こんにちは FXトレーダーのみつしろです。
今回は『ドテンエントリー』についての詳しい説明と解説をしていきたいと思います。
その『ドテンエントリー』ちょっと待って！
という事で
- 『ドテン』とは？
- 『ドテンロング』『ドテンショート』
- 『ドテンエントリー』の注意点
- 『ドテンエントリー』で勝てる！唯一のポイントとは？
など、トレード歴13年、12年間で一度もトレード収益の月間マイナスを出していない月収400万円以上を安定的に稼ぐ常勝トレーダーみつしろが解説します。
今回の『ドテン』についての正しい知識、危険性を正しく理解して自分のエントリールールにしっかりと取り入れていけば、逆に『ドテン』をうまく利用して利益を取る事も出来ます！無駄な負けトレードを回避して勝ちトレーダーにグッと近づきましょう。それではどうぞ！
目次
1.『ドテン』とは？
1-1.ドテン用語説明とドテンエントリーの種類
ドテンとは持っているポジションを決済して、逆のポジションでエントリーし直す事です。
ドテンロングはロング(買い)、ドテンショートはショート(売り)の2つがあります。
ドテンロングとはロングでエントリーしたポジションを一度決済して、その後、ショート(売り)ポジションでエントリーをする事(ドテンショートはその逆です)
一般的にこのドテンエントリーが有効な場面とされているのはレンジ相場です。
例えば、画像の様なレンジ相場の時、①でロングエントリー②で決済＆ショートエントリー(ドテンショート)③で決済&ロングエントリー(ドテンロング)④・・・といった感じです。
効率良く利益を取っていく事が可能です。
ただ一見効率よく利益が取れそうに見えるドテンエントリーですが、リアルタイムで行う事は非常に難しいです。
2.ドテンは難易度が高い？
2-1.ドテンエントリーは高値掴み、底値拾いをしてしまう可能性が高い
相場では頻繁に【騙し】と呼ばれる現象が置きます。
騙しについては、この参考動画をご覧ください！
最初のエントリーポジションがロスカット、ドテンエントリー、その後、元々の狙い方向へ！というパターンは良くあります。俗にいう往復ビンタっていうやつですね！
この場合、ロスカットされた悔しさ、逆方向に勢いよく伸びていくロウソク足の動きに乗せられてエントリーする場合が多い為、ロスカット出来ずにどこまでも損失を放置してしまう可能性がとても高くなります！！
レンジ相場の時も同様で、レンジ相場は後から見るととても簡単そうに利益が取れる様に見える相場ですが、実際にリアルタイムでレンジのサポート、レジスタンスラインでドテンエントリーを行うのは非常に高度な技術です。
レンジの場合、サポート、レジスタンスラインを突破した場合、『レンジブレイク』といって勢いよく抜けていく可能性があります。レンジ相場だと思うあまり、損失を確定できず損失額を膨らましてしまう事に陥りやすいです。
ドテンエントリーには気を付けましょう！！
2-2.ドテンエントリーで失敗した天才トレーダーの末路・・・
このドテンエントリーにまつわる有名な話があります。
『ジェシー・リバモア』という1900年頃、アメリカのウォール街で活躍した天才トレーダーがいました。
▼リバモアだけで無く、FXにまつわる失敗の体験談について詳しく解説しているこの記事も読んでね！！
彼は当時売りだけで1000億もの資産を築き上げ【ウォール街のグレートベア】と称された
(ベア[Bear]とは熊の事で熊が攻撃の際に腕を振り下ろす動作を相場では『売り』に例えられる)
トレーダーとして4度の破産をし3度の大復活を遂げた伝説的トレーダー
しかし、彼は最後のトレードでは売りエントリー後、相場の上昇によりポジションを投げ(ロスカット)、ドテンロングを行った。その後、相場は暴落し彼は4度目の破産！！まさに天井を掴んでしまった教訓となる例です。
その後、彼は「自分の人生は失敗だった」という言葉を残して自殺をしています
(晩年はうつ病も患っていた)
リバモアの例は極端と思われると思いますが、実際に損失を取り戻そうとドテンエントリーをして、その後の急反転で資金を溶かしてしまうトレーダーは沢山います。
ロスカット後のドテンエントリーは喪失感、不安感、焦燥感(逆に動く相場に乗り遅れたくない感情)、期待感(損失を取り戻したい)など様々な感情が渦巻いている為、冷静な判断が出来ない状況で初心者にとっては非常に危険なエントリーと言えます。
3.ドテンで勝てる唯一のポイントとは？
今まではドテンエントリーについての注意点を話してきましたが、ドテンエントリーはうまく活用できればとても有効な手法ともなりえます。
3-1.ドテンエントリーを狙っていくべきシチュエーションとは？
ドテンエントリーを狙う場合は、ロング、ショートどちらも日足レベルでの変化が起こった時です。
例えば、次の画像を見てください。
こちらはGBP/USDの日足チャートです。
直近のダウントレンドの流れからヘッドアンドショルダーを形成しようとしている状況です
ヘッドアンドショルダーの形成を狙って、赤点線丸付近でショートエントリー、ロスカットラインはネックラインの赤線で設定したトレードです。
(赤点線矢印が狙っている相場の動き)
その後の相場の動きはというと
次の画像の様なりました。
シナリオ通りにはいかずヘッドアンドショルダーを形成する事無く相場は切り上げていきました。
