「ゆくゆくは、FX専業トレ-ダ-1本で身を立てていきたい…」
「さっさと今の会社を辞めて、時間的・経済的な自由を掴みたい…」
FXに取り組んでいる人からすれば、FX1本で生活するライフスタイルに一度は憧れたことがあるかもしれません。
あるいは、将来的には専業トレ-ダ-として生計を立てていきたいビジョンはうっすらあるものの、
「なんだかんだいってFXは不安定だから、本当にFX1本だけで生活できるの?」
「実際のところ、専業トレ-ダ-ってどういう生活スタイルなの?」
というところが気になっている方も多いんじゃないかと思います。
今回は、元専業トレ-ダ-だったみつしろさんに、専業トレ-ダ-としてFX1本で生活している頃のエピソ-ドや、「実際のところはどうだったの?」という部分について詳しくお聞きしてみました!
目次
1.FXで生活している人の実態
ボクの場合は証券会社のディ-ラ-としてFX1本で生活していたんですけど、参考までに、当時のお話をしておきましょう。
ボクの当時のスケジュールはこんな感じでした。
- 16:00 ~ 16:30 起床、顔を洗うなどしてトレードに向けてコンディションを整える
- 16:30 ~ 18:30 ヨーロッパ市場のトレード開始
- 18:30 ~ 21:00 休憩
- 21:00 ~ 22:30 ニューヨーク市場のトレードに向けてチャートチェック
- 22:30 ~ 04:00 ニューヨーク市場のトレード開始
- 04:00 ~ 08:00 その日行ったトレードの記録と振り返り
- 08:00 ~ 16:00 就寝
当時は、ヨーロッパとニューヨークの市場がボクの担当だったので、仕方なく夕方16時起床の生活だったんですよ。
ヨーロッパとニューヨークの取引時間はそれぞれ、
- ヨーロッパ:16:00~24:00
- ニューヨーク:22:00~翌7:00
となっていたので、この時間でフル活動していくために、起床時間を16時にせざるを得なかったんです。
ということで、16時に起きたらまずは寝癖を直したり、顔を洗うなどしてコンディションを整えます。
コンディションの整理が完了した後は、ヨーロッパ市場のチャートチェックをし、それが終わったら実際にトレードを18:30までして、これで1ク-ル終了といった感じです。
とはいっても、テキト-にニュースをダラダラみたりとかっていう無駄な時間を淡々と過ごしていたわけではないですよ。
コーヒーを飲みながら、ニコニコ動画で作業用BGMを流しながら、ニューヨークの取引に向けて頭を休めていた感じですね。
20時くらいになると、そろそろニューヨーク市場がざわざわと動き始めるので、それに向けて心を整えていました。
で、21時くらいになったら、頭をトレードモードに切り替えて、ニューヨーク市場のトレードに向けてチャートチェックをします。
実際の取引開始は22時半からでしたけど、今日の動きはどうなるのか、どこでエントリーしようかとか、チャートを見ながらずっと考えているので、その間はずっとパソコンの前から動かなかったですね。
そして、22時半のニューヨーク市場がスタートしたら、朝の4時までぶっ続けでトレ-ドし続けます。
ちなみに、当時のボクは「スキャルピング」という超短期で売買を行うトレードスタイルでトレードをしていました。
(ちなみにスキャルピングについて、よくわからない人は「FXのスキャルピングとは|メリット・デメリットや勝つ人の特徴」で詳しく解説しています。)
スキャルピングは何回も売買を繰り返してコツコツ利益を積み上げていくスタイルなので、トイレに行く時間すら惜しいほどでしたね。
そんなこんなで何回も売買を繰り返していくうちに、外が明るくなってくる朝の4時になると、市場の動きも落ちついてくるので、それでその日の取引は終了となります。
いやいや、それがそうじゃなかったんですよ。
トレ-ドが終わってからは、翌日の取引のためにその日行ったトレードの記録と振り返りをきちんとします。
