どうも！FXトレーダーのみつしろです。
今回は、勝ち続けるための5つの鉄則について話していきたいと思います。
特に初心者トレーダーの方は必見なので、是非ご覧下さい！
勝ち続けるための５つの鉄則は以下の通りです。
- 利益を気にしない
- その時の理解を求めない
- ノイズを排除する
- まずは１つの手法を極めよう
- 長期的視点を持つ
これらのことを、トレーダー歴13年、12年間負けなしのみつしろが1つ1つ丁寧に解説していきます！
今日話したいことは、ボクがトレード初心者だった時に知っておきたかった5つのことです。
もし当時この5つのことを知っていたら、もっと上達が早かったのではないか、遠回りすることもなかったのではないかと思える内容になっています。
この5つのことを知らなかったが為に、めちゃくちゃエネルギーと時間とお金を掛けてきたなと思います。
ボクが仮に今、過去に戻れるとしたら絶対に伝えるという厳選した内容になるので、楽しみに読み進めて下さいね！
そして、是非それを早速今日から取り入れてもらって、ボクよりもはるかに早いスピードで上達していってもらえたらと思います。
目次
その1.利益を気にしない
まず１つ目です。
利益を気にしないということです。
トレードは利益を出すためにやるものなので、利益を気にしなかったらやる意味がないと思うかもしれません。
しかし、実はそこが落とし穴だったりするわけです。
トレードは正直、簡単に始められますよね。
口座を開設すれば誰でも最短で今日から始められてしまいます。
ここがトレードの良いところでもあり、落とし穴でもあるわけです。
例えば、料理の世界で板前になろうと思ったら、まずはどこかの店に弟子入りして、そこの厨房で料理を作らせてもらうまでに泥臭いことをやりながら、5年10年にしてようやく料理を作らせてもらえるようになり、そしてその後にようやく自分の店を持てるようになるというように厳しい世界なのです。
トレードとは違い、スタートラインに立つまでがすごく難しい世界です。
誰でも始められてしまう＝誰でもすぐに結果が出るというわけではありません。
しかし、簡単にできてしまうからこそ、すぐにできるような気がしてしまう。
そして、色々な情報が出回っているので、ビギナーズラックで勝ててしまったりするのです。
そこで味をしめて「簡単じゃん♪」と思ってやってみたら、口座の資金を全部吹っ飛ばすということが起こるわけです。
トレードにおいて、どこに視点を置くのかということがとても重要になります。
例えば、自分の欠点ばかりに目が行ってしまう人は中々セルフイメージが上がりませんよね。
良いことがあったとしても、「どうせ自分はできないな」という視点は人生や日々の言動に影響を与えます。
精神論や心の中頭の中で考えていることだけではなく、自分の欠点しか見えないという視点は現実にかなりの影響を及ぼすことになります。
反対に、悪いところと同時に良いところも見れる、認めていけるという視点を持っている人がいるとしたら、5年10年というスパンになった時に、自分の欠点ばかりに目が行ってしまう人と比べて全く違うところにいると思いませんか？
このようにどこに焦点を置くのかということはとても重要なのです。
とは言ってもトレードを始めた時は利益がほしいと思ってしまいますよね。
しかし、9割の人が負けると考えた時にその9割の人と同じ思考を持っていたらやっぱりそっちに巻き込まれてしまうのです。
だからこそ逆の発想が必要で、最初は利益は気にせず、とにかく小さく始めることが重要だということです。
その小さな資金の中で、例えば1回のトレードで1000円の利益、3000円の利益でもいいじゃないですか。
別に関係ないのです。
それが3000円だろうが、30万だろうが300万だろうがどうでも良いのです。
それよりもどのようにその利益を得たのかという方が1億倍大事です。
トレードでは、どんなに良いセットアップ、良い地合が整っていたとしても損切りになることはあります。
逆に、エントリーしない方が良い場面であったとしても、たまたま勝ててしまうこともあるのです。
だから金額ではないし、利益ではないのです、大事なことは。
結局トレードは一発で数百万稼いだとしても、それを継続していくことができなければ何の意味もありません。
だから、大切なのは利益を追求するのではなく、そこに至るまでのプロセスが重要なのです。
どのようなセットアップでエントリーするのか、どこにターゲットを置いて、どこに損切りを置いて、どういう条件でエントリーするのか、その型を徹底的に練習することが大事なのです。
これについては後ほど詳しく説明しますね。
１つの型を少ない資金でまずは繰り返し繰り返し練習していくことによって、正しい型を身に付けていくことができるわけです。
