どうも! FXトレーダーのみつしろです。
今回は、FXで破産した体験談や、実は破産していた有名トレーダーたち、破産から立ち直って市場に復帰した人、などのエピソードをご紹介します。
- なぜ、FXで破産への道を辿ってしまうのか?
- 口座破綻や破産を繰り返す人の特徴は?
- 破産した人・市場に復活した人
などを、読者さんから寄せられた体験談や有名トレーダーのストーリーから学びましょう。
トレーダー歴10年、9年負けなしのみつしろが解説します!
1 みんなのFX破産の体験談
まずは、メルマガの読者さんからお寄せいただいたオリジナルの体験談を一部ご紹介します。
1-1 一発逆転狙いの結果、口座破綻を繰り返す
こちらはペンネームTSさんから、拙書『FX2.0』にいただいたご感想です。
FX で負ける人の 4 つのパターンを読みました。
私の場合は、一発逆転型です。リベンジトレードで何度も破産をしました。
デモ口座でもリアル口座でも何度も破産をしました。ナンピンを何度も繰り返し、それも建玉を10倍ぐらい増やして!
ナンピンをしても負けて、どてんをして又負けての繰り返しです。文面の中で、
トレードで利益を一円でも多く残すために必要なのは、
テクニカルでもチャートパターンでも損切りでもなく、
とにかく「余計なことをしない」ということに尽きる!
との言葉に納得しました。その後の文面で、
だから、ついトレードで余計なことをしてしまう自分のパターンや
癖がたった一つでも改善されたら、これまでその癖によって失い、
あなたの口座から流れ出ていっていたお金が残ることになります。
との言葉を読んで、
この悪い癖を直す決意が出来ました。ありがとうございました。
以上です。TSさんより
電子書籍『FX2.0』では、FXで負ける人の4つのパターンや資金効率ならぬ「エネルギー効率」の良いトレードの考え方を解説しています。
このページの最後の方から無料でダウンロードできますので、ぜひゲットしてください。
きっとあなたトレードのヒントも見つかります。
1-2 退職金1800万円を使い果たしあわや自己破産
続いてはメルマガをお読みいただいているUさんからお寄せいただいた体験談です。
自分は2年前まで普通のサラリーマンでした…。
年収は1000マンほど、家族もいて傍から見れば幸せな家族だったと思います。しかしながら、会社に依存した働き方、年金問題など自分の未来に不安を感じ、何か特別なスキルを身に付けたいと感じていました。そこで出会ったのが投資の世界です。
「トレードスキルを身に付けてしまえば、怪我や病気になってもnet環境とPCがあれば収入を確保できる」と安易に考えていました。自分に何かあっても周りの人たちを幸せにしてあげたい。
守っていきたいと心から願い、自分を崖っぷちに追い込むつもりで会社を退職しました。資格を取り、起業しながらトレードを行っていくつもりでしたが、
トレードで勝てない日々が続き起業するための準備がおろそかになり、
チャートに張り付く毎日が続くようになっていました。資金をつぎ込んでは溶かす毎日、いろんな手法に手を出し、ツールも購入しました。
でも、結果が出ない。いつの間にか1800万の退職金は底をつき、税金や企業のために借り入れた借金も払えない状態になっていました…。
加入していた生命保険を役所に差し押さえられ、先日、借入先から裁判を起こされ、被告人として出廷してきました…。
弁護士に相談して債務整理や自己破産も考え相談しましたが、もちろん着手金を払えるほど蓄えもなく、軽くあしらわれる始末。勝てさえすれば、まだ何とかなる。
そんな根拠のない自信が悪い方向に働いていることも気付かずに…。そして新たに職に就いたのですが、職場でミスが続き思うような成果も出せず、
「年下の奴に馬鹿にされながら、俺はなにをやっているんだろう」
「前の会社にいた方がよかった…」という言葉を押し殺しながら、
「自分が決断して行動した結果だから泣き言は言ってられない」
周りが変わらないのであれば自分を変えるしかない。と思い始めるようになりました。仕事のミスはなぜ起こるのか?思い返してみると、仕事中も新しい手法やトレードのことが気になって集中できていないことに気が付きました。
自分の生活すべてがチャートに縛られていることを始めて悟ることができたのです。
チャートは忘れて仕事は仕事、寝る時は寝る。今の生活自体を変えるように
していったところ、仕事のミスは減りだしました。でも、「将来のことや周りの人たちを幸せにしたい」という思いから始めたトレード。諦めたくはありませんでした。
そんな時、みつしろさんのブログに出会ったのです。
自分が薄々気付き始めていたことが、はっきり形として見えた瞬間でした。
そして、自分の理想としていた未来を熱く語り、応援してくれる人が居ることに安堵と共に涙があふれてきました。Uさんより
1-3 会社の資金を吹っ飛ばしてクビに
最後は読者さん…ではなく、ボクがトレーダーになって1年目の失敗談です。
ボクは人から指図されるのが嫌いな性分で、大学の時は就活に全くやる気が出ず、かろうじて1社だけ内定が出たのがたまたま証券会社でした。
そこで初めてトレーダーという仕事に出会い、自分の腕次第で成り上がっていけることを知り、「これだ!」と思いました。
トレードについては片っ端から本を読み漁って猛勉強し、デモトレードではめっちゃ勝てるようになりましたがリアルではてんでダメ。
入社して9ヶ月目のその日はドル円で負けて、でもまだ取り戻せると思ってナンピンしまくってたらそのまま死亡しました。
何を思ったかその日は黙って帰宅し、会社からの着信は見ないフリをして、翌日、上司からクビを言い渡されました。
もっとFXの失敗体験談を読みたい人はこちら↓↓
2 有名なトレーダーたちも破産していた!
