どうも!FXトレーダーのみつしろです。
今回のテーマはずばり、「絶対にやってはいけないトレード日記の書き方TOP3」になります!
この記事をご覧になっているあなたも、「トレード日記を書いたほうがいい」とはよく聞くんじゃないでしょうか。
ボク自身もまったくそのとおりだな、と思います。
ただし、トレード日記を書いている人でも、上達に直結するトレード日記の書き方ができている人って実は本当に少ないんです。
上達に直結していないトレード日記の書き方を続けても、
「トレード日記を書いても書いても、あまり意味がない。」
ということになってしまう。
すると、そこにエネルギーを割く意味もなくなってしまいますよね。
だから、ちゃんとした正しいトレード日記の書き方を身につけることがとても大切なんです。
そこで今回は、
- 上達につながらないトレード日記の書き方TOP3
- 正しいトレード日記の書き方
について、ボクの考えをギュッと凝縮してお話ししていきます!
それでは、行ってみましょう!
目次
その1:売買記録だけを淡々とつけていく
まずはもったいない書き方その1です。
エントリー、エグジット、利食いなどを機械的に記録するような、ただ売買記録を淡々と記録して、たまにちょっとコメントが入っているだけのトレード日記ですね。
実はボク自身も、こういうのがトレード日記の書き方だと勘違いしていた時期がありました。
しかし、これだとトレード日記というより、単なるパフォーマンス表のようなものに近いんです。
たしかに日ごろの売買記録を淡々と書くだけでも、自分のトレード傾向やトレード戦略の勝率がわかるようになってきます。
それはそれで良いことで、他にも連敗の数や週単位の利益、プロフィットファクター(総利益が総損失の何杯かを示すデータのこと)なんかも見えてきます。
ただ、逆に言うと、そういった部分的な事実にとらわれてしまうということがあるんです。
つまり、
「勝率が低いから、勝率をあげよう」
「連敗が多いから、連敗を止めよう」
といった具合に、目先の部分にフォーカスしてしまうと、大事なところを絶対に見失ってしまうんです。
全体最適という言葉があって、「部分は全体によって成り立ち、全体もまた部分によって支えられている」という意味なんですね。
つまり、部分的なところと全体は、常に両方見ながら調整していく必要があるんです。
勝率が高い手法が良いとは限らない
トレードの世界って本当に恐ろしくて、例えば勝率99%の手法って実はあるんです。
勝率99%の手法には、例えば「日経225のプットオプション売り」という戦略があります。
これは本当に有名な個人投資家の人がよく使う手法なんですが、「遠いところのプットオプションを売り、それを毎月繰り返す」という手法です。
これがいったいどういった戦略か超ざっくり言うと、ロングポジションなんです。
つまり、相場が基本的に下げ過ぎなければ勝つわけです。
通常のロングポジションのとは違って、遠くてすごく下のところ、例えば日経225が2万円だった場合、15,000円くらいでロング買いポジションを持てるといったイメージです。
すると、極論ですが、15,000円まで落ちてこなければ、1か月以内に勝ちになるんです。
この手法はたしかに非常に勝率が高くて、ひと月あたり数十万円、ちょっとリスクを取って100万円くらいなら全然稼げちゃうんです。
高勝率の裏に隠された真実
例えば最近だと、コロナショックのような相場が来ましたよね。日経225も約24,000円から、一気に約2万円まで落ちてしまったんですが、こんな具合に相場が一気に変動してしまった日にはもう目も当てられません。
例えば、ひと月数十万円から100万円程度稼げるくらいのリスクを取っていた場合、おそらく家一軒売るくらいでは済まされないくらいの損害が出てしまうかもしれないです。
つまり、勝率99%って表向きは良いんですが、その勝率99%を成り立たせている裏の要因が必ずあって、その残りの1%に何かが込められている。ということなんです。
というわけで、ただ数字を淡々と記録していくようなトレード日記の書き方になってしまうと、どうしても部分的なところに目がいってしまいます。
まさに「木を見て森を見ず」状態になってしまうというわけです。
それは気をつけたほうがいいですね。
その2:失敗や損したことだけを書く
次にもったいないトレード日記の書き方その2についてお話ししますが、
「こんなことで今日は失敗した」
「こんなエントリーをやってしまった」