翌日の取引のスタートをある程度予測しなくちゃいけないから、その日のトレ-ドの終わり方とかも含めてきちんと予習復習しないといけないんですよ。
例えば、その日の相場が1日中、右肩下がりしていって最後の30分で上がり始めで終わった場合、翌日にその上がりが継続されていくだろうな-とか、そういう予測を立てるだけでも随分次の日の戦い方が変わってくるんですよ。
相場は、前日の流れを引き継ぎやすいからですね。
次の日も万全の準備をして臨むためにも、その日のトレードで
- 終値が前日比でいくらだったのか
- 相場がどういう値動きをしたのか(下がって落ちたのか、下がりっぱなしだったのか等)
などなど、このような点をきちんと予習復習して、次の日の予定を立てておくんです。
どれだけ体調が悪かろうが、どれだけ負けて機嫌が悪かろうが、絶対にその日の記録と振り返りは欠かさずしてましたよ。
トレードの記録と振り返りを4時間程やって、それでやっと眠りにつく。
で、また16時に起きるっていう生活を平日の週5日間ひたすら繰り返していましたね。
ちなみに、トレードをしない土日とかは何して遊んでいたんですか?やっぱりディスコとかキャバレ-クラブに足しげく通ってたんですか?けしからんですな
FX生活している人は、平日はトレードに熱中している代わりに、土日で思う存分遊んでいるというイメージをもっている人が多いかもしれません。
でも、ボクの場合は、当時トレードにのめり込みすぎていたこともあって、毎日トレードをしていないと気がすまなかったんですよ。
それこそ、常に煙草を吸っていないと落ち着かないような人みたいに、
- 「トレードをしていないと落ち着かない!」
- 「早くトレードがしたい!」
みたいな感じで、何をやってもトレ-ドのことが気になるみたいな、中毒のような状態でしたよ。
だから、あんまり土日に自らどこかに遊びに行くという発想すらなかったです。
たまに相場仲間に誘われて、夜に飲みに行ってくくらいですかね。
平日はトレードにずっと取り組んでいて、土日ははやくトレードをしたくてうずうずしている間に、いつの間にか1日が終わっている。
専業トレーダーとしてFX1本で生活していた頃のボクの生活はだいたいこんな感じですね。
もちろん人によるし、これはボクがあくまでディ-ラ-として市場の担当があったからっていうのもありますけど。
あるいは、スキャルピングを中心にトレードをしてきたからっていうのもあるかもしれないです。
スキャルピングは秒単位で利益を狙ってトレードを繰り返す手法ですから、もっと長期的なトレ-ドをしている先輩トレ-ダ-とかは、もっと遊びにエネルギ-を注いでいる感じでしたね。
その先輩とかは、月の前半で稼げるだけ稼いだら、
「さあて、今月も十分稼いだからタイにでも行くか〜」
と稼いだ金を片手にタイまで行って、
「俺はタイで女の子と遊ぶのが人生の生きがいなんだぜヒャッハー!」
とどこぞの世紀末に生息するモヒカン頭や、スキンヘッドのお兄さんたちのようなノリで好き放題やっていました笑
傍からみたらこの人絶対にタダの遊び人だろと言われるような感じでしたね。
そんなノリで月の後半を好き放題過ごしてるんですが、月末に差し掛かる頃には、
「あっそろそろ金無くなるから日本に戻ってトレードをせねば…」
と世紀末のお兄さんのようなノリから一変、学校に一人は必ずいる真面目キャラのようなオーラをまとって日本でのトレードを再開していました。(そしてまた月の前半で稼いだらタイに行ってヒャッハーするという)
こんな風に稼げるだけ稼いだら、そのお金がなくなるまで自分の思うがままに生きるボクの先輩トレーダーのような人もいます。
と、まあ一言にFXで生活している人の実態と言っても、そのライフスタイルはその人が採用している手法や考え方で変わりますからね。
一概に「FXで生活している人はこんなライフスタイルを送っていいます」とは言い表せない部分ではあります。
2.FX専業トレ-ダ-として生活するのは楽しいのか?