そして正しい型が身に付いた段階で、ようやく資金を上げていったら良いのです。
最初は数千円、数百円の利益でも全然良いのです。
むしろ、まずはしっかりと基礎基本を身に付けていくことの方が重要です。
当時のボクはすごく利益を出したい、早く結果を出したいという思いが強かったです。
でもそれをやればやるほど、空回りしていましたね。
そして勝てるための情報をひたすら追いかけて追いかけて、表面だけをすくうということを繰り返した結果、全然深まりませんでした。
一つ一つが深まらないから分からないのです。
だから、勘でやってしまう。
何となくの気分・感情で、その時のノリでトレードをしてしまう。
そしてその1回1回の行動が全く蓄積にならない。
それが自分の経験値にならない、つまり血肉にならないのです。
無駄なことばかりして、エネルギーの浪費ばかりやってしまっていて、一時期、全然前に進んでいるという感覚がありませんでした。
でも、「あーこれ違うな」と思い、まずは土台を作る、基礎基本を作るということが大事だと気付いてから一気に伸びていったという経験があります。
だからまず一つ目は利益を気にしない。
小さく始めるということが重要です。
その2.理解・納得を簡単に求めない
では2つ目です。
これもかなり重要です。
分からないことが出てきた時に簡単に理解を求めないということです。
例えば、今は色んな情報がありますよね。
ボクもオウンドメディア、Youtube、ブログでで色々な情報を発信しています。
そのような情報を見ていった時に、理解できないことがあると思います。
トレード戦略にしても、なぜこのパターンなのか、なぜこれを反復練習するのだろうとか、色々と分からないことが出てくると思います。
人は分からないことを全部理解しようとしたり、納得しようとしたりします。
しかし人は、それができなかった時、できないならやらないとなるのです。
今の自分の持っている知識、感覚、価値観の中において納得できるものでなければやりませんとなってしまうのです。
当時のボクもそうでした。
しかし、それをやると結局、自分の枠の中での生き方しかできなくなってしまうのです。
自分の枠の中に持っている経験値や情報、そういったものでトレードで今勝てないのであれば、大事なことはその枠から出ることですよね。
しかし、その枠を出る時に邪魔をするのが、理解や納得なのです。
今の自分の知識、経験値、価値観で理解・納得できるものしかやらないのであれば、いつまでも枠の中に囚われ続けることになってしまいます。
だから、色々な知識が増えていっても行動が変わらなければ、そのまま5年、6年、7年トレードをやっていてもマイナスから抜け出せない人はいます。
ボクは5年、6年負け続けたみたいにはならなかったですが、その一つの要因は当時の自分の知識だったり、経験だったりに過信せず、自分は本当に知らないからとにかく分かる人に教わろう、そしてその時に言われたことを100%理解できなかったとしても、納得できないことがあったとしても、とにかくやり続けること、それを素直に実践することをやっていったからだと思います。
とにかく素直にやり続けたからこそ道が開けたのだと思います。
これは、トレードだけの話ではないですよね。
スポーツでもそうですし、受験勉強でも同じだと思います。
ボクは受験生と関わることもしばしばあるのですが、受験勉強で成績が急激に上がる子と上がらない子の決定的な違いが何かというと、塾の先生が教えた勉強法を素直にやるかどうかです。
とにかくオープンになること、いい意味でアホになることが重要です。
アホになれば、よく分からなくてもとりあえずやろうってなるじゃないですか。
という開き直り、アホさが重要なのです。
つまり、とにかく理解・納得を簡単に求めないという姿勢が重要です。
これは上手くいかなかった時もそうです。
トレードは最初から上手くいかないですよね。
勉強も必要ですし、練習も必要なので、いきなり最初から結果は出ません。
上手くいかなくても、「なんで上手くいかないんだろう」「なぜなんだ」というその理由を求めず、とにかく続けていくことが重要です。
とにかく続けていき、気付いたら自分の枠を超えられているのです。
その瞬間を何度も経ていったとき、自分の見える視点がどんどん広がっていって、できなかったことができるようになっていきます。
その3.ノイズを排除する
ここでいうノイズはマーケットのノイズではなく、情報のノイズです。
つまり、ノイズを排除するとは情報のノイズを排除するということです。
このことは行動経済学などでも立証されている話なのですが、人は情報過多になるとIQが下がります。