「損切りが遅くなってしまった」
「本来損切りするべきポイントでしなかった」
「エントリーすべきポイントから遅れて入ってしまった」
など、起きた失敗をそのまま書くっていうやり方です。
勝負すべきときに勝負にいけなくなる
失敗だけを書いてしまうと、失敗だけが印象に残ってしまいますよね。
すると、次にトレードするときに、
「また同じ失敗をするかも知れないな…」
という自己暗示をしてしまいます。
それが自己暗示になってしまい、自分にブレーキをかけてしまうようになると、勝負にいくべき時に勝負にいけなくなってしまうんです。
失敗を認識したからといって回避できるとは限らない
他には、失敗を日記に書いた後に、ただ「気をつける」や言い訳を書いて終わっちゃうといった書き方ですね。
ボクも以前はこのようなトレード日記の書き方をしていました。
しかし、「次は気をつけよう」とここで書き込むのは本当に何のあてにもならないんです。
トレードで失敗をすると、誰でもいったん冷静になると思うんです。
冷静になったそのときは、「こんな失敗をしてしまったな」とか「次は気をつけよう」と反省しますよね。
しかし、これはパニックに近いと思うんですが、一度失敗モードに入ってしまうと、熱くなってしまいますよね。
熱くなってしまうと、頭に血が登ってしまっている状態なので、冷静なときに反省したことなんて跡形もなく頭から吹き飛んでしまうわけです。
そうなってしまったら、せっかく失敗を認識しても意味がありませんよね。
もし失敗したことをトレード日記に書く場合は、失敗の原因を客観的に分析して、「次はどうしたらその失敗を防ぐことができるか」という対策をセットで書かなければ意味がありません。
その3:できないことを書く
もったいない書き方その3は、到底できないようなことを書き込んでいってしまうということですね。
「トレードがもっとうまくなりたい」
「今のままではダメだ」
そう思う心意気はとても大事です。
しかし、だからといってムリな目標を書き込んでしまうのはNGです。
例えば、「トレードの本を1日3時間読む」「仕事から帰ってきたら、睡眠時間を削って5〜6時間トレードする」「あらゆるトレード手法をひたすら検証していく」など、到底現実的にはムリな目標やタスク、ToDoをトレード日記に書くといったことです。
書いたことが実現出来ないとセルフイメージが下がる
やる気があるのは良いんですが、ムリな目標をトレード日記に書き込んでそれが達成出来なかったとき、セルフイメージはさがってしまいます。
逆に、セルフイメージを上げるには、自分が言ったことを実現するしかないんです。
現実化する力というとイメージしやすいでしょうか。
「あの人っていつも有限実行だよね」「あいつってなんかいつも結果出すよね」という人は、自分が言ったことを最後までやりきるという人が多いんです。
そういう人は、逆にできないと思ったことはやらない、あまり無闇には手出ししない、もしくは安易に書かないことが多いです。
その代わり、言ったり書いたりしたからには、それをきっちりやりきる。
いわゆる引き寄せの法則の原理原則もそういうことで、実行力や現実化力が大事ということですね。
そのため、あまり現実的でない目標をたくさん書くのは意味がないんです。
その目標ができなかった場合、翌日トレード日記を見たときに、「これもできなかった」って思ってしまう。
「できない、できない、出来ない…」ということを自分の潜在意識に入れていくことになってしまうので、ちゃんと「できることだけを書く」ということが重要なんです。
みつしろの視点
- 売買記録だけを書く
- 失敗だけを書く
- できないことを書く
成長に直結するトレード日記の書き方
さて、ここまでもったいないトレード日記の書き方TOP3についてお話させていただきました。
さて、ここからがいよいよ本題です。
ボクがおすすめのトレード日記の書き方を、ギュッと凝縮してお伝えしていきます。
まずはこの書き方を押さえれば、トレードが上手くなっていくような、成長に直結するトレード日記の書き方がわかりますよ。
失敗を分析して原因を言語化する
なにかしら失敗をした際、それをすべて言語化し、説明できるようにしておく、というのがとても大事なんです。
つまり、自分で決めたトレード戦略やプランを破ってしまう、といった失敗をした場合、「なぜこのような失敗をするに至ったのか」という原因・理由からその結果までを含めて、すべて書くんです。
トレードって、同じ失敗繰り返すことがよくありませんか?