専業トレ-ダ-の頃は、それなりに刺激的で、確かに楽しいっちゃあ楽しかったですよ。
でも、どっちかというと常に不安が付きまとっていたから、あんまり幸せな状態とは言えなかったですね、今思うと。
ボクの場合はディ-ラ-という形での専業トレ-ダ-でしたが、FX1本だけで生活を送っている人は、将来の収入が全く保証されていない状態で戦い続けなくてはいけないんですよ。
サラリーマンのように毎月一定の給料が振り込まれるわけでもありませんし、有給休暇もなければボーナスもありません。
すべてはトレードで得た利益のみが頼りという状況です。
仮に、一ヶ月の間に莫大な収入を得られたとしても、来月も同じ収入を得られるのかと聞かれたら、そうではないですからね。
だから、土日に相場仲間に誘われて旅行に行っているときも、「楽しいな〜」と思っている反面、頭の片隅では「来月も収益をちゃんと出せるのかな…」と常に不安に思っていました。
こうやって常に不安に苛まれている専業トレ-ダ-も多いんじゃないですかね。
ボクに限らず、FXである月に莫大な利益を出した人は、表面上では人生安泰みたいなオーラを出していますけど、裏では常に不安に付きまとわれている人もかなり多いです。
本当に実力のある人ほど、負けないように常に神経をすり減らし続ける側面もありますからね。
実際、FXで莫大な利益を出せた月というのは、何かしらの世界情勢やイベントで、一時的に相場にお金が集まっている状態なだけだったりするんですよ。
そんなバブルのような状況で参入してしまえば、誰でも利益を得ることができるんですね。
例えば2017年の仮想通貨市場も、特に何の知識も持ち合わせていないような素人でも億り人になった人とかも続出しましたよね。
ただ、そんな知識の浅い素人でも勝ち続けられるようなバブルが長続きすることはありません。
2018年に仮想通貨市場が大暴落したように、何の知識もない状態で適当に取り組んで利益を出していたような人でも、必ずどこかでしっぺ返しを喰らうようになるんです。
だから、一過性のバブル状態のような時でも惑わされないような、本当の意味での実力を身につける努力をしていくべきなんです。
バブルでない状態で勝つためには、莫大な資金を持ってない限り、薄利を少しずつ積み上げていくスタイルが基本になってきます。
一時的に少し勝て多としても、負ければ一瞬にして崩れてしまう。
その負けた分をまた地道に取り戻していく。
バブルでない期間で本当に勝ち続けるには、そんな低空飛行の期間を凌ぎ続けるような経験も必要になってくるのです。
そういう期間は一発で莫大な利益を出せたときと状況がまるで違うので、メンタル的にもものすごくしんどいんですよ。
いくら勝っても、常にアンテナを張ってなきゃいけないから、心が休む暇もないですし。
いくらお金を稼げても、将来が確約されていない不安定な状態なので、心の底から人生を楽しむことができないんですね。
ボクも今となってはようやくストレスなくコンスタントに利益を出し続けるようになれましたけど、そうならないうちに安易に脱サラするようなことはあまりオススメできないですね。
FX1本で生計を立てていきたいなら、せめて自分なりのトレ-ドスタイルを確立してからじゃないときっと後悔すると思いますよ。
3.真の勝ち組トレーダーとは
少なくとも、ただ単純にトレ-ドの勝ち負けだけに人生を左右されるような生き方をしているうちは、本当の意味での「勝ち組トレ-ダ-」とは呼べませんよね。
だから、せっかくトレ-ドをやるんだったら、そんなレベルを超越した「真の勝ち組トレ-ダ-」をぜひとも目指して欲しいんですよ。
ボクが言うところの「真の勝ち組トレーダー」とは、トレ-ドで継続的に勝ち続けていることもさることながら、そこさえも超越して精神的な自由を持っているような人間のことを指します。
純粋にトレ-ドで数字として大きな利益を出し続けているようなトレ-ダ-のことを一般的には普通に「勝ち組トレ-ダ-」と呼んだりしますよね。
でも、ボクの呼ぶところの「真の勝ち組トレ-ダ-」とは、一言で言ってしまえば普通の勝ち組トレ-ダ-とは「価値観」がガラリと異なってくるんです。
いわゆる一般的な勝ち組トレ-ダ-と呼ばれる人達は、「勝つか、負けるか」の価値観を中心に物事を判断します。
トレ-ドで利益を出して勝つことだけが善で、負けることは悪である、みたいな。
