どうも！FXトレーダーのみつしろです！
今回は、FXで勝てない人の典型的な行動パターンを話していきます。
「なかなかトレードで結果が出せず、勝てない……」
「トータルプラスが出せない……」
という人は、ほぼ100％このパターンにハマっている。もしくはハマっていたと断言することができます。
そしてボク自身、自分がこのような勝てないパターンにハマっていると知った時から、トレードが大きく変わっていきました。
そのため、この勝てないパターンを知るっていうことが、とても重要なんです。
そしてこれは、トレード手法やチャートパターンを学ぶよりも、はるかに重要なことなんです。
なぜかと言うと、このパターンを知ることによって、逆に勝てるようになるようになるための道が見えるからなんですよ。
単純に考えて、勝てないパターンをひっくり返したら勝てるパターンになるわけです。逆をやればいいってことです。
そして今回お伝えする内容は、トレードだけでなく、人生のあらゆるものごとに通じる成功法則なんで、ぜひ最後までご覧いただきたいと思います。
目次
1. 勝てない人の典型的行動パターンとは？
勝てない人の典型的行動パターンとは、
ズバリ結論を言うと、それは「色んなことを広く浅くやってしまう」ことです。
トレードに例えると、勝つための情報が溢れていますよね？ネットで検索したらそれはもう、たくさん出てきます。
1-1. 広く浅くトレード戦術に手を出しても勝てません
例えばトレード手法にしても、基本的には順張り（トレンドフォロー）と逆張りの2つしかありませんよね。
しかし、そのトレンドフォローの中でも、ブレイクアウトだとか、第二波を狙うだとか、エリオット波動やダウ理論など、とにかくトレード手法って本っっ当にいっぱいあるんですね。
それだけではありません。
他にも例えば、トレードにしてもFXや先物、オプションなど、色んな乗り物があるわけです。
そういった「勝つための方法」を、知識だけを先行して学んでいくと、結果何をやったらいいかわからなくなってしまい、「これ勝てそう！」と思った手法に飛びついて、それを好奇心のままにやってしまうんです。
別に好奇心があるのは構わないんですが、その好奇心のままに「やりたいものをただやり散らかして、飽きたら次に手法に手を出す」というのが、まさしく典型的な勝てない人の行動パターンってことなんです。
これをやっているうちは、トレード歴がどれだけ重ねていっても、おそらく勝てるようにはなりません。
その延長線上に、勝つという未来はないんです。
トレードで勝てないという方は、ほとんどの場合、このパターンにはまっていて、やり方をまるっきり変える必要があります。
例えばネットで良さそうなトレード手法を見つけて「この手法良いな！こうやりたいな！」と思ってちょっとやる。少しやってみたら「なんかうまく行かないなあ。飽きてきたなあ」と思って投げ出してしまう。また次の刺激的なもの、刺激的なもの・・・という具合に乗り換えていく。
100円しか持っていないなら、駄菓子は1個しか買えませんよね？
しかし、ずっと迷っている状態なので、何も前に進まない。ということなんですよ。
2. 典型的な行動から抜け出して勝つトレーダーになるには
今の時代、情報が溢れていますね。
そんな中で、トレード手法を身につけるとしたら様々な方法があります。
トレードの本を読んだり、ユーチューブで動画を見たり、ネット上のトレード情報を見たり…
しかしどのように情報を得るにしても、それをただちょっとだけ見てやってみて…というように、いろんなものを食い散らかしていくようなやり方は、上達しません。
例えばブレイクアウト戦術といったトレード手法を知って、それを試してみるとします。
すると2〜3日やったところで、当然うまく行かないことはザラにあるでしょう。
ならブレイクアウト戦術は勝てないトレード手法なのか？というと、それは違いますよね。
本当に重要なのはここから先です。
最初に手を出しはじめるトレード手法は何でも良いです。
「この手法良いな！」「このやり方良いな！」と思ったものが見つかったとします。
その好奇心も大事なんですが、そういった気持が出てきたときに、それがちゃんと「実践・行動できる形に落とし込む」というのが鍵なんです。
これができるかどうかで人生が変わると言っても過言ではありません。
2-1. 行動をプロジェクトに落とし込む
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか？
それは、「この手法をやってみよう！」と思ったことをプロジェクトに落とし込むことです。