破産は庶民だけの問題ではありません。もっとどデカイ規模の失敗をしている有名なトレーダーたちのエピソードをどうぞ。
2-1 ジェシー・リバモア
リバモアは「ウォール街のグレートベア」の異名を持つ、アメリカの投機家・相場師です。
貧しい移民の農家に生まれましたが、14歳で家を飛び出し証券会社の小僧になって投機家への道を歩みます。
1回目の破産は株を始めてから6ヶ月足らず。そこから復活して5万ドル(現在の20億円相当)の資産を作ります。
ところが、株価が下落すると呼んでその5万ドルを空売りに投じたのが大失敗で、2回目の破産。
6年後にまた復活して今度は100万ドル(今でいう200億円相当)の資産を作ります。
今度はコットン市場に手を出したら大暴落して莫大な負債を抱え、3度目の破産。
三度市場で勝ち始めたリバモアは、2年がかりで負債を完済しています。
さらに4回目の破産の後、晩年はうつ病を患いピストル自殺の最期を遂げます。
2-2 リチャード・デニス
アメリカの投資家、リチャード・デニスはピザ宅配のアルバイトで貯めた400ドルの種銭を2億ドルにしたと言われます。
伝説の投資家集団「タートルズ」の生みの親としても有名ですが、この人も一度破産してます。
デニスは総資金の20%をも市場にさらす「ピラミッディング」という手法を取っていました。
ピラミッディングとは、順張りで段階的に増し玉をしていく「逆ナンピン」みたいな手法ですね。
3-3 バンカー・ハント
上の2人は庶民の家に生まれた苦労人でしたが、アメリカの投機家バンカー・ハントは石油王の息子です。
一族の資金力を武器に商品先物取引で成功すると、今度は銀先物の投機を開始します。その規模は世界中の銀の在庫を独占できるほどのポジションだったとか。
この銀投機により9ヶ月間で得た利益は推定20億から40億ドルに上ります。
その買い占めのせいで銀の先物と現物の価格が爆上がりしたことから、シカゴ取引所は証拠金を引き上げる対策を講じます。
買いポジションが維持できなくなり、銀価格は一転して暴落。株式にまで影響を与える大パニックに! これが1980年の「銀の木曜日」事件です。
ハントは投機の損失と訴訟費用が払えず破産。さらに市場操作を企てた罰金として、1000万ドルを払うことになりました。
3 FXで破産まで追い込まれてしまう理由とは?
3-1 仮想通貨「億り人」の末路
ちょっと前の仮想通貨バブルの時に、たまたま買ってあった仮想通貨が数百倍になり、いとも簡単に億を稼いでしまった人が沢山いました。
ところが、「億り人」になったのに、その後破産する人も沢山いました。
投資の知識もトレードの技術もないのに、なんかわかんないうちにラッキーで1億円稼いでしまった、みたいな人はギャンブルをしているのと同じです。
どこかで一気に負けて、最初に増やした資金を吹っ飛ばしてまいます。
そこで反省してトレードのやり方を変えられれば救いがあるのですが、一回美味しい思いをしたのが忘れられないと大変です。
普通に働いたりチマチマしたトレードなんかやってらなくなって、「次で一気に取り返そう!」と何度も資金を投入しては吹っ飛ばすことを繰り返します。
そのうち儲かっていた時の税金すら払えなくなり、種銭を借金してまた飛ばして、最後は破産という悲惨な末路を辿るのです。
もちろんFXや仮想通貨で勝った人全員がそうなるわけではなく、そのまま安定して勝ち続けられる人もいます。
一体、何が違うのでしょうか?
3-2 器を超えた大金を手にすると…
その違いとは、「器」の大きさの違いです。
人は、本来受け取るはずがなかったお金を手に入れると、それを元に戻すような行動を取ります。