このような価値観(パラダイム)でしか物事を判断できないようなトレ-ダ-が、ボクの定義する、ただ単純に利益を出せるだけの「勝ち組トレ-ダ-」です。
このタイプの人は、勝つか負けるかというモノサシしか持ち合わせていないので、勝てば気分も高まるし、負ければその分だけ激しく落ち込んだり自暴自棄になったりします。
彼らのパラダイムの根底にあるのは「負ける=悪」という判断基準なので、常に勝ち続けていないと心の平衡を保てないんです。
だから、仮に勝ったとしても心は休まることはないし、常に恐怖心や不安を心の何処かに抱いたまま生きていかなくてはなりません。
「今日は調子よく勝てたけど、明日勝てるかどうかはわからない…」
「負ければ俺はもうダメだ…」
こんなパラダイムでしか善悪を判断できないなんて、自分の人生をFXにコントロールされているようなものですよね。
一方で、ボクの指すところの「真の勝ち組トレ-ダ-」の思考というのは、言うならば
「勝ち負けの価値観(パラダイム)を超越した位置から全ての物事を俯瞰的に見ることができる」
というようなイメ-ジでしょうか。
世間一般の価値観でいったら、勝ち組になることが成功で、負けている状態は失敗だと考えてしまいがちですよね。
多くの人はそうやって、自然と「勝ち=善」「負け=悪」というラベルを貼って物事を判断してしまうんですよ。
でも、そこを超越してる真の勝ち組トレ-ダ-というのは、「勝ちも負けも含めて、どんな出来事も全て自分自身の成長に繋がっている」という感覚を常に持ち合わせています。
彼らは「何があってもすべては自分の成長のため」という価値観が根底にあるので、いちいち勝ち負けなんかに自分自身の心の調子を左右されないんですよ。
だから仮に勝てなくても「なんて自分はダメなんだ…」などといちいち落ち込む事もないし、かといって勝てたからといって調子に乗ることもない。
何故なら、そもそもとして、彼らは勝っても負けてもどちらでも構わないと心から思っているからです。
何が起こったとしてそれが自分にとって必要だと考えているから、失敗してもそこにいちいち不安にもならないし、失敗に対して執着もしないんです。
だから勝負所で自分を見失うこともないし、冷静な判断ができるから、逆にコンスタントに勝ち続けることができるわけです。
要するに、真の勝ち組トレ-ダ-とそうでないトレ-ダ-の決定的な大きな違いは、「上手くいく時期も上手くいかない時期も両方大事である」と思えているかどうか?なんですよ。
本来であれば、上手くいってない時期にこそ、そこから学ぶことがたくさんあります。
自分の成長につながることがあるからこそ、上手くいくための準備期間だというように捉えられるというわけですね。
だから、「勝ち組になったら自分はスゴい人間だ」とか、「負けたらオレはもうダメだ」のような価値観というのはもう、完全に自分の主体を放棄している生き方なんですよ。
自分を主体に置かずに、ただただ「勝ち負け」だけに自分の人生を委ねてしまっている。
こんな状態のままだと、一生、マーケットの状況や周囲の環境に左右されながら勝負していくしかなくなるんですよ。
少なくともこんな状態なのにFX1本で生計を立てていくだなんて、絶対に辞めた方がいいですよね。
…と、このように、真の勝ち組トレ-ダ-は「勝ち負け」というパラダイムを超越して物事を考えられる人達であるとボクは定義しています。
トレ-ドで人生をより良いモノにしていきたいのなら、ぜひこのステ-ジを目指して欲しいところですね。
4.真の勝ち組トレーダーになるためのマインドセット
真の勝ち組トレーダーになるために最も重要なのは、「何のためにトレードをしているのか?」という目的をまずは明確にしておくことです。
この質問に対して「お金のため」と言う人が多い傾向にあるのですが、「お金を稼ぐこと」のみが目的なのであれば、わざわざトレードに取り組む必要はないとボクは考えます。
もちろん、そう考える気持ちはよく分かります。
でも、そもそもの話なんですが、お金を得る手段はトレード以外にもあるんですよ。
雇われ以外でお金を稼ぐ手段に限ったとしても、アフィリエイト、せどり、仮想通貨などなど、お金を稼ぐ方法はいくらでもあります。
そんな数多くあるお金稼ぎの手段の中で、なぜトレードを選ぶのか?