1番安易な選択を取り始めるのです。
これは以前ボクが読んだ行動経済学の本に載っていた実験の話なのですが、スーパーで「オススメの商品はコレです」と勧めたら、大体みんな買うらしいのですが、これは選択肢が1つなので迷わないからということです。
しかしこの選択肢が7つ8つ、10になってくると、人は買わないという選択をとるのです。
このように情報が多すぎるということはマイナスに働くのです。
もちろん最初のうちは色々と勉強していくことは構いません。
ただし、ずっとそれをやっているとオーバーフローになります。
なので、情報というのは絞っていくことが重要です。
ボクもいろいろな情報や手法を勉強しましたが、少しずつそぎ落としていきました。
「これだけをやっていこう」と決めてから方向性が定まり、やった分だけ何かしらのフィードバックが来るようになりました。
そしてそれを改善して、また実践しての繰り返しで、明らかに上達のスピードは変わっていった経験があります。
まずは情報源を決めるということが非常に重要となります。
それだけで使うエネルギーが良い意味で減ります。
無駄遣いしなくなるということですね。
そうするとリソースが余るじゃないですか。
それが閃きであったり、自己規律を維持することや、感情をコントロールするなど、そういったところに余剰のエネルギーを回せるようになっていき、上達のスピードが速くなるのです。
では4つ目にいきましょう！
その4.まずは一つの手法を極めよう
まずは1つの手法を極めようということです。
初心者の時はどうしても勝てそうな手法を片っ端からやってしまういますよね。
いろいろな手法に手を出してしまうことによって結局何も身に付いてなかったということが起きてしまいます。
まずは知識なり、情報なり、型をダウンロードしますよね。
次にインストールしないといけないのです。
つまり、使える状態まで落とし込むということです。
その時に有効な手段が反復練習なのです。
反復練習は色々なものを反復してもダメで、1つに絞らなければいけません。
1つに絞り、それを徹底的に反復練習していく、そうして一つを突き詰めていった時、どこかのタイミングでバーンと道が開けるのです。
「自分がやっていたことは、実はこの戦略とも繋がるよね。でもこっちの場面でも使えるようね」という応用、発展を効かせらられうようになっていくのです。
応用、発展というのは色々なものを同時に勉強すれば手に入るものではなく、実は逆で、1つを突き詰めていった先に応用、発展があるのです。
『鬼滅の刃』から学ぶ1つの型を極め抜く
最近、『鬼滅の刃』という漫画にすごくハマってるのですが、この漫画は2019年にかなりヒットした漫画で、今も大人気ですよね！
そこで、善逸というキャラクターが出てくるのですが、主人公の炭治郎と一緒に鬼を倒していく仲間です。
その善逸がすごく大事なことを教えてくれているので紹介しますね。
©吾峠呼世晴/集英社
この善逸というキャラクターは技が1つしかできません。
他のキャラクターは様々な技のバリエーションがあるのですが、善逸に関しては雷の技には6つの型があるのですが、そのうちの1つしかできないのです。
でも、その1つの技がとても強いのです。
しかも、怖がりで泣き虫なのですが、技を出す時だけメンタルが安定するという謎の性質を持っています。
気絶したり、眠った時にめちゃくちゃ強くなるという面白いキャラクターです。
この善逸はとにかくひたすら1つの技をずっと突き詰めていったのです。
1つの型をひたすら極めていきました。
一点突破したことによってその1つの技を通じて、いろいろな応用を利かせられるようになっていったのです。
最初は愚直に1つの技をやっていたのですが、途中からこの技を基盤にいろいろな攻撃を仕掛けられるようになっていき、そこから更に強くなっていきました。
そこで勝つ感覚を会得していったのです。
そして何よりも、怖がりで泣き虫の善逸が技を出す時にメンタルが安定するというのが、また重要なポイントです。
1つを突き詰めていくと、その型が体に染み込んでいくのです。
頭で考えなくてもできるような状態になるということで、それが自分の原点となるのです。
つまり、立ち返る場所になるというわけです。
型を極めていくと感情的になったり、ちょっと違うことやってるってなった時に、ズレていることに気づけるようになっていきます。
そして、戻らないといけないという時に、自分の型に立ち返ることによって軌道修正を自分自身でできるようになっていくのです。
つまり、大きくやらかしてしまいそうな時に、自分自身でそのことに気付き、元に戻すことができるようになるということです。
このような細かな軌道修正ができるようになるということが、勝ち続けるトレーダーの特徴だとボクは思っています。