FXでも仮想通貨でも、宝くじでも、自分の器を大きく超えるお金は豪遊しまくるなどして、いつの間にかゼロになってしまうのです。
しかし一度上がった生活レベルを下げるのは難しく、更に借金を作って破滅への道を突き進むことになります。
例えば、230億の資産を持つと言われる個人投資家のcisさんは、お金を使うことに興味がなく、奥さんへの一番高いプレゼントは10万円の結婚指輪だそうです。
では、なぜ引退せずにお金を稼ぎ続けるのか?
僕自身は自分の力が通用してお金が増えることが楽しいので。トレードをしているときの時給とか期待値を考えるともったいなくてやめられないんですよ。
それにお金を稼いで、税金を支払って、みんなにご馳走して、子どもに資産を残すのは、みんなのためにもなるでしょう。だから稼げる限りは続けたいと思っていますね。
ボク自身も、今は1億とかポンと入ってくるのは想定の範囲内なので、特にテンション上がることはないし、生活レベルも別に変わりません。
儲けたお金は、本当にいい思いでビジネスをやっている人たちを応援したり、仲間で使うマイクロバスを買ったり、いろんな面白い企画をやったりするのに使っています。
3-3 漫画でわかる破産する人の特徴
【漫画】第20話「FXの失敗例!急落で大損や破産した人たち」
画像:【漫画】第20話「FXの失敗例!急落で大損や破産した人たち」│フクポンFX
4 絶望から立ち直った人たち
しかし、破産したからそれで全て終わりではなく、何回でもやり直すことはできます。
むしろその経験がその後のトレードや人生の糧にもなります。
破産して絶望的な状況から立ち直った人たちのエピソードもご紹介しましょう。
4-1 負債3億! ガチの自己破産から再起した体験談
あれこれ遊んで
疲れた現在56歳の 年収1千万円程度の
新聞営業マンです一応 全国一表彰も 受けて
30歳~40歳の 20年前は
まだ 業界バブルで 年収2000万以上有りましたが…いかんせん 調子乗りの ええかっこしいの
単純人間で
うかれまくり
キャバや ラウンジで 女の子に万札
乳に ブチ込んで 遊んでました(´꒳`)ギャンブルも 半端無い 張り方で…
仕事2時間終わり
午後は 競艇
サイフに30万~50万円入れて毎日出勤
の日課ワンレース10万張りから スタート
3レースで ゼロってお帰りパターンしかし5日に1回頻度で
1レース目ヒット 配当870円
抑え差し引き 60万円払戻し次レースは 転がし 本命50万円抑え20万張り
更に 配当300円ヒット
還り150万円次レースは 50万円の3点張り150万円
配当600円ヒット
還り300万円で 大笑い 帰宅…みたいな キチガイ人生を 20年間
やってました バカですで…40歳時点で 総負債 3億円に
到達しまして妻子所帯持ちやのに
破産しました平成15年
年収は 半減して
ギャンブルも 完全に辞めて自宅も 一応建てました
還暦前で 趣味が無いので
先月から 50万円口座作り
ビビリながら FXやってます性格がイラチなので
スキャルピングしか 勝てなくてほぼ絶対 勝てる
方向性トレンドに 遭遇したら
5ロットでエントリー
(逆行即切り 1pips逆指値)
の ビビリ設定です2~5pips 取れたら 利確 プラ2000円
5回やって プラ1万位で
辞めるみたいな…セコセコ トレードです笑
もう この歳で
再び 地獄 味わいたく無いからこれが 出来る限りの
勝負ですeiさんより
1回のトレードは100%絶対に勝てるものはありませんが、きちんと資金管理をしてリスクを許容範囲内にコントロールできれば大損することにはなりません。
あとは技術をつけながら器も広げて行くと、資金やロットも増やせるようになりますよ。
4-2 破産後アルバイトで貯めた100万で市場復帰