「自分はトレードを通して、どんな未来を送りたいのか?」
この質問に明確に答えられないようでは、わざわざトレードをする必要はないんですよ。
例えば、ボクの知り合いにウメちゃんというトレ-ダ-がいるのですが…
ウメちゃんはトレーダーの中でもかなり抜きん出た実力を持っているんですけど、彼女の本当に凄いところは、その「トレ-ドに向き合う姿勢」にこそあるとボクは思っているんですよ。
ウメちゃんがトレードをしている理由はお金ではなく「頑張ってる人に寄付をするため」だと言っていたことがあります。
ウメちゃんは、生活費や家賃を仕事のお給料でまかなって、トレードで稼いだお金を、「本気で世の中を良くしたい!」と頑張ってる人に寄付したり、設備投資したりしているのです。
当時のボクはその話を聞いてとてもびっくりしたのですが、ウメちゃんはトレードで稼いだお金を頑張っている人に寄付をすることで、「少しでも世の中を良くしたい!」って素で思えているんです。
その目的のために、週5日のフルタイムで働きつつも、空いた時間にできるだけ多くのお金を稼ぐ最良の手段としてトレードを選んでいるわけですね。
なんだかんだで偉そうなことを言っておいてアレだけど、実はボクもトレードを選んだ理由はただ単純に「経済力のある男になって、強いチカラを手に入れたい!」っていうだけだったんですよ。
そんな動機でトレードを始めたボクですが、長い間、ず-っと致命的な問題を抱えていたんです。
ボクの場合は、「問題を先送りにするクセ」がなかなか改善できずにイタイ思いをたくさんしていました。
昔、証券会社に勤めていた頃のボクは、ナンピンして膨大に損失が出たポジションを放置して、見て見ぬフリをして家に帰ったことがあったんですよ。
常識のある社会人だったら、普通はミスしたとしても、すぐに素直に認めて謝ろうとしますよね。
当時のボクはもう、そんな当たり前のことすら考えることができずに、知らんぷりして家に帰ったんです。
そのおかげで当時ボクが勤めていた証券会社は大損害を被ることになって、もちろんボクは翌日速攻でクビになりました。
でも、そんな苦い経験をもあったからこそ、自分自身の「問題を先送りにするクセ」に気がつくことができたんです。
そこではじめてボクの中で、「なぜ自分はトレ-ドをやるのか?」の意味を見出せるようになってきたんですよ。
トレ-ドはボクにとって、悪いクセを教えてくれて、自分自身を成長へと導いてくれる重要な手段でもあるんです。
普通だったら好きなだけ旅行に行ったり、ギロッポンのチャンネ-とかと贅沢三昧でヒャッハ-になっちゃいそうですけどね
旅行に行きまくったり、豪遊して贅沢三昧の日々なんて、何ヶ月かしたらすぐに飽きちゃうんですよ。
ボクからすれば、そんなだけの自由な生活なんて、宿題も部活動もない夏休みを過ごしているようなものです。
そんな生活、最初は楽しいって感じるかもしれないですけど、慣れてきたら苦痛でしかなくなっちゃうんですよ。
目的もない、終わりのない状態で淡々と過ごすだなんて、本当に地獄以外の何物でもないですよ。
実際、ボクの周りでもトレードでお金を稼いで自由な生活を手に入れたような人はたくさんいました。
でも、数ヶ月も経たないうちに死んだような目つきで日常を過ごしている人もボクはたくさん見てきたんですよ。
別に、お金そのものを目的にすること自体はいいと思うんです。
というか、大半の人はお金を目的にトレードをしているだろうし、ある程度は仕方ないです。
ただ、そこを最終ゴールにはしないでほしいというのがボクの意見です。
トレードでお金を稼ぐことは、あくまで人生における1つの通過点でしかないんです。
真の勝ち組トレ-ダ-を目指すのであれば、お金よりも遥かに次元の高い目的を持ってもらいたいと思いますね。
5.FXで生活している人の実態:まとめ
今回は「FXで生活している人の実態と真の勝ち組トレーダーになるためのマインドセット」ついて、
- FXで生活している人の実態
- FXで生活するのは楽しいのか?
