どうも! FXトレーダーのみつしろです。
今回は、「デモトレードでは勝てるのにリアルでは負ける現象」と克服するための練習のやり方について、解説します!
ボク自身も専業トレーダーになって間もない頃は、デモトレードでは天才なのにリアルになると連戦連敗、半年以上負け続けて社内ではお荷物扱い、最終的に会社の資金を飛ばしてクビになるという悔しい思いをした経験があります。
それからいくつかの運用会社を渡り歩いてスキルを磨き、2012年に独立。
個人トレーダーになった今は、当たり前ですがリアルトレードをやるのが普通になって、FXだけでも月3万ドルぐらいの利益を出せています。
というわけで、今回は、
- メルマガ読者さんから寄せられたリアルトレード失敗体験談
- デモトレードではできるのに本番で負ける原因2パターン
- リアルで勝つためのデモトレード練習方法5つのポイント
などを、9年間負けなしのトレーダーみつしろが解説します!
デモトレードのやりやすいFX会社はどこが良いかとかアプリが何とかについてはFXデモトレードおすすめ比較!無料で使える5社とやり方3ステップ|FXの教科書がよくまとまってると思うのでそちらを参考にしてください。
では、行ってみましょう!
目次
1. デモトレードでは勝てるのに…みんなのFX体験談
ボクのメールマガジンでは初心者向けのFXの手法や、トレーダーの日常、ビジネスの面白い話などを配信していて、読者さんからの報告や質問も毎日たくさんいただいています。
その中から「デモトレードではできるのに本番では失敗」な体験談の一部をご紹介しましょう。
デモでは月40万円の利益。しかしリアルトレードでは…
私は、金融に関する知識が全くない状態で、夫の勧めでFXの勉強を始め、2ヶ月後にはデモトレードで1か月40万円の利益が出たので、簡単な気持ちでリアルトレードを始めてみたのですが、
デモトレードのようにはいかず、ずっと画面を見ながらお金が減ってしまうかもとドキドキし続けるのが嫌で、自分にはFXは向いていないと決めてしまい、FXから離れました。
Olivineさんより
これはいける!…はずだった
FXを始めてまだ1ヶ月も満たない超初心者です。
最初は本当にデモトレードアプリで練習し、これはいける!
と思い込んで始めてみましたがデモトレードとは全く別で、
勘でやっていたらどんどんマイナスに……。
初期投資資金も3万円と少なく、ロット数を下げてやっても
トータルでは負けていました。平っちゃん。さんより
いざ口座に入金してみたら…
最初にデモトレードをして1ヶ月目に利益を出せました。そして口座から入金しいざやってみると、なんとまぁうまくいかないこと!
デモでは1日数回、自分のやり方を決めてのトレードでしたが、本番では不安で決済、負けた悔しさから1日で多くのスキャルエントリーを繰り返し、長期的な流れを無視し視野が狭くなっていました。
そしてメンタルが大きく左右してることにも気づきました。
その頃からたまたまみつしろさんの動画に出会い毎回楽しみに学ばさせてもらっています!オムニキンブルーさんより
あなたも似たような経験はありませんか?
ちなみにメルマガに返信する形で質問や感想をいただければ、このブログやYouTube動画でアドバイスなどさせていただきますので、どしどしお寄せください!
2. デモだと勝てるのにリアルで失敗する2パターン
デモトレードでしか勝てない主な原因は次の2つです。
- デモで気を抜いている
- トレードスキルの練習不足
順番に解説しましょう。
2-1. デモで気を抜いている
ひとつは、練習だと思ってどこか気が抜けてしまっていることです。
デモトレードなら失敗しても自分の財布を痛めることはありませんから、本番なら絶対に気にするような細かいところも「まあ、いっか」で適当にエントリー、利確、損切りをしてしまえるんですね。
環境認識や資金管理、エントリールールなど、本番でやらなければいけないことを練習でやらないでいると、当然ですが本番でもできるようにはなりません。
スポーツと同じで、「自分は本番に強いから」とか「本番になったらよくわからないパワーを発揮できるはずだ」なんて変な楽観主義で練習で気を抜いてしまうのは本番で失敗するフラグ!
