常にトレードしてポジションを持っていないと落ち着かない「ポジポジ病」。あなたは大丈夫ですか？
こんにちは、色々ビジネスをやりながら兼業トレーダーをしているみつしろと申します。FXや株、先物、オプションなどで月に200〜300万円ほど稼いでいます。
今回は、初心者トレーダーがなりがちな「ポジポジ病」の原因や対処法をお伝えしていきます。
- 毎日、利益の目標を決めてトレードしている
- 自分のトレードルールを無視してエントリーしてしまうことがある
- 勝てるときもあるけれど無駄なトレードが多くてトータルだとマイナス
- 1日の許容損失をオーバーしても「あと1回」でいつまでも止められない
- トレードをしている時のドキドキ感が好きで中毒のようになっている
以上に1つでも当てはまる人には、この記事がお役に立てるはずです。
一般的に言われている対症療法的なやり方では、ポジポジ病を根本的に治すことはできません。
ポジポジ病の本当の原因を知って治したい人は、ぜひ読み進めてください。
目次
1.ポジポジ病とは？
ビギナーに多いポジポジ病、別名「オーバートレード」の主な症状はこちら。
- トレードをしていないと落ち着かず、ソワソワ・イライラしてしまう
- チャートの全部がチャンスに見えていつでもエントリーしたい
- 根拠のない無駄なエントリーが多く、結果的には損失の方が大きくなる
- 勝った時の興奮がやみつきになって、勝てるまで何回でもリベンジトレードを繰り返してしまう
- 自分のトレードルールが守れない
次では、メールでお寄せいただいた、ポジポジ病の体験談をご紹介します。
2.みんなのポジポジ病失敗談
50万円が消えて無くなりました
トップバッターは、YouTube動画を見ていただいたmaresukeさんです。
今現在、僕は為替取引歴１年と３カ月ほどで、実弾で取引をし始めてちょうど１年になります。
最近は、当初は右も左もわからず実弾とデモを繰り返しましたが、やっとデモではトントン以上に運用することができ出し始めました。（初期資金は５０万程度でしたが見事に消えてなくなりました。。）
振り返ると自分のトレードの根拠に自信が持てず、悶々と詮無きトレードを繰り返していたのが現実でした。
この度拝見した動画を見て、もっと慎重にエントリーポイントとタイミングを取らないといけないことに気づかされました。
細かい事由は多々介在しますが、今思うと負けが込んで逆転を狙い海外口座に切り替えた私は、手法として、水平ラインからヒゲを狙って逆張りを主に仕掛けて、損失ばかり計上していました。
動画を見て私は思いました。
僕は基本も初歩もできていなかったんだと。。。
また、ポジポジ病を患っていた僕には信じられないくらい、１ポジションを持つためには必要な準備があることを学べたと思います。
今からその是正の為準備をしていきたいと思います。
maresuke
FXを始めて1年で資金が半分に…
続いては、ボクの電子書籍『FX2.0』にいただいたご感想です。
utube のボリンジャーバンドを拝見して此方のメルマガにたどり着いてます
fx初めて1年程ですが投入資金は半分位になってます
自分だけがセンスがないと自己嫌悪に陥り一旦冷静に成って見つめ直す時だと思い週末をネット巡りしてた際何気にボリンジャーバンドを再度勉強したいと目に止まりみさせてもらいました
fx2.0*を一読してメンタルコントロールの奥域の極みに気付かされただけでも感謝しなといけません
さらに何度も読み返しながらメンタルコントロールします
負けが積み重なって来て大きな利益で一度に取り返そうとつい大きなロットを貼っては損切り早めては損失貧乏の積み重ね、早く取り返さないとと思ってポジポジ病もっと冷静な自分を作り上げるためにも良い文章を書いて戴き感謝します、何度も何度も繰り返し読み返します
ありがとう御座いますれお
最初の2週間は勝てたのに
私は四国のとある山荘で働いています。お金が必要になったのでFXを思いつきで初めました。
恐る恐る始めた最初の2週間は面白いように勝てて資金を増やし、よしこの調子でいこうと思ったらその後の2か月で元手の半分以下に資金が減ってしまいました。
正直なところ、この二か月でポジポジ病、タジタジ病、聖杯探し、ギャンブル脳と一通りの悪循環を経験しました（笑）。まだ抜けられていません。
家族とのコミュニケーションにも支障が出ている自覚もあります。
現実逃避、問題すり替え、一発逆転、テング、悪いことにどれも自分に当てはまるところがあります。みつしろさんが他の動画で解説していた通り、感情に支配された脳の構造の問題だと思います。
はいじ
口座残高はジリ貧
トレードに向き合い始めて５ヶ月目。
週単位ではようやくプラスに転じつつあります。しかしながら、
損切りからのリベンジトレードはもちろん、
含み益が減ってきてからの利確後のポジポジ病等、
余計な事をしまくる毎日で、
口座残高もジリ貧です。たぁ
ポジポジ病が自分の負けパターンだった！
電子書籍を読んでなるほどと納得しました。
自分は、3カ月前からバイナリーをやっています。
最初は教えられた事を忠実にやっていたのですが、慣れてきていつもはレンジで逆張りをやっていたのにトレンドでも出来ないかと試し始めて負けが多くなりました。その時は、記録ノートを見て直しました。その後、トレードで約定出来ずポジポジ病が出てしまっている時に、この電子書籍を読み自分の負けパターンはこれだと思いました。
トシ
悪循環
性格タイプ別負けパターン、トレード負けパターンを考えるきっかけになりました。
FXを始めてもうすぐ３年です。高額の通信講座を受講し、初心者にとっては難しい話を勉強しました。
その先生のようになりたい、一発で５０PIPS以上獲得するトレードをバシッと決めたい、その一心で、頑張ってきました。押し目、戻り目が全く見当違い、欲にかられたエントリー、客観視できないポジポジ病・・うまくいかない。自分を責める。の悪循環です。
