どうも! FXトレーダーのみつしろです。
今回は、「ローソク足のヒゲ」の意味やシグナル、覚えておきたいチャートパターンを紹介します!
- ヒゲ付きローソク足の種類
- トンボ・トウバ(トンカチ)の意味とシグナル
- シグナルが強化される3つの条件とは?
など、トレーダー歴10年、9年間負けなしのみつしろが解説します。
- ローソク足について基礎から知りたい方はこちらを先に読んでください↓↓
目次
1.ローソク足の十字・トンボ・トウバとは?
特にヒゲの長いローソク足は、「十時線」「トンボ」「トウバ(トンカチ)」の3種類です。
1-1.十字線とは?
実体がほとんどない十時型のローソク足のことを「十時線(じゅうじせん)」と呼びます。
実体に長さがないということは、どういうことでしょうか?
始値(寄せ)と終値(引き)がほぼ同じ価格なので、十時線は別名「寄引同時線(読み方:よりひきどうじせん)」とも言います。
積極的に売買されたものの、「買いたい人」と「売りたい人」のバランスが拮抗しているときに十時線が出現します。
どちらかにちょっと傾けば、一転して、株価は大きく動き出す可能性がある状態。
寄引同時線の仲間でも、ヒゲが下だけに長い「トンボ」や上ヒゲの長い「トウバ」はちょっと意味が変わってきます。
1-2.トンボとは?
上ヒゲのない寄引同時線は「トンボ」と呼びます。
このローソク足の形から、どんな値動きが読み取れますか?
最後は上方向の勢いが付いているので「買いのサイン」となります。
トンボに近い形のロウソク足として、「下影陽線」と「下影陰線」(別名「スパイク」または「カラカサ」)があります。
実態がありますが、長い下ひげが特徴で下から押し戻す力が強い意味は同じです。
上昇の勢いの強さは、下影陽線 > トンボ >下影陰線 の順番になります。
1-3.トウバとは?
トンボを上下ひっくり返した、上ヒゲのある寄引同時線を「トウバ」と言います。
トウバは漢字で書くと塔婆。お墓の後ろに刺さっている木の札によく似た形です。
トウバはトンボの逆で「売りのサイン」です。
似た形に「上影陰線」「上影陽線」(別名「トンカチ」「スパイク」)があり、トウバとほぼ同じ意味です。
下落の勢いは 上影陰線 > トウバ > 上影陽線 の順。
十字・トンボ・塔婆などの用語についてより詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください!
2.ローソク足のシグナルが強化される3つの条件
ここまで見てきたトンボやトウバなどヒゲ付きのローソク足ですが、シグナルは100%ではありません。
例えば下ヒゲのカラカサが現れても、次でまた下落する可能性もあるわけです。
ヒゲのローソク足のシグナルが強化される条件は次の3つです。
- 明確なサポート・レジスタンスがある
- 節目の価格帯である
- 移動平均線に到達している
ヒゲのローソク足が出現したとき、このうちどれか1つでも良いですし、2つまたは3つ重なった場合はかなり強気で行って大丈夫です。
それぞれの条件について解説しましょう。
2-1.明確なサポートとレジスタンスがあるかどうか
上昇が何回も止められている高値の点をつないでできる水平線のことを「レジスタンスライン(抵抗線)」、下落が何度も止められている安値をつないでできる水平線のことを「サポートライン(支持線)」と呼びます。
サポ・レジ付近ではまた上昇・下落が止められる可能性もありますが、ラインを抜けてブレークする可能性ももちろんあります。
ここにヒゲのローソク足が登場すると、ブレークせずに反発する可能性が高いことがわかります。
例えば、ずっと下落が続いた底値近辺で、下ヒゲがサポートラインに触れてまた上げてカラカサまたはトンボが出たら、そのまま上昇しやすくなります。
なので、どちらかというと、下ヒゲのローソク足が出てきたらサポートがあるか確認するというよりも、「サポートラインを見つけたら下ヒゲが出現するかどうか目を光らせる」という感覚です。
2-2.節目の価格帯がある
サポート・レジスタンスと似た役割を果たすのが、「100、105、110などの節目となる価格帯」です。
細かいところだと、「104.50」など「コンマ50」の価格も節目になりやすいところです。
買う人が多ければ価格は上がり、売る人が多ければ価格が下がります。
値動きの流れを読むには、市場に参加しているトレーダーがどこで決済しようとしているのかの心理が分かれば良いのです。
2-3.移動平均線(MA)にヒゲが到達しているか
最後が、移動平均線(MA)に到達していることです。
ほら!
移動平均線(ムービングアベレージ、MA)とは、一定期間の終値の平均値を表したテクニカル指標のこと。
移動平均線もまた、サポート・レジスタンスの役割を果たすことがあります。
例えば上の画像では米ドル/円の日足と200日のMAですが、下ひげの長い陽線がMAに重なったところで大きく上昇に転じていますね。
その手前にもトンボは出てますけど、ちょっと上げてまた下がっているのが分かります。
「皆が注目しているライン」を見ることが重要なので、日足なら、MAは100日か200日などオーソドックスな期間で表示するのが良いでしょう。
3. ローソク足のヒゲ分析・まとめ
では、今回のまとめです。
- 長い下ヒゲのローソク足、トンボ・カラカサが底値で出てきたら買いシグナル
- 長い上ヒゲのローソク足、トウバ・トンカチが高値で出てきたら売りシグナル
- サポート・レジスタンス、節目の価格、MAの付近に出現すると反発の可能性は高まる
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。