例えば、ボクはギターもやってたんですけど、家で何も考えないで練習しようと思ったら、イスに座って弾いちゃうんですよ。
でも、本番のステージでは立って演奏することになるし、薄暗かったりスポットライトが眩しかったりもして、練習通りには行きません。
普段から本番だと思って真剣に練習しようと思ったら、じゃあ立って弾いてみよう、って発想になるし、だからこそ本番でも練習と同じような気持ちで弾けるわけです。
リアルトレードでも強い人は、デモトレードや1000通貨だろうと10万通貨だろうと、同じように真剣にできる人です。
2-2. トレードスキルの練習不足
もうひとつは、単にスキルが足りていないパターンです。
例えばある手法をデモトレードで習得したつもりになっても、それはあくまでも金銭的な制約や緊張がない状態でのこと。
リアルトレードでは使える資金も限られていますし、緊張状態では通常よりもIQが下がります。
例えば夜中の変なテンションで好きな人にLINEを送って、翌朝見たら「どうしてこんなこと書いちゃったんだろう」と自分でも引くほどの内容だった…みたいな経験はありませんか?
大学受験とかでもそうじゃないですか。
志望校の過去問をギリギリ解けるレベルだと、本番の環境で隣の受験生がめっちゃ貧乏ゆすりをしていたとか、緊張で頭が真っ白になったとかした時に、力を出しきれずに落ちてしまいます。
だから、志望校よりも1ランク2ランク上の問題でトレーニングをして、本番で普段よりもIQが下がってもお釣りがくるぐらいの力をつけておかないといけないんですね。
3. 本番で勝つためのデモトレード練習方法5つのポイント
本番で勝てるようになるには、デモトレードの段階で次の5つを意識して練習してください。
- 日常と非日常を分けない
- 反復練習を積み重ねる
- 負けることの解釈を変える
- 自分の負けパターンを知る
- 軌道修正の方法を決めておく
以下、それぞれ解説します。
3-1. 日常と非日常を分けない
これは先ほども出てきた通りで、練習だからといって気を抜かないということですね。
例えば、「もしもトータルでマイナスだったら、自分の小遣いから家族にプレゼントを買う」などとペナルティを設定すると面白いんじゃないでしょうか。
またはトレード専用のTwitterアカウントやブログを作って、不特定多数の人に成果報告をするのもいいプレッシャーになります。
3-2. 反復練習を積み重ねる
トレード技術を磨くには「反復練習」あるのみです!
『スラムダンク』の安西先生は、1週間の合宿で2万本のシュート練習を桜木花道に課しました。
花道は、ボールの持ち方やシュートフォームをチェックされ、ひたすら反復練習を繰り返し、見事2万本のメニューをやり遂げました。
その結果、ミドルシュートで山王戦の決勝点を決めることになります。
迷った時に立ち返る基本の型がないと、調子がいい時はよくても崩れた時に軌道修正ができなくなってしまいます。
トレードでも、ひとつの手法をいろんな通貨ペアや時間軸で何回も何回も反復練習して自分の中で確立することによって、微妙にいつもと違う値動きをした時や、自分の感覚がズレている時に違和感をキャッチできるようになります。
上手くいかないと別の手法を試してみたくなりますが、ちゃんと型ができていないうちにコロコロやり方を変えるとどれも中途半端になり、かえって迷ってしまうことになります。
なので、まずは手法を限定して、ひたすら反復練習しましょう!
反復練習するのは、もちろん優位性のある手法であることが前提ですけどね。
3-3. 負けることの解釈を変える
これはあまり言ってる人がいないんですが、実はトレードでは「負けること」よりも「負けて感情的になること」の方がダメージが大きいんです。
負けて落ち込んだり、復讐心を燃やしてしまったりすると、「感情」に自分のエネルギーを持っていかれてしまいます。
すると冷静な判断もできないし、チャートが気になって仕事や家事の最中も上の空だし、ひどくなると周りの人に当たって人間関係を悪くしてしまうことも。
損失はゼロにはできないけれど、小さいうちに切る。利益は大きく伸ばす、これが相場の王道と言われる原則です。
FXでも、ある程度の負けを想定してリスクをコントロールすることにより、負けても致命傷は避けられます。
- 損切りを「負け」ではなく「必要経費」ととらえ直すこと
- 自分が許容できる損失額を冷静に計算すること(1回または1日のトレードで総資金の1〜2%までを推奨)
- 負けることに慣れること
…などが大事です。
目指すのは、負けて損失が出ても心を乱さず、手法の型や自分のトレードルールを淡々と守れる状態です。
しかし「デモだから負けても良いや」では臨場感が出なくて練習になりませんので、真