- 真の勝ち組トレーダーとは?
- 真の勝ち組トレーダーになるためのマインドセット
以上4つについてお話しました。
最初に、実際にFX1本で専業トレーダーとして生活をしていた頃のボクの経験談を赤裸々に語りました。
専業トレーダーとしての生活は楽しかったといえば、楽しかったのですが、その半面将来的な不安は常につきまとっていました。
サラリーマンのように毎月一定の給料が振り込まれるわけでもありませんし、有給休暇もなければボーナスもありませんからね。
「楽しいな〜」と思っている反面、頭の片隅では「来月も収益をちゃんと出せるのかな…」と常に不安に思っていました。
そんなかつてのボクのように、金銭面での自由を持ち合わせていながら、将来の不安に常に苛まれている人たちを「一般的な勝ち組トレーダー」と定義しました。
「一般的な勝ち組トレーダー」と呼ばれる人達は、「勝つか、負けるか」の価値観を中心に物事を判断しています。
「勝ち組になったら自分はスゴい人間だ」とか、「負けたらオレはもうダメだ」のような価値観というのはもう、完全に自分の主体を放棄している生き方になります。
自分が主体じゃなくて、ただただ「勝ち負け」に自分の人生を委ねてしまっている。
こんな状態のままだと、一生、マーケットの状況や周囲の環境に左右されながら勝負していくしかなくなります。
そんな一般的な勝ち組トレーダーに対して、トレ-ドで継続的に勝ち続けており、精神的な自由を持っている「真の勝ち組トレーダー」の存在もお話しました。
「真の勝ち組トレーダー」になるためのマインドセットとして身につけてほしいこととしては、「何のためにトレードをしているのか?」という目的を明確にすることです。
トレードをただ単にお金稼ぎの手段として見る人が多いのですが、それだったらトレードじゃなくても他にいくらでも手段はあります。
そんな数あるお金稼ぎの手段の中でなぜトレードを選ぶのか?
「自分はトレードを通して、どんな未来を送りたいのか?」
というお金よりも遥かに高い次元の目標を設定することが「真の勝ち組トレーダー」の第一歩になります。
FXで長期的に勝ち続けて生活していくためにはこの考え方が非常に大事になってくるので、ぜひ今回の内容を参考にして、「真の勝ち組トレーダー」を目指していただけたらなと思います!
FXで勝ち続ける次世代トレーディングの極意を知りたくありませんか?【豪華プレゼント付き】
今回はFXトレーダーのライフスタイルやその実態について、包み隠さずお話しました。
しかし、ボクの周りには、公には言えないような、FXトレーダーのウソのような本当の話が、まだまだ伝えきれないほどたくさんあります。
メルマガでは、ブログでは書けないような更に深く密度の濃い内容を、様々な事例を取り上げながらご紹介しています!
今なら、FXで勝ち続けるためのメンタルと手法を学べる、電子書籍と講義もプレゼントしています!
ボクはFXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていきたいと思っています。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります!
メルマガやここの記事で取り上げて、解説できることもあるかもしれませんので、ぜひ質問や感想も送ってくださいね!
↓↓↓こちらのバナーをクリックしてご登録ください!↓↓↓
P.S.FXについてどこからはじめて良いかわからない方はこちらの記事から読んでみてください!
P.P.S.
FXで自由な時間とお金が欲しい? まずはこの記事で「FXトレーダーの真実」を知ってください…。
人気ブログランキング参加しています!
良ければ下リンクをポチッとお願いします!
為替・FXランキング
1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。