どうも!FXトレーダーのみつしろです!
今回は、トータルプラスマイナスゼロを行ったり来たりして、伸び悩んでいたトレーダーが一気に勝てるようになるきっかけを大公開したいと思います!
具体的には、
- 12年間負けなしのトレーダーが見ているポイントとは?
- 長期足トレーダーと短期足トレーダーの見ている世界の違いとは?
- 複数の時間軸を見て勝てるようになるトレーニングとは?
これらのことを、トレーダー歴13年、12年間負けなしのみつしろが詳しく解説していきます!
マルチタイムフレーム分析の基本から学びたい人は、まずは下の記事を見てみて下さいね!
それでは早速いってみましょう!

目次
1.12年間負け無しトレーダーが見ているFXで勝てるポイントとは?
1-1.相場には「解」=正しいエントリーポイントがいくつもある
トレードにはいろいろな前提があります。
前提とも言えますし、勘違いしやすいとも言えるかもしれません。
それは、相場にはその時の正しいエントリーポイントは1つではなく、複数存在するということです。
このことが腑に落ちてくるとかなりトータルプラスの道は近づきます。
エントリーする場面やタイミングは千差万別ですし、チャートを見ている人、もしくはその人が戦おうとしている時間軸によってエントリーポイントは全く変わってくるのです。
つまり、長期で買っている人が利食いを入れるポイントが短気トレーダーからすれば絶好の売り場であったり、長期でロングを持とうとしているポイントが短期トレーダーからすれば絶好の利食い場だったりすることが多々あります。
同じ瞬間を見ていても、どの時間軸を見ているかによって戦略は全く変わってくるということです。
まずはトレードにおいて答えは1つではないということを理解して下さい。
1-2.相場は「層」になっており、パラレルワールド
見ている人によって戦略が変わってくると言いましたが、相場というものは層になっていて何層にも重なり合っているのです。
何層にも何層にも色々な時間軸が複雑に重なっているパラレルワールドのような感じです。
だから、どの世界を見ているのかによって答えは変わってくるものなのです。
このことが分かってくると自分の戦い方が定まってきます。
これが勝てなかった人が勝てるようになるとてもとても重要な転換点なのです。
2.12年負けなしトレーダー直伝!短期足と長期足のパラレルワールドの読み方実践1
2-1.みつしろトレード実例「ユーロ/米ドルをロングしている場面」
ユーロドルを見てみましょう。
ボクは現在、ユーロドルをロングしています。
なぜロングをしているのかが重要です。
10.997で3月18日にロングしています。
現在、2,30pipsほど利が乗っています。
4時間足

4時間足をパッと見た時、明らかにこれは下目線ですよね。
直近の流れはどう見ても下ですよね。
プラマイゼロになってしまう人というのは、このチャートを見た時に「売りだ!」となるのです。
そして戻し売りを狙おうとする。
4時間足でダウントレンドなので、「戻しを売ればまた下げていくよね」という発想になっていくのです。
4時間足のチャートを見れば、確かにそれは間違いではありません。
戻り売りを狙っても良いポイントです、あくまで4時間足だけを見ればです。
では、更に上位足ではどのようになっているでしょうか。
日足を見てみましょう。
日足で見るとおやおやとなります。
日足

ここは反発ポイントとしてかなり強くないかということが見えてきます。
強い買いが入っていますよね。
次は週足を見てみましょう。
週足

週足を見るとより顕著に強い買い場であることが分かりますよね。
では、もう一度日足に戻します。
日足

大きな上昇の起点になっているポイントでもあるのです。
一度サポートを割ったかのように見えて、全戻しします。
またこのサポートの内側に戻ってきたところからの、このダマシからの一直線の強烈な上げが来ていますよね。
現在のポイントというのは、一旦その上昇の起点まで戻してきているということですよね。
つまり、強い買いが入ったポイントに再び落ちてきたということなので、長期の視点で見ている人からすると、もう一度そこで買いという買いが入ってくるポイントなのです。
よって、現在どのような動きになっているのかというと上がっているのです。
また、別のポイントでみてみましょう。
1時間足を見ると、水平ラインから上がってきていますよね。
1時間足