勝っている人も負けている人もやっていることに大きな違いはないと思います。
しかし、この軌道修正力があるかないかということが大きな差を生むのです。
一見小さく見える差が、めちゃめちゃ大きな違いを生むのです。
みつしろ流「壱の型」は逆張りからのトレンドフォローです。
以前からずっと動画でお伝えしていますが、ボク流の「壱の型」は逆張りからのトレンドフォローです。
この逆張りからのトレンドフォローは、1つの型を極めていくことによってトレードにおいて重要な要素を全てインストールすることができるという究極系なのです。
逆張りからのトレンドフォローとはトレンド転換の初動をつかむトレード戦略です。
一応、ショート限定のトレンドフォロー戦略なのですが、エントリーのタイミングでは、まだ方向が定まりきっていないところでエントリーします。
そのため一見、パッと見ると迷ってしまうような場面でエントリーしていくのが、逆張りからのトレンドフォローという戦略です。
実はそこに優位性があるのですよね。
別の記事で優位性とは「偏り」であると説明しているのですが、もし優位性について詳しく知りたい場合は下の記事も合わせて読んでみて下さいね！
それでは話を戻します。
まずは逆張りからのトレンドフォローについて簡単に説明しますね。
アップトレンドで、揉み始めました。
そこからまた上に行くのではないか、でも下に行く可能性もあるなという分岐点のところでエントリーをして、転換の下落を取りにいくやり方です。
ここにトレードで必要な要素が全て詰まっています。
この戦略を突き詰めていけば、相場のことがかなり分かるようになります。
どのような時にダマシが起こるのか、どのような時にトレンドが出るのかという相場の原理原則が感覚的に分かるようになってくることがこの戦略のすごいところです。
この『鬼滅の刃』ならぬ、みつしろ流「壱の型」を何度も何度も反復していくことによって、トレードで勝ち続けるための型が頭で考えずとも体で覚えられるようになっていくということです。
頭で考えるのではなく、体で型を通じて覚えていくということが重要なのです。
逆張りからのトレンドフォローのメリット
この逆張りからのトレンドフォローは日足、4時間足、１時間足、15分足までの時間足で使えるということです。
つまり、同じ型を通じてスウィングトレードもデイトレードもできるということです。
時間軸を超えたトレードが一つの型を通じて身に付き、一点突破するのに最も最適な手法です。
この一つの型を反復していくことによって、単にメンタルが安定するというのでなく、メンタルが安定し続けるトレードが自然とできるようになっていくのです。
メンタルが安定するトレードが何かというと、まずは「引きつける」ということです。
徹底的に引きつけて、１番リスクリワードが良いポイントでエントリーする。
つまり、損切りの幅に対して、取れる利益の幅の可能性が倍以上ということです。
リスクリワードが２対１ということですね。
もちろん損切りになることはあります。
でもその分利益になった時に損切りをはるかに上回るような利幅が取れるというトレードを繰り返していくと自信が生まれてきますよね。
これを繰り返していけばプラスになるという感覚が掴めるようになっていき、自然とそれができるようになっていくのです。
なぜ自然とできるようになるのか、それはそちらの方が得ということを脳が覚え始めるからです。
体が分かるようになっていくからです。
しかし、普通の感覚でトレードをすると逆のことをしてしまうのです。
人間の脳は本能的にそのようにプログラムされています。
だからこそ、その逆の型をインストールしなければいけないのです。
しかし皆、その基礎基本をすっ飛ばしていきなり勝とうとしてしまうから、頭では分かっていても逆のことをやってしまうということです。
だからこそ、まずは一つの型を通じて正しい動き動作というものを身に付けていく必要があります。
トレードの練習をする、トレーニングするとはそういうことなのです。
他にも色々なメリットがあります。
その一つがリスク分散になるということです。
色々な時間足、スイングもデイトレも一つの型を通じてできるので、時間軸を分散させるだけでリスク分散になります。
大きな流れを狙っていくこともできるし、短期的な戻りを狙うこともでき、それを複数組み合わせることによって、リスクが分散されていきます。
また、先ほど言った、引きつけてエントリーするというトレードの最も大事な基礎基本がこの型を通じてきちんと身に付き、しっかりと狙っていけば勝率も七割と高いこともメリットの一つです。
そして為替だけじゃなく、株価指数、金などいろいろな市場で使うことができる手法です。
