どうも!FXトレーダーのみつしろです。
今回は、ボクがエントリーをする時に何を根拠にしているのか具体的なプロセスについてお伝えしていきたいと思います。
FX初心者にありがちなのですが
「ここだ!と思うポイントが見つからなく」「チャンスだと思った箇所が、実は全然見当違いな所でエントリーをしていた」ということがよくあります。
それは、明確な根拠がないままエントリーをしているからなんです。
では、ボクが実際にどういうふうに何を判断して、何を根拠に最終的にエントリーの決断を下すのかを、一連の流れを通してお伝えしたいと思います。
- エントリーポイントのタイミングを図る方法
- どのように根拠を決めているのか?
- トレンドラインの引き方のポイント
- ロスカットと利食いのポイント
- 戦略的に組み立てよう!
- 逆張りからのトレンドフォローのシグナルとは?
など、トレード歴13年、12年間で一度もトレード収益の月間マイナスを出していない月収400万円以上を安定的に稼ぐ常勝トレーダーみつしろが解説します。
最後までお読みいただければ、ここだ!と思うエントリータイミングが分かり、
根拠のあるトレードが出来るようになります。では、行ってみましょう!

1.エントリータイミングの計りかた、みつしろ脳内プロセスを実践解説!
1−1.FXでエントリーポイントのタイミングを計ることの重要性
まず、相場の原理原則ですけど、相場の大きな流れの中で、今どこにいるのかということが大事なんです。
まず大きな流れ(大局)を見ていきます。
その中で、ズームインしていった時に、どういう形になっていて、それは今後どうなる確率が高いのか?というのを見ていきます。
そして「引きつけてエントリーできるタイミングポイントを計って明確化していく」ということが大事なんです。
例えば、「60分足の相場」と「日足の相場」を見たときに、「どちらの方が影響力が強いのか」というと、日足の方が60分足より影響力(強さ)が大きくなります。
週足>日足>12時間足>8時間足>4時間足>2時間足>60分足>30分足>15分足
このような感じです。
ですので、大局を見るとは、週足、日足等で大きな相場の流れを確認し、その中で気になるポイントを4時間足、60分足等でズームインして確認していく流れになるわけです。
ことわざでもありますが、「木を見て森を見ず」と同じですね。
「物事の細部にとらわれると、全体を見失う」
些細なことにこだわりすぎると、ものごとの本質や全体像を見落としてしまうものです。
このようにして、曖昧なボヤっとしているものを、どれだけ鮮明に解像度を上げていくかということが、そのトレードの分析だったりとか、チャートリーディングだったりとか、トレード戦略にあたる部分なんです。
そしてはっきりと解像度が上がるほどトレードっていうのは威力を増します!
また、エントリーした時の根拠、証しが強い分、そこにしがみつけるんですよね。
しっかりと自分がそこに腹を据えて、見届けていくことができるトレードになる。
でもそうじゃなく適当にエントリーしてしまったら、ちょっと逆行されたりとか、ちょっと揉んだりしたところで、安易にそれを手放してしまうんです。
そうならないように、常に最後までつかみ続けるトレードができるようになるため、根拠、証しが重要になってくるんだ。
では、どのようにして根拠のあるエントリータイミングを計るのか。
その一つとして、水平線(サポートレジスタンス)と斜めのトレンドラインを合わせたライントレード的な方法があります。
今回ちょうど良い事例があるので、どういうストーリーを見てるのか、そこにどういう大きな流れを捉えているのか、そしてそれを踏まえて、どのようにエントリーをしていくのかを解説していきますね。
2.豪ドル/ドルの場合(ショートを入れたタイミングとは?)
今ショートをしようとしているんですけど、
このショートを、どの様な根拠で判断していくのか流れを解説しますね!
先ほどもお話したように、まず大きな流れから相場の流れを見るということで、週足から見ていきます。

週足を見ると綺麗な斜めのトレンドラインが引けるんです。
例えば、ここから引いてみます。

このように高値のトレンドラインを引きました。
高値を線で結んでいった形になっていて、これが何かというと、
豪ドル直近の上がってきたところが、ちょうど「トレンドラインのレジスタンス(抵抗)」にぶつかって落ちてるっていうことなんです。
また、これは週足なので、かなりその幅が大きいです。
2-1.トレンドラインの引き方のポイントは?
トレンドラインとはその名のとおりトレンド(相場の方向)を表すラインのことをいいます。
基本的なトレンドラインの引き方ですが、上昇トレンドラインは起点の安値を決め、そこからわかりやすい安値を結んで引いていきます。
その際に複数の安値がぶつかるラインであればレジスタンスの有効度が高いということになります。
ポイントは
「上昇トレンドは高値・安値の切り上げ、下降トレンドは高値・安値の切り下げ」になります。
詳しいトレンドラインの引き方は下記の記事からも確認できます!
2−2.どうやってショートを判断していくかの?
では、ここから、どういう流れでエントリーを計っていくかですね。
まず図のように、相場の大底から、こう上がっていますよね。