4時間足
しかし、4時間足で見ると一時的な戻しです。

ですが、日足や週足レベルで見ると強い買いが入ってくるポイントであるということが分かるわけです。
だから4時間足だけしか見ていない人からすると、どうしてここでロングをするのか理解できないのです。
このように、1つの視点からしか見ていなければ、必ず疑問が出てきます。
局所的な視点しかないと、上手いトレーダーを見ても、なぜここでエントリーしているのだろう? と優位性がいまいち分からなくなってしまい、
さらに、何の優位性を狙いにいっているのかが分からないからどんどん混乱していくのです。
そして、混乱している状態でやるので余計疑心暗鬼になりポジションをホールドできないです。
ホールドできないから少し引かされたら、「やっぱり間違っていうのでは?」とそのトレードを強制修了させてしまう。
それによって無駄な損失が積み重なったり、本来であれば良い流れに乗れているはずの場面で早く離脱してしまうことによって損を大きくしてしまいます。
その結果、本来取れるはずの利益を減らしているからプラマイゼロだったり、トータルマイナスになってしまうということなのです。
相場はそもそも何層にもなっていて、パラレルワールドが重なっているということが分かってくると、相場云々というより自分がどこを狙いに行くのかということが問題だということに帰結していきます。
自分がどこの優位性を狙いに行くのかがハッキリしていなければ、狙いが明確でないので、自信を持ってエントリーできず、エントリーした後もホールドできないのです。
このように様々な視点から見ることができるようになると、自分がどこを狙っているのか明確でなかったのだということに気づいていきます。
この気づきのプロセスが非常に重要なのです。
移動平均線を使った環境認識=目線の確認の仕方については、下の記事で詳しく解説しているので併せて見てみて下さい!
2-2.長期足トレーダーと短期足トレーダーの見ている世界の違いは?
自分がどこの優位性を狙っているのかが明確であれば、下の図の水平ラインで止まったことを確認できると強い買いが入っていることが分かり、かつ大きな上昇の起点になったポイントなので、ここでロングをするトレードになります。
そして、どこまで引っ張るのかというと、ブレイクポイントである1.1054くらいまでは引っ張れるトレードができるようになってきます。

これはあくまで短期目線です。
ロングの根拠となるポイントは日足や週足レベルですが、デイトレーダーであれば直近のレジスタンスで一度弾かれるだろうからそこで利食おうという発想になります。
しかし同じところでロングをしていたとしても、もっと上まで見ている人もいるのです。
例えば、日足をベースにしているならば1.05の利食いは早すぎる、1.14を超えてくるところまで狙いたいという人もいます。

そのような人からすると1.05の利食いは早すぎるのですが、それは正解・不正解ということでないのです。
どこで利食いをするのかが正解・不正解ではなく、どの時間軸で勝負しているかによって正解が変わるということだけです。
このことが分かってくると相場は答えが1つではないということ、狙えるポイント、優位性は1つではないということが分かってくるので、トレードの幅が生まれてくるのです。
そして、自分が狙うべきところが明確になっていくというわけです。
自分の狙うべきポイントが分かってくれば、兼業トレーダーが向いているのか、専業トレーダーが向いているのか、どれくらいの時間をトレードに使えるのかなど自分の性格のことや様々事が分かるようになってきます。
そうして自分の特性が分かってくるからこそ、自分に合うスタイルが分かるのです。
結局は自分自身を知ることが大切だというところに戻っていきます。
だからこそトレード日記が重要ですし、自分の負けパターンをきちんと知っておくなど、ボクが日頃からここの記事やYoutube動画で話していることが重要なのです。
2-3.「勝てる」時間軸で「利食い」「損切り」しよう!
ちなみにボクはユーロドルに関しては短期狙いで、この水平ラインはブレイクポイントのため、1度弾かれると思うので1.105くらいまできたら利食おうと思っています。

そして一度弾かれて落とされた後にまたそのラインで止まるようだったら、もう一度ロングを狙おうかなと思っています。
長期的なトレードをする人は、ここからこの再度高値を突破していくこの第2波、3波は1つの波として見ているのです。
そしてその1つの波の中に細かい波がいっぱいあるのです。