FX2.0を読んで、なんだかその呪縛から解放されたような感覚を覚えました。
その理由・要素はわかりませんが、「高額講座の先生の様にならなければFXで生き残れない」というマインドコントロールから解かれたような感覚です。サンソン
もっと体験談を読みたい人はこちら↓↓
3.ポジポジ病の原因
では、どうしてポジポジ病になってしまうのでしょうか？
原因は、トレードで勝った時の快感が中毒になってしまっていることです。
1回ラッキーで大きな利益が出せてしまうと、その時の多幸感が忘れられず、「また味わいたい！」とまた何回もエントリーしてしまうのです。
頭の片隅では、トレードルールを無視したやり方では長期的にうまく行かないことはわかっている。
「今回でやめよう」と思うのに、何回も同じ失敗を繰り返してしまうのです。
まるで、アルコールやギャンブルに依存して止められない人のように。
ポジポジ病の対処法を調べてみると、
- トレード日記を付けましょう
- FX口座から資金を移動させましょう
- 注文を入れたらトレードから離れましょう
といったアドバイスが出てきます。
4.根本から治す2つの方法
ポジポジ病を根治するためには、2つのルートがあります。
- 3回くらい破産して絶望する
- トレード以外で忙しくする
4-1.3回くらい破産して絶望する
アルコールやタバコ、ギャンブルなど、いろいろな依存症もちょっとやそっとで治るものではありません。
たとえお金を取り上げても、どこかで借金を作ってでもお酒やギャンブルにつぎ込んでしまうのが依存症の怖いところです。
しかし、人生のどん底に落ちて、心底自分のことが嫌になり「もう、本当の本当に絶対にやらないんだ！！」と決意した後で、だいたい治ります。
「またやっちゃったよ」ぐらいの小出しの絶望ではダメですよ。もう人生終わった、ぐらいでないといけません。
4-2.トレード以外で忙しくする
おすすめのルートは「トレード以外のことで忙しくすること」です。
前に「FXで自由な時間とお金が欲しい人に元専業トレーダーが伝えたいこと」でも書きましたが、ボクは専業よりも副業トレーダーが良いと思っています。
なぜならば、トレード以外の本業が忙しくて余った時間でトレードしていれば、いちいちポジポジ病なんてやってる場合じゃなくなるからです。
ボクも経験したから言えることなんですけど、人間、ヒマになったら終わりです。
専業トレーダーをやっていた時、トレードだけでお金を稼げてしまうので、ぶっちゃけヒマでした。
自由な時間とお金があって、会社で働かなくてもいいなんて楽しそうだなあ、と思われるかもしれません。
でも、そんな生活は1ヶ月で飽きます。
そして生きてる気がしない苦痛な日々が延々と続いていくんです。
トレード以外の仕事やプライベートが充実していれば、そうはなりません。
- 自分の仕事を一生懸命にやりきって、達成感を味わえる。
- 同じ目標に向かう仲間と一体感を感じられる
- 家族や友人とあたたかい関係を作っていける
そんな風に、日常で多幸感を得て十分に満たされていれば、わざわざトレードで快感を得たいという思いは無くなります。
トレードに刺激や快楽を求めなくなると、相場に渦巻く欲望や恐怖に惑わされなくなっていきます。
すると、頑張らなくても普通にトレードルールが守れるし、変なエントリーもしなくなります。
動画でも解説しています↓↓
もちろん、忙しくしてトレードの準備不足・練習不足になったら元も子もありませんので、分析や反復練習はしっかりやりましょう。
トレード再入門したい人にオススメの記事はこちら↓↓
5.まとめ
では、ポジポジ病のまとめです。
- ポジポジ病とは、常にポジションを持っていないと落ち着かない状態のこと。トレード初心者が陥りやすい。
- いつでもチャンスに見えてしまい、チャンスでないときに無駄なエントリーをしてしまうため、トータルで負けてしまう。
- FX口座の資金を他に移すなど、対症療法は焼け石に水。
- ポジポジ病自体をなんとかしようとするよりも、トレード以外のことで忙しくして充実した生活を送ると、トレードに多幸感を求めなくなる。
- 3回くらい破産して自分に絶望しても治せるが、決してオススメの方法ではない。
- メンタルと技術は両輪。ポジポジ病を克服して、トレードスキルもしっかり身につけよう。
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今回はFX初心者が陥りやすい「ポジポジ病」の克服方法についてお話してきましたがいかがだったでしょうか？
メルマガでは、ブログでは書けないような更に深い内容を、様々な事例を取り上げながらご紹介しています！
知識がついたら、実践していくことが大切ということは、冒頭でもお伝えしました。
では、具体的にどんなことに取り組んでいけば良いのか？ ということを、
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ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります！
メルマガやここの記事で取り上げて、解説できることもあるかもしれませんので、ぜひ質問や感想も送ってくださいね！
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P.S.FXについてどこからはじめて良いかわからない方はこちらの記事から読んでみてください！
P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン（証券会社）や、SAアセット株式会社（ヘッジファンド）を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約４万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。