この時、ショートエントリーしていたトレードは赤線にロウソク足がタッチしてロスカットとなりました。(緑丸辺り)
この様な日足レベルでのシナリオが崩れた場面では、ドテンロングエントリーは有りです。
直前までのダウントレンドの流れがあり、その状況で発生したヘッドアンドショルダーの形成はかなり高い確率で更に下げていく可能性が高いです！！
しかし、その流れが覆った場合、逆の方向に大きくトレンド変換する事があります。
つまり、日足レベルという長い時間軸で起きた壮大な”ダマし”だったという事になります
また、この場面はまさに相場の大きく動く売り買いが集中した瀬戸際であったと言えます。
(チャート下の縦棒線グラフは注文数を表していますが、赤ラインを突破した付近では注文数、特に買い注文が集中した場面という事が解ります)
ドテンショートの場合も同様に日足レベルでトレンドの変換起きた様な場面ではドテンエントリーは非常に有効な手法となります。
3-2.ドテンエントリーを狙う時の注意点
ドテンエントリーを狙う時に注意してもらいたい事は、直前までの自分のシナリオは死守する！という事です。
他のトレーダーに対して優位性があるポイントってことなんだ！
その為、どちらにチャートが動くかは誰にも解りません！根拠の無いドテンエントリーは往復ビンタを食らって損失を拡大させる可能性が高いです！
ロスカットポイントや売りと買いの瀬戸際については下記の記事を参考にしてください！
上の画像の例でも元々設定していたロスカットポイント(赤線)に達するまではしっかりと耐える事が重要です。
そして、自分のシナリオが間違いだった！ダマしだった！！と分かった時が、最高のドテンエントリーポイントとなります。
そして、ドテンエントリーをする時は今までの自分のポジション、相場の流れに執着する事無く潔く手放して新しい流れに乗るようにしましょう！！
ロスカットされた前のトレードに執着していたら、せっかくのドテンエントリーチャンスに乗っていく事が出来ません！
一度決めたシナリオは腹を決めて死守する！！しかし、決済(利益/損失)されたら執着する事無く手放す事！
このマインドセットがトレードで勝ち続ける為には非常に重要になっていきます！！
4.相場で勝ち続ける為に
相場で勝ち続ける為には、相場参加者の売り買いが拮抗している瀬戸際を狙っていく事が非常に重要となってきます。
また、その瀬戸際を狙ってエントリーを仕掛けていけるからこそ、今回解説した『ドテンエントリー』も有効な手法となり得る事になります。
そんな瀬戸際を狙える手法が、ボクがいつも推奨している『逆張りからのトレンドフォロー』です。
4-1.逆張りからのトレンドフォロー
この【逆張りからのトレンドフォロー】の優れている点は
- 優位性のある瀬戸際のエントリータイミングを明確に教えてくれるので初心者でも使える
- 損切りラインも明確で浅く済む
- 躊躇することなくエントリーすることが出来る様になる
- エントリーポイントや損切りポイントを曖昧さをなくし、機械的に決める事が出来る
- 優位性があるポイントでエントリーする事が出来る為、70％以上の勝率で大きな値幅の利益をとる事が出来る
- デイトレでもスイングトレードでも同じ様に使うことが出来る
- 複雑なインジケーターを使用せず、ボリンジャーバンドのみでOK
など巷にあふれている様々な手法の良い所取りをした夢の様な手法です。
初心者はもちろん、上級者のトレーダーでも問題なく使って利益を上げられる手法となっています。
なので、初心者トレーダーの方はまずこの【逆張りからのトレンドフォロー】を自分の型としてしっかりと身につけて頂ければなと思います。
この【逆張りからのトレンドフォロー】はボクの無料メールマガジンに登録して頂くと詳しい解説動画をプレゼントしています。
また、メールマガジンの中では、チャートや世の中の背景を読み解く考え方や、値動きに翻弄されずブレずに自分のポジションを貫くメンタルの鍛え方など、面白い話を色々していますので、ぜひこの下からチェックしてみてください。
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5.まとめ
それでは今回のまとめです。
- 安易なドテンエントリーは避けよう！
- ドテンエントリーを狙うポイントは日足レベルの長期足で変化が起こった時
- 自分の立てたシナリオは死守する事！
- 決済された事前のトレードを引きずる事無くエントリーポイントの判断をしよう！
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知識がついたら、実践していくことが大切ということは、冒頭でもお伝えしました。
では、具体的にどんなことに取り組んでいけば良いのか？ ということを、
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ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン（証券会社）や、SAアセット株式会社（ヘッジファンド）を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約４万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。
