとき、いきなり最大ズームにしてしまうと視野が狭くてどこに鳥がいるのか分かりませんよね。
最初は広く全体を見て、この辺りだなという場所に狙いを定めてから倍率を上げていくと上手に取れます。
トレードの場合は、日足や週足など上位足の流れが下位足にも影響していますので、上位足のトレンドには逆らわないことが重要です。
例えば、日足と4時間足で上昇トレンドの時に1時間足が下降しているからといって売りポジションを持つのは得策ではありません。
環境認識については、こちらの記事も参考にしてください↓↓
2-2.エントリーポイントを絞り込める
下位足を見るメリットは、エントリーポイントを絞り込めることです。
上位足で環境認識をして大きな流れが分かったら、今度は下位足でエントリーのタイミングを計ります。
エントリーする時間足か、場合によってはさらに一つ下の時間足でテクニカルパターンを探しましょう。
2-3.戦略の幅が広がる
色々な時間足を切り替えると、戦略の幅が広がるメリットもあります。
3.マルチタイムフレームのやり方・基本編
ここからは、実際のチャートを使ってマルチタイムフレームのやり方です。
こちらはボクが実際にやった豪ドル/米ドルのオーバーナイトのトレードです。2日間ほどホールドしていました。
この時、マルチタイムフレームを使ってどのように相場の方向性やエントリーのタイミングを見ていったのか、解説していきましょう。
ちなみに、チャートは最近はトレーディングビューで見ています。
トレーディングビューの紹介動画はこちら↓↓
3-1.週足&日足で大きな流れを見る
まずは週足を見ます。
これで大きな流れは「下」と確定しました。
すでにトレンドが出ているので、戻し売りが有効です。
3-2.4時間足以下でテクニカルサインを探す
続いて、4時間足でテクニカルサインを探していきます。
ずっと止められていたサポートのところでヘッドアンドショルダーが形成されていますね。
ヘッドアンドショルダー(三尊)についてはこちら↓↓
上に戻しきれなくなっているので、テクニカルからも「売り」の判断をしました。
パターンを確認した4時間足でそのまま入ってしまうのももちろんアリなのですが、もう一つ下の足に切り替えることで細かい値動きが分かるんですね。
動画でも解説しています↓
3-3.応用・押し目のないトレンドを拾うコツ
続いては応用編です。
「ダウ理論を基礎からエントリーポイントまでわかりやすく解説!」でも解説しましたが、エントリーするならエネルギーが充填されるポイントである「押し目」を狙いたいところ。
(ダウントレンドの場合は「戻し」を狙います。)
しかし、強いトレンドで一回押し目を拾い損ねると、なかなかエントリーのタイミングが見つからないことがあります。
例えば上のようなトレンド。方向性は出ていますが、待っていても入るタイミングはやってきません。
15分足に切り替えてみましょう。
どの足を見るかは特に決まりはありませんが、テクニカルのパターンが出たのが4時間足なら15分足くらいが合わせやすいかなと思います。
4時間足ではほぼ押し目がない状態でしたが、15分足だと結構拾えるところがありますね。
図で赤い丸がついているようなところに突っ込んでエントリーすると必ず引かされます。
そうではなくて、
下げてきて反転しそうなタイミングでロングを拾うのが理想。
動画での解説はこちら↓↓
4.マルチタイムフレーム分析の練習におすすめの手法
優位性のある手法という前提の上でですが、いろんなことを同時にあれこれ覚えようとするよりも、1つのことに全集中した方が成長が早くなります。
例えば、ギターでカッコいい曲を弾けるようになりたい!と思ったときも、同時に何曲もやるより1曲ずつ、もっと言えば、1つのフレーズだけを何回も何回も繰り返した方が覚えられますよね。
トレードも同じで、マルチタイムフレーム分析でも、エントリー、利食い、損切りなど1つ1つの動作でも、ある手法で完璧にできるようになれば他のものにも応用できます。
逆張りからのトレンドフォローは、デイトレでもスイングでも使えるトレンドフォロー戦略です。
勝率が7割以上と高く、エントリーのシグナルも分かりやすいので初心者にもおすすめ。
そして、日足から15分足まで、いろんな時間軸で有効なので、逆張りからのトレンドフォローのパターンを探していると自然とマルチタイムフレームの練習になりますよ。
逆張りからのトレンドフォローのやり方は、無料のメールマガジンに登録していただくと詳しい解説動画が見られるようになります。ぜひチェックしてください!
5.まとめ
- マルチタイムフレームとは、チャートを複数の時間軸に切り替えて分析すること。
- 上位足では相場の大きな流れ・方向性が、下位足ではチャートパターンや細かいエントリーポイントがわかる。
- 押し目や戻りのないトレンドのエントリータイミングを計るのにも。
- 色々な時間軸で有効な「逆張りからのトレンドフォロー」手法は、自然とマルチタイムフレーム分析の練習になる!
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。