で、このトレンドラインに近づいて行った時に、

これまでのパターンを想定すると、またここにタッチして下に落ちていく。
こんな感じの確率が高いよね、というシナリオが考えられます。
でも、これを時間軸を落とすとまた違うものが見えてくるんです。
日足にしてみましょう。

ここですよね、今度はこの水平線が出てくるんです。
では、実際に水平線を引いてみましょう。
2ヶ所が高値で止まってるので、こんな感じで水平線が引ける。

そして最後にブレイクしてますよね。
ブレイクしてるってことは、これトレンド転換かなっていうふうに思いがち、なんですけど、
実はね、その上にまだレジスタンスが控えているわけです。
ここの難しいところは、水平線で止まることも想定できるんですよ。
なので、水平線でタッチした場合、こういう風な軌道を描いて落ちていくっていうことも想定できるので、1回ここのタッチで売るっていうのもありなんです。

ありなんだけど売った時に、また上に抜けましたね。
その後、水平ラインを貫通しました。

で、ここでトレンド転換かと思いきや、まだ次のレジスタンス「トレンドライン」が出てくるわけです。

このトレンドラインで止まる可能性もあるので、水平線(レジスタンス)を抜けただけでは、トレンド転換とはまだ言えないということなんです。
で次はどうなるのかというと、
今度は次のトレンドラインで、もむケースですね。

ああ、これレジスタンス効いてるなぁ、と分かるわけです。
もちろんこのトレンドラインのところで売ってくっていうのもありなんですけど、
これ難しいところで、このトレンドラインを今度は上に行くことも十分想定できるんですね。

ラインが近いので仮にショートしたとしても、このトレンドラインを斜め上に抜けていったら損切りをすればいいんですけど。
ただ、ボクは今回もうちょっと下がってきたところで売ってます。
トレンドラインを引いておきましょう、もう一個のトレンドラインはここです。

日足直近はここでサポートされているんですね。
ここでどういう動きを見たいかっていうと、ここから日足のトレンドラインを下に割ってくる動き、

そして下がったところを狙う。こっちを狙いたいわけです。
では、実際にどうなったかちょっと進めてみましょう。

ここで、ちょっとブレイクしましたね。
で、下にトレンドラインを抜いてきてるじゃないですか。
その段階でさらに時間足を下げて4時間足を見てみましょう。

今こんな感じで切ってきてますよね、
切ってきた段階で、ボクは今回ショートを入れました。
これ、だいぶ上抑えられていて、トレンドラインで3箇所ですね。

このようにトレンドラインが弱くなっているので、トレンドライン割った所でショートです。
2−3.ロスカットのポイントと利食いのポイントは?
このままの展開でいけば、どこまで利食いが見れるのかというところですが、
まずはロスカットは、ローソク足の高値抜いてきたら一旦切っていいと思います。
そして、トレンドラインを切ってきたら、もう本当にこれは転換だと思うので、一旦逃げた方がいいです。
で、直近はどこまで見れるかと言ったら、利食いはここです。

次のレジスタンスがある水平線までは見たいところなんですよね。
あと、なぜここで売ったのかというのには、もうひとつ理由があるんです。
それは、1時間足をパッと見た時に、ヘッド&ショルダーになってるなと思ったので、
売りがちょっと強くなってるというのは感じたところなんですね。

ここですね。
ヘッド&ショルダーを形成して下げていったので、これは売りが強いなと思い、割ってきたギリギリの所でショートしました。
2−4.豪ドル/ドルのエントリーポイントのまとめ
こんな感じが、豪ドルで今回ショートに至るまでの流れです。
こんな風に戦略的に組み立てていく、明確にすること、自分がどこを見てるのか、どのポイントまで待つのか、どこまで来たらエントリーを狙っていくのか?というのをはっきりと明確にしていくということがプラスを出し続ける上で大事なんです。
それらを守らないで曖昧な状態でエントリーをすると、自分の中の基準っていうのがめちゃくちゃになってしまうので、何を軸に定めていいか分からなくなります。
軸が無いから、良い時と悪い時が分からなくなっていく。
エントリーして引かされても損切りをどこでしていいかわからない。
利食いもどこまで引っ張ったらいいかわからない。
このエントリー自体がいいのか、悪いのか、いい流れなのか、良くないのかが、よく分からない。
という風になり、トレード自体がめちゃくちゃになっていくと秩序のないトレードになってしまう。
これを積み重ねていったところで蓄積にならないんです。
「トレーダーとしてやっていきたいことは、いいトレードを積み重ねていくこと」
それが何よりも自信につながるし、自分のセルフイメージを上げていき、
きっちり重ねていくっていうことが日常生活でも別のかたちになって反映されていく。
いい形でそれが出てくるわけですから、積み重ならないようなやり方をしていても、
一時的に勝ったりするだけで、最終的に長期的に見たらやっぱりトータルプラスは難しいし、
それがトレード以外の自分の認知上で生かされないんですよね。
なんの蓄積にも結果的にになってなかったら、お金や時間が無駄になってしまう。
なので今回のようにちゃんと証を探していって、その証が重なるポイントっていうのを狙っていくっていうことが重要です。
3.ポンド/ドルの場合(シグナルを読み解く!)
ポンドドルに関してですが、これは単純に逆張りからのトレンドフォローのシグナルが出ているということなのでエントリーしました。
逆張りからのトレンドフォローのシグナルについて詳しく知りたい方は、メルマガ登録をすると詳しいエントリータイミングや方法を公開しています。
3−1.逆張りからのトレンドフォローのシグナルとは?
私が推奨している逆張りからのトレンドフォローも完全トレンド転換を狙っていくパターンです。