短期のトレーダーはその細かい波を狙いに行きます。
上に行くと思うもラインを切ってきたら、たとえ長期トレーダーは損切りせずにホールドしていたとしても、短期トレーダーはここで一旦損切りをするのが正解なのです。
なぜならば、狙いにいっている値幅と損切り幅の比率がとても重要だからです。
リスクリターンとリスクリワードレシオと呼ばれるものですね。
トータルプラスを出していくためには、リスクリワードレシオが1:2はほしいわけです。
1:2に則った利食いと損切りの幅をその時間軸の中で決めていくということがとても重要なのです。
つまり、損切りがみんな同じポイントであるはずがないですし、利食いのポイントが全員同じであるはずがないということです。
トレードというのは多様性なのです。
3.12年負けなしトレーダー直伝!短期足と長期足のパラレルワールドの読み方実践2
それでは、更に事例を見ていきましょう!
3-1.「米ドル/日本円」のトレード実例
次はドル円を見てみましょう。
短期ではずっと上がっていて、高値もずっと更新している状態で強いなと15分足などを見ていると思います。
15分足

このような相場であれば、落ちてきたところを拾っていくのはとても良いトレードですよね。
トレンドラインも効いているので、トレンドラインで買っていくというのは良い戦略だと思います。

それはそれで短期としてやっていくと良いのです。
しかし、上まで上がってくると別のリスクが出てくるのです。
それは長期足を見ないと分からないのです。
高値の部分を週足で見ると高値が切り下げ、安値が切り上がっているというペナント(フラッグ)の形を示しています。
週足

そして一度下に抜けた後に、現在は下弦に戻してきているところなのです。
一度ブレイクした下弦に戻してきているということは、そこは強烈な売りが出やすいところというわけです。
レジスタンスになるということですね。
そこでの攻防によって、再び下落してくるのか、レジスタンスをブレイクし、上昇していくのか、方向性が出てくるのですが、一度下に抜けているので、このレジスタンスのファーストタッチは、売りで行く可能性がかなり高いです。
なぜならばその直近が下げてきているからです。
また101円から108円まで7円も戻してきているので、一旦ここで売りを狙うというのは王道的な戦略となります。
週足と日足を見ていれば、そこのポイントが絶好な戻し売りのポイントであるということが分かるのですが、15分足だけだとそれが見えないのです。
15分足

窓埋めしたのに直近高値の108.50まで行かないのはどうしてだろうという風になってしまうのです。
長期を見ている人からすれば絶好の売り場になるのですが、短気の人からするともう少し買っても良いかなというポイントであるのです。
もっと下から狙っていけば、短期の買いでも十分利益が出せます。
しかし長期の人からすると、最後の108円くらいまで上がってきたところというのは絶好の売り場ということになります。
その後に15分足でもここでヘッド&ショルダーを形成していますよね。

これは下に転換するシグナルですし、更に逆張りからのトレンドフォローも出ているので、これは売りになります。
つまり、短期でも売りのシグナルが出たということです。
長期的にもここは戻し売りの絶好のポイントなので、このポイントは売りのポイントが重なっているということはかなり良い売り場ということです。
実際にボクはここのポイントでショートしています。
ただもちろん、ここから円安になって上にブレイクしていく可能性もあるので、その時は損切るしかありません。
直近の売りシグナルが出たところまでは耐えます。
そういう戦い方ができる時というのは複眼的に見えるようになっているからでこそできることであり、しっかりと待てる、耐えられるようになるのです。
しかしその視点がなければ、「なかなか下げないな、上がってきた!あーもうダメだー損切りする」という感じになってしまうのです。
それは相場に振り回されていますよね。
相場に振り回されていたら勝てないのです。
だから自分が決めなければいけないのです。
相場の値動きにその都度ブラされるのではなく自分がきちんと「ここまで来たら利食いをする」「ここまで来たら損切りする」ということを決めておけば、目先の値動きに振り回されることはないというわけです。
結局のところトレードというのは自分の心の問題、自分のあり方の問題になってくるのです。
自分の戦い方が明確に定まっているのか、それともブレてしまうのかということが、プラスになっていくのか、マイナスになってしまうのか、プラマイゼロになってしまうのかという差を生み出すのです。
3-2.目の前で起きている出来事に振り回されないメンタルを作ろう
先日、お茶の先生のこがさんから面白い話を聞きました。
とある修行僧が旗を見ていたらしいのです。
揺れている旗を見た一人の僧侶は「あれは風が吹いているから旗が揺れているのだ」と言いました。
するともう一人の僧侶は「いや、違う。あれは旗が動いているのだ」と言ったのです。
風が吹いているから旗が動いているのか、それともただ旗が動いているのかという論争をするわけです。
するとそこに師匠が現れて、「違う。揺れ動いているのは君たちの心だ」と言われるわけです。