また、一度で取れる利幅が大きいのでロットをそこまで上げなくてもよいのです。
更に、シグナルが分かりやすく、テクニカル形成が誰でも見分けが付くように作ってあります。
このように様々なメリットが挙げられます。
トレード初心者の方、特にこれからきちんとした型を身に付けていくという人にオススメです。
逆に変な癖が付いてしまっている人はそれを矯正するためにこの1つに絞って反復練習してほしいなと思います。
そうすれば、悪い癖が矯正されていきます。
逆張りからのトレンドフォローの解説動画はメルマガ登録してもらうとすぐに届くので是非そちらを見てもらいたいなと思います。
この記事の下で詳しく説明しているので、チェックして下さいね！
その5.長期的視点を持つ
最後の5つ目は長期的視点を持つということです。
トレードを始めて1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月ではまだまだ安定しません。
それを半年、1年と続けていき、失敗しながらも、しっかりとその失敗を受け止め、向き合って、もう一度きちんとやろうと仕切り直して継続していくことが何よりも重要なことなのです。
常に長期的な視点に立つことが重要なので、目先のことが上手くいかなかったとしても、その時期にエネルギーを溜め、上がったと思ったら下がって、また上がったと思ったら、また下がって、時にはどんどん下がってしまうこともあるけれど、最後には上がっていくというものなのです。
だから、上手くいかない時期は溜めている時期なんだと思うことが大切です。
今このきつい時期はその後、高く飛ぶためだということを常に自分に言い聞かせてください。
だから大丈夫、焦らなくて良いのです。
焦りが何よりも天敵です。
焦るとエネルギーは漏れていき、IQは下がります。
これも行動経済学で立証されている話ですが、時間がないと焦っているている人は著しくパフォーマンスが下がります。
つまり、焦っても何も良いことはないということです。
焦るとトレードもルールを守らなくなるじゃないですか。
目先の美味しそうな場面に飛び乗ってしまい、そしてやられますよね。
とにかく長期的な視点に立ち続けることが大事なのです。
そうすれば、目の前で起こる出来事にあまり一喜一憂しなくなります。
長期的な視点に立ち続けられれば、たとえ失敗したとしても、それも必要な経験、そこから何が学べるだろう、どうすれば同じ失敗をしないように工夫できるだろうかなど、プラスに変換していくことができるのです。
自分の人生の中でトレードが何割かを占めていると思いますが、トレードでできないことをトレードだけで改善しようするのはほぼ不可能です。
つまり、トレードだけを上手くしようという発想を持ってしまうと落とし穴にハマってしまいます。
そうではなく、思考や習慣、お金に対する価値観など、そもそも人生・生き方・生き様というのは、全てトレードに出ます。
例えば、待てない、ルールが守れない、パニックになってしまうなど、それば全て、トレードだけで起こるのではなく、必ずトレード以外の日常でも起きていることなのです。
フラクタルなので、1つの問題というのは、あらゆる日常の場面で姿形を変えて出てくるのです。
一見別の問題に見えても根っこは同じなのです。
だから表層のところだけを少しいじっても、根本が変わらなければ、結局は上手くいかないということです。
そのような意味でも長期的な視点は必要なのです。
そして、ボクが常々言っているのは、トレードが上手くなりたければ、トレード以外の日常を見直していきましょうということです。
例えば、気付いたら色んなインディケーターを沢山載せててチャートがカオスな状態になっている人もいると思います。
ボクも昔そのようなチャートを使ってました。(苦笑)
そういう人は部屋を散らかす癖があります。
掃除できない、片付けられないのでどんどん乱雑になっていきます。
チャートもどんどん乱雑になっていき、色んなトレンドラインを引き始め、秩序がなくなっていくのです。
当然、チャート上でそうならないように心がけますが、そもそも、そのような生き方になってしまっているので、そこから改善していく必要があるのです。
ではどこから改善していけばいいのかというと掃除から始めれば良いのです。
使ったら元に戻す。
散らかしたらその都度片付ける。
仕切り直す。
汚れたらきちんと綺麗にするということをとにかくやり続けることによって、乱雑になっていくことを防ぐことができ、秩序ある状態に戻すことができる、仕切り直すことができるのです。
このような生き方をしていけば、トレードも含めて色々な場面で自然とそれが出てくるようになります。