ポンド/ドルですが、今回、1.2890から90pipsぐらい下がっているんですね、今そのサポートを割ろうとしているっていうところで、ブレイク狙いでショートという感じです。

利食いは、だいたい1.2587ぐらいですね、ここまでは落ちていくんじゃないかとは思うんです。

ポンドドルにに関しては、逆張りからのトレンドフォローのパターンがまだ効いているので、
ここの反発が非常に弱かった、それを確認してショートをしようとしてます。

ローソク足も上髭つけて下がってきて、このサポートも割るかどうかという展開になっています。

これ、もし上に切ってきたら一回切るっていう感じです。
まさに今、その分かれ道にあるということです。

こういう分かれ道というのは、一番エネルギーがグッと濃縮されるポイントなので、爆発した時デカいんですよ。
どっちに行こうかね、そういう変わり目、流れの変わり目に乗っていくっていうトレードをボクは常に意識をして乗るようにします。
3−2.流れの変わり目が最もエネルギーが濃縮されるポイント!

さっきの豪ドル/ドルもそうなんですが、流れの変わり目なので、そういう時って売りと買いがぶつかり合うんですよ。
川の流れで、流れと流れがぶつかり合ったところで濁流になりますよね、
渦巻きみたいなのがおきたりして、そういう流れが激しくなるポイントなんです。
これは相場も一緒で、そういう所って、こう売り買いが交錯するでしょ、
交錯して売りと買いがぶつかり合ってその後どっちが勝ったかによって方向性が出ていく、
まさに濁流!売りと買いのぶつかり合いですよね、

こんな感じで上がったり下がったりして、その後下に抜けてきているので売りが最終的には強かったっていうことをチャートが示してくれているんです。
なのでその流れに乗っていくっていうことが大事。
流れの変わり目に乗っかっていくトレードをしていくと大きな流れがとれるようになります。
そのためには、「乗れるまで細かい軌道修正のロスカットをしていく」という感じになります。
4.まとめ
では、最後にまとめです!
FXでエントリーポイントのタイミングが分からなくなる理由は、
まずは軸となる箇所を見つけることが大事!
- 原則は「相場の大きな流れの中で、今どこにいるのか?」を把握しておくこと!
- 今後どうなる確率が高いか?を判断していく!
- 根拠・証が強いほど、しがみつけるトレードができる!
またエントリーで気を付けることは、
- 相場のシナリオを考え、戦略的に組み立てよう!
- 自分がどこまできたらエントリーするのか?というルールを明確にしよう!
- 曖昧な状態でトレードをしないで、良いトレードを積み重ねられるようにしよう!
こんな感じでボクはいつも相場のシナリオを組み立てて、エントリーまでのタイミングを計っていきます。
これは特にFXをはじめたばかりの人に覚えて欲しい事ですが、
この積み重ねが、プラス収益を出し続けるには必須だからです。
また、トレンド転換の「証」を見つけるのに、ボクが推奨している【逆張りからのトレンドフォロー】を実践で使ってみれば、いかに証を見つけることが簡単かが分かるはずです。
今後は曖昧なトレードをしないできちんと道筋を立てれるように頑張りましょう!
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メルマガでは、今回ご紹介した何を根拠にエントリーをしているのかについてはもちろん、
ブログでは書けないような更に深い内容を、様々な事例を取り上げながらご紹介しています!
知識がついたら、実践していくことが大切ということは、冒頭でもお伝えしました。
では、具体的にどんなことに取り組んでいけば良いのか? ということを、
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ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります!
メルマガやここの記事で取り上げて、解説できることもあるかもしれませんので、ぜひ質問や感想も送ってくださいね!
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FXについてどこからはじめて良いかわからない方はこちらの記事から読んでみてください!
P.P.S.
FXで自由な時間とお金が欲しい? まずはこの記事で「FXトレーダーの真実」を知ってください…。
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。