深いですよね。
人はそのように目の前で起きている出来事に振り回されてしまうのです。
しかし、自分の選択に対して後悔しない選択を積み重ねていけば、ブレることはそうそうありません。
仮にそれが間違っていたとしてもです。
後悔のない選択を積み重ねていくことが自分の軸をブラさないということです。
それが最も重要なのだという教訓的な話なのですが、これはトレードにも全く同じことが言えますよね。
ボクが以前から紹介している『弓と禅』という本に、そのことについて書かれています。
弓矢によって自分がブラされていたら、いつまで経っても的には当てられない、当たらない。
自分がブレない心、無我の境地を持つことができた時、初めて自由自在に弓を打てるようになるのであるということが書かれています。
そのような気づき、そのプロセスが書かれている本です。
トレードもブレイクスルーを起こすきっかけというのは、そういうことに気づいた時であることが非常に多いです。
ボクが知っているトレーダーさんたちもそれに気づいた時に一気に伸びる人が多いと本当に実感しています。
4.時間軸を複数で見て勝てるトレーダーになる最適なトレーニングとは?
時間軸を複数見ていくのはなかなか難しいですよね。
まずは、ボクがオススメしている逆張りからのトレンドフォロー戦略をいろいろな時間軸に当てはめて見ていくということから始めてほしいなと思います。
実例で解説したような短期足、15分足での逆張りからのトレンドフォローシグナルと長期のレジスタンスが重なっているポイントであったり、日足や4時間足での逆張りからのトレンドフォローのシグナルがどのようなポイントで出るのか、短期足であれば、どのような形になっているのかを、1個の視点、1個の角度から複数見れるようになっていきます。
紐付けができるようになっていくのです。
複数の時間軸、パラレルワールドを見ていくのは最初はなかなか難しいです。
結構苦戦すると思います。
何を基準にして良いのか分からなくなってしまうからです。
だからこそ、逆張りからのトレンドフォローを1つ基準にしてもらうと、複数の時間軸やパラレルワールドを結びつけやすくなります。
一つの型をいろいろな時間軸に当てはめるという発想ですね。
まずはそこから始めてみて下さい。
それをやってもらえるとブレイクスルーを起こすきっかけを掴んでもらえるのではないかと思います。
最近は逆張りからのトレンドフォローを使って成果が出ている人が増えています。
成果報告もたくさんもらっています。
今のコロナ相場でもかなりの利益を取れたという報告を沢山もらっています。
自分の軸を定めるための本当に最高の訓練になると思うので、1つの型からいろいろな視点を獲得していくということを是非やってみてほしいなと思います!
逆張りからのトレンドフォローのやり方は、無料のメールマガジンに登録していただくとくわしい解説動画が見られるようになります。ぜひチェックして下さい!
まとめ
- 相場はいろいろな時間軸が複雑に重なっているパラレルワールド。これを理解することで自分の戦い方が定まり、勝ち続けるための重要なきっかけとなる!
- 長期トレーダーと短期トレーダーの見ている視点が違うことが分かれば、自分が狙うべきポイントも明確になり、自分に合うスタイルを見つけることができる!
- まずは逆張りからのトレンドフォロー戦略という1つの基準をいろいろな時間軸に当てはめてることで、複数の時間軸と結びつけやすくなり、自分の軸が定まってくる!
- 後悔のない選択を積み重ねていき、ブレない軸を作ることがブレイクスルーを起こすきっかけとなる!
動画でも解説しているので、良かったら見てみて下さい!
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では、具体的にどんなことに取り組んでいけば良いのか? ということを、
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ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
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P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。