「またやっちゃった…」という失敗を繰り返し、やがて「ああ、俺ってダメなんだ…」というパターンにハマっていく。
こういったことが本当に多いんですが、「なぜ同じ失敗をくりかえすのか?」ということをしっかりと見つめることがとても大切です。
稼ぐ人の共通点
トレードで勝ち続ける人には共通点があります。
これはトレードに限ったことではなく、仕事ができる人や年収1億円超えるっていう人のように結果をコンスタントに出し続ける人の多くに共通しています。
それは、「自分の失敗パターンをよくわかっている」ということで、それに対する「対処法もしっかりと持っている」ということなんです。
つまり、何度も同じ失敗を繰り返さない。
繰り返すことがあったとしても、失敗の規模を小さくしていくのが大事で、それができるようになれば、何か問題が起きたとき、その問題が大きくなりすぎる前に歯止めをかけることができるわけです。
仮に100%の問題を0%にできなかったとしても、80%〜20%と問題を小さくしていくことがポイントなんです。
なぜ同じ失敗を繰り返してしまうのかというと、結局のところ失敗をあいまいなままにしているからなんです。
例えば、追いかけてエントリーしてしまうってありませんか?
普段はしっかりとしたトレード戦略や、ボクが推奨しているような逆張りからのトレンドフォローをやっている方でも、たまにちょっと油断して追いかけエントリーしたくなるときってあると思うんです。
それで、気づいたら毎回追いかけエントリーをしてしまっていて、結果的に利益をまるごと飛ばしちゃう、といった負けパターンを持っていたとします。
こういった失敗は誰にでもあることなんですが、ここからが重要です。
ここで「次は気をつけよう」というあいまいな状態で終わらせてしまうと、絶対にまた同じ失敗を繰り返すんです。
ではどのようにして、あいまいなまま終わらせないようにすればいいのでしょうか。
失敗の原因を言語化する方法
例えば何か失敗をしてしまった場合、これはたいていすぐには言語化できません。
「なんでその失敗をしたの?」
「なぜ追いかけエントリーしちゃったの?」
と自問自答しても、
「いやあ、つい油断して…」
「なんだかチャートを見ていたらエントリーしたくなってしまって…」
という答えが返ってくるでしょう。
しかし、それは本当の原因ではないんです。
突き詰めて考えていけば、もっと「トリガーとなった経緯・流れ」があるはずなんです。
失敗というものはモヤモヤしていて、雲のように掴みどころのない、よくわからないものです。
そんなモヤモヤとした失敗を実体化するのが言葉です。
失敗をあいまいなままでなく、言語という領域に落とし込むと、「自分の失敗がなぜ起きたのか」ということが客観的によくわかり、自分で失敗の原因を具体的に説明できるようになるんです。
「追いかけエントリーをしてしまったのは、月の後半になるとすごく数字を気にしていたからだ。今月もう少しで利益が100万に届くから、本来はエントリーポイントではないところで、追いかけエントリーしてしまった。」
といった具合に、「数値目標を達成したいというエゴが原因」ということを言語化することが必要で、
「なんで失敗したの?」
って聞かれたときに、しっかりと具体的に説明できないといけないんです。
本当にその失敗を防ぐためには。
このように言語の領域に落とし込むことができてはじめて、その失敗に対して対策を立てることができます。
すると、失敗パターンがどんどん減っていきます。
同じ失敗を繰り返すこともあるかも知れませんが、だとしても被害は規模を抑えることができるようになっていくんです。
みつしろの視点
- 失敗をあいまいなままにすると繰り返す
- 自分の負けパターンを知るには「言語化」が重要
- 失敗のトリガーとなった経緯や流れをおさえる
長期的に勝ち続ける上で重要なこと
トレードの上達には、トレード戦略や手法を身につけることもたしかに大事です。
ですが、長期的にトレードで勝ち続けるためには、「自分の負けパターンをいかにコントロールするか?」ということが最も重要です。
なぜかというと、相場環境が良かったら正直、誰でも勝ててしまうんです。
ひたすらアップトレンドの相場だったら、買って放置するだけで利益が出るので、とても簡単なことなんです。
しかし、アップトレンドは長くは続きません。
どこかで相場環境は変わってしまうんです。
そのときに、自分の負けパターンをコントロールすることができる人は、相場の環境変化に合わせて戦略を当てはめていくことができます。
これが、長く勝ち続ける上で重要なことになんです。
まとめ
ということで今回は、上達に直結するトレード日記の書き方をお伝えしました。
「自分の失敗をすべて言語化し、それに対する対策をセットで立てる」ということを是非やってみてください。
必ず、あなたのトレードレベルが一気に成長することをお約束します。
そして自分の負けパターンを認識し、コントロールできるようになれば、それは必ずトレードだけでなく、日常にもいい形で影響が現れるはずです。
そのときにはじめて、「トレードと日常はつながっている」ということを、本当の意味で実感できるのではないでしょうか。
ぜひ、この上達に直結するトレード日記の書き方を実践していただき、あなたのトレードがより上達し、さらにあなたの日常、人生までもがアップトレンドになることを願っています。
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P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。