他の例を挙げると、不都合なことに蓋をしてしまうとか、後回しにしてしまうとか、やると決めたことをやらないとかも、全て日常で出ているはずです。
ボクもそうでしたし、今でもまだまだできていないことは沢山あります。
でも、そのようなことを日常の中で、自分が乗り越えていった方が良い課題なのだと向き合い、ポジティブにチャレンジをしていってます。
そういうことを乗り越えていく度に人間関係がどんどん良くなっていったり、仕事のパフォーマンスが上がっていき、収入の桁が20倍くらいに跳ね上がったり、色々な人から応援されるようになったりしました。
そしてトレードも前よりも上手く行き始め、トレードを行なう時間は減っているけど、収益は上がっていくという相乗効果でトレードも含めて人生全体が上がっていくということこそ、本当のトレード上達だとボクは思っています。
仮にトレードだけ上手くいってもそれは長続きするものではありません。
日常がぐちゃぐちゃめちゃくちゃでトレードだけ上手くいっているというのは、どこかでしっぺ返しがきてしまうものです。
そのような意味でも長期的な視点を持ち、冷静になって仕切り直せるかどうかです。
毎回毎回そのようにできるかどうかです。
そして、それをひたすら続けていった時に、あり得ないような飛躍が起きるのです。
これは本当に不思議なことで、突然チャートが格段に読めるようになったり、エントリーの精度が劇的にあがったりということが起きるのです。
自分ではその変化に中々気付きませんが、振り返ってみると変わっていたんだと分かるのです。
もしボクが過去に戻れるなら、駆け出しの頃のボクにひたすらこの5つのことを言います。
そうすれば、ボクはもっと早く上達していたんではないかと思うからです。
とにかくその日その日を全力でやっていく、問題やテーマから逃げずに向き合っていくというその生き方・生き様が全てトレードに出ます。
これを一日一生と言います。
一日が一生であるかのように、今日という日が最後であるかのように生ききるということです。
これは特別なことではなく、昔の日本人は皆やっていたことだったのです。
それを武士道とも言います。
「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」というのはどういう意味かというと、その日死んでも良いと思うくらい、その日を後悔なく生ききっているということなのです。
それを日常の中の習慣として取り入れていたということです。
だからお茶をやったり、毎月神社参拝をすることで、自己規律を養っていったり、自分自身と向き合うことをやったり、そのようにして精神的にも現実的にも日本という国は世界に類を見ないほどの恵まれた国になったということです。
日本人であるボクらは、このようなことが絶対にできるので、実践して、最短・最速・最高の結果をみんなで出していければなと思っています。
これらの話はもっともっと深掘りできるし、これをどうやって日常のトレード練習に落とし込んでいけば良いのかということはメルマガで詳しく解説しています。
スッテプバイステップで、こんな風にやっていけば良いよ、この戦略を徹底的にまずは最初の1ヶ月なり3ヶ月は反復練習していきましょうということもメルマガで解説しています。
この記事の下でメルマガについて詳しく書いているので、見て下さいね！
それでは、最後にまとめです！
まとめ
- 利益を気にするのではなく、利益を得るまでのプロセスを大切にすること。
- すぐに理解・納得を求めることなく、愚直にやり続けよう。
- 情報を沢山入れたからといって上達はしない、自分に必要なものだけに絞っていくこと。
- まずは逆張りからのトレンドフォローを徹底的に反復し、１つの型を極め抜き、そこから勝ちトレーダーへの道は開ける！
- トレードだけを上手くしようとしても限界があることを理解し、日常から変えて行くことで、トレードだけでなく日常も相乗効果で人生が上がっていくことが真の勝ち組トレーダー！
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P.P.S.
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為替・FXランキング
1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン（証券会社）や、SAアセット株式会社（ヘッジファンド）を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約４万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。