こちらは、破産して自殺未遂までしたのに、血のにじむような努力で株式市場に復帰した個人投資家、紫垣英昭さんのエピソードをご紹介しましょう。
柴垣さんは証券会社のディーラー出身で、独立して事業を始め、本も出版している業界では有名な方です。
トレードもビジネスも順調でしたが、米国サブプライム問題による日経平均株価の暴落の際に損切りが遅れて一気に資金がショート。破産に追い込まれます。
「いっそ、死んでしまった方が楽かもしれない・・・」
いつしか死ぬことばかりを考えるようになってしまいました。
ある日電車待ちのホームに僕はいました。そしてほぼ無意識のまま入線してくる電車に飛び込もうとしたのです。飛び込もうと思った瞬間、けたたましく電車のクラクションが鳴り響きました。
僕は思わず我に返り、その場に倒れ込み泣き崩れてしまいました。
このことを後日、私の恩師(現在、弊社の顧問弁護士)に話をしたところ、このような言葉が返ってきました。
「やってしまったことは仕方がない。これからは人が喜ぶことをやれ!これからはそういう生き方をしてみろ・・」と。
この”言葉”に僕は、頭をハンマーで殴られるくらいの衝撃を受けたのを今でも覚えています。
これで僕の腹は決まりました。
「自分の経験が、損をしている個人投資家のために生かせるかもしれない」と、もう一度株式市場で再起することを決意した柴垣さん。
軍資金の確保のために昼も夜もアルバイトを掛け持ちしながら、過去の取引を検証する日々が続きます。
破産から10ヶ月後、やっとの思いで手に入れた100万円を元手に株式市場に復帰!
100万円が半年後には2倍に、1年で完全復活を果たしました。
動画でもお話ししています。
関連記事はこちら!
6 まとめ
FXで破産してしまった人たちのエピソードを見てきました。
会社員トレーダーも、世界屈指の大金持ちも、負ける時は負けるのがトレードの世界。
破産すると自分だけでなく家族や周りの人にも大変な思いをさせてしまいます。
しかし、必要以上に怖がる必要もありません。
きちんと資金管理やメンタルコントロールができていれば、負けても全財産を飛ばすような大損にはなりません。
関連記事も読んでみてくださいね!
FXで勝ち続ける次世代トレーディングの極意を知りたくありませんか?【豪華プレゼント付き】
今回は、FXで破産に追い込まれた人の事例を元に、大負けする人の共通点を検証していきました。
メルマガでは、今回ご紹介したこと以上に、ブログでは書けないような更に深い内容を、様々な事例を取り上げながらご紹介しています!
知識がついたら、実践していくことが大切ということは、冒頭でもお伝えしました。
では、具体的にどんなことに取り組んでいけば良いのか? ということを、
FXで勝ち続けるためのメンタルと手法を学べる、電子書籍と講義(期間限定のプレゼント)でお伝えしています。
ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります!
メルマガやここの記事で取り上げて、解説できることもあるかもしれませんので、ぜひ質問や感想も送ってくださいね!
↓↓↓こちらのバナーをクリックしてご登録ください!↓↓↓
P.S.FXについてどこからはじめて良いかわからない方はこちらの記事から読んでみてください!
P.P.S.
FXで自由な時間とお金が欲しい? まずはこの記事で「FXトレーダーの真実」を知ってください…。
人気ブログランキング参加しています!
良ければ下リンクをポチッとお願いします!
為替・FXランキング
1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。