いろいろな方法に手を出して闇雲に食い散らかすのではなく、まずはプロジェクトに落とし込むのが重要なんです。
なぜかというと、シンプルなパターンを徹底的に反復練習すると、物事の原理原則を掴むことができるからです。
2-2. ひとつのことを反復して習得するとどうなるか
例えば、料理人は下積みの3〜5年間、ひたすら桂剥きをさせられますよね。
これが一体何の役に立つんだ？と疑問に感じる方も多いと思いますが、実はそれがあらゆる料理のベースになるわけです。
「色んな素材をちゃんと包丁で切るためのすべての土台になっている」ということに、後々気づくでしょう。
もうひとつ例をあげます。
ボクが好きな『スラムダンク』という漫画がありまして、おそらくこの動画を見ている方にはスラムダンク世代の方が多いんじゃないかと思います。
『スラムダンク』の主人公は天才・桜木花道ですが、桜木花道はバスケ部に入部して最初の方は、ドリブルをひたすら反復練習しているんですよ。
さらに、インターハイ直前に何をしたかいうと、シュートを2万本も打っているんです。
しかも徹底的に「型」を重視しながら反復練習しているんです。
夏休みの期間、他の部員メンバーが遠征に行ってるんですが、桜木花道だけ自分の学校に残って、徹底的に特訓するという一幕があるんです。
そんな風に、基本的なフォーム・型・動き方を、何千〜何万回と反復練習することが、あらゆる技術をマスターしていく上で、最も根幹となることなんです。
そしてこれはトレードも例外ではありません。
3. FXトレードの原理原則を理解する方法とは
ではFXトレードで「型」を徹底し反復して身につけるにはどうすれば良いでしょうか。
ボクの場合は、「逆張りからのトレンドフォロー」を推奨しています。
この戦略は、トレードが上達するための基礎がすべて詰まっているので、ボク自身も一貫して「逆張りからのトレンドフォロー」を利用しています。
このようにひとつの戦略に絞って、徹底的に反復練習することが重要です。
ちなみに、逆張りからのトレンドフォローについての詳しい解説動画は、この記事の下からメールマガジンに登録してもらえればすぐに無料で届きます！
3-1. トレード戦略の練習方法
練習方法の例をご紹介します。
まずは「1日1時間」といったように時間を決めます。
これは別にリアルタイムでも良いですし、過去のチャートをさかのぼっても構いません。
1時間と決めたら、その時間内にシグナルが出なかったら意味がないので、チャートを見てそのトレード手法がハマりそうな瞬間があったらやってみると良いです。
無さそうだったら、過去のチャートをさかのぼって再生するソフトを利用します。
ボクが使っていトレーディングビューというチャートソフトも、過去の値動きを再生できる機能があります。そういった機能を利用して過去のチャートを再生しながら、ひたすら「逆張りからのトレンドフォロー」のエントリーポイントを探して、疑似エントリーします。
それを例えば1日1時間、2週間〜1ヶ月やると決めて、プロジェクトに落とし込みます。
このように、とにかく「自分は2週間〜1ヶ月やろう」といった具合に期間を定めます。
期間を定めてしまえば、例えばそのプロジェクトを進行中に、他のトレード戦略の誘惑に負けません。
例えば、たまたま見たトレードのユーチューブチャンネルで「すごい良さそうなトレード手法戦略を解説しているとな……。これ良さそうだな…」と思っても、ちゃんと「自分が決めたプロジェクトを遂行する」ということに立ち返ることができるんです。
そう、ここで自分が上達のために本当にやるべきことに立ち返ることができるかどうか？これが運命の分かれ道なんです。
3-2. プロジェクトに落とし込むとセルフイメージも向上する
典型的な上達しないケースは、数日だけ試してやめることです。
「逆張りからのトレンドフォロー」も、実は「2〜3日やってみたけど勝てない」というメールをたまにいただきます。
しかし、冷静に考えてみればそりゃそうなんです！そもそも2〜3日でマスターできるものではないんです。
勝てる手法だったとしても、それを自分のモノにするには、徹底的な反復練習が絶対必須です。
それを2〜3日やってみて上手くいかず、習得しないまま投げ出して、他の刺激的なものに手を出す……といったことを続けていても、永遠に勝てません。
だからこそ、自分が誘惑に負けそうなとき、引き止めてくれるものこそが、自分が決めたプロジェクトです。
自分が決めたプロジェクトをやりきると、セルフイメージを上げることにもつながりますし、自らに課したトレードのルールを守ることにもつながります。
そして、そのようにひとつの「型」を徹底的に突き詰めていったときに、「根本的なところですべてつながっている」ということがわかってきます。
これを継続していくことで、トータルプラスを出す感覚がつかめるようになっていきます。
しかし、色んな手法に手を出し散らかしてしまうときは、たいてい自分が勝てるようになる未来がイメージしづらいんですね。
勝てる感触・感覚が一向につかめないんです。
結果、ずっと暗い森の中をさまよっている感覚になってしまいます。
すると、常に答え・聖杯を探してしまう。
そのような負の思考のループから抜け出せません。
このような状態を打開するには、まずひとつ極める「型」を決め、「徹底的に繰り返してやってみる」ということに取り組んでみていただきたいです。
期間を決め、プロジェクト化して取り組むのです。
また、すでに勝てるイメージがわかない状態におちいってしまった方は、こちらの記事で「できるかも」と自信がつく話をしているので、こちらもぜひ読んでみてください。
さらに、わたしが運営している公式ブログでは、トレードで負けてしまう理由をさらに科学的に解説し、勝つためのセルフマネジメント術を詳しく解説しています。
行動をプロジェクト化するにあたり、負のイメージばかりがまとわりついて成功のイメージがつかない方は、活路が見いだせます。
▶FXで勝てない理由とその解決策を勝率75％のトレーダーが解説
3-3. 「型」は逆張りからのトレンドフォローがおすすめ
ボクは逆張りからのトレンドフォローを推奨しています。
なぜなら、「逆張りからのトレンドフォロー戦略」には、トレードで勝つための原理原則、基礎基本のすべてが詰まっているからです。
ボクはそれを三種の神器と呼んでいます。
1つ目はリスクリワードレシオです。
2対1、つまり「利益幅2に対して損切りが1のポイントでちゃんとエントリーする」ということです。
2つ目がトレンド転換のポイントを狙うことです。
もっとも伸びしろがあるポイントを、意図的に狙いにいきます。
3つ目は損切りポイントが近いということです。
これは「精神衛生上いいから」ということもあります。
さらにトレード戦略上も、「損切りポイントのできるだけ近くに引きつけたところでエントリーする」ということが、長く勝ち続けるためにはとても重要なんです。
「逆張りからのトレンドフォロー戦略」は、非常にシンプルなトレード戦略です。
だれでも理解することができるものだからこそ、普遍性があるとも言えるわけです。
つまり、「逆張りからのトレンドフォロー」を、1時間足でも4時間足でもいいので徹底して反復練習していただきたいです。
すると不思議なことに、そのひとつのトレード戦略を練習するだけで、なぜかデイトレードやスイング、他の通貨ペアにもその考え方を適用することができるようになります。
逆張りやトレンドフォローなど、他のあらゆるトレード戦略もマスターすることができるようになっていくんです。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、FXで勝てない人の典型的な行動パターンについてお話しさせていただきました。
その典型的な行動パターンとは、色々なトレード戦略を、中途半端に食い散らかすように手を出してしまうことです。
逆に、ひとつの手法をプロジェクト化し、つきつめていくと、不思議なことにすべてが根っこの部分で繋がります。
それを是非体感して欲しいです。
これを一度体感したら、上達はとても速いです。
しかもこの記事でお話ししたことは、何もトレードだけはなく、すべての物事に通じる原理原則であり、成功法則です。
トレードだけに収めるのではなく、日常・生活にも当てはめてやってみていただければと思います！
また、今回の記事と似たようなテーマで、FXで勝てない人のタイプや共通点について解説している記事もあるので、そちらも併せてご覧ください。
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P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン（証券会社）や、SAアセット株式会社（ヘッジファンド）を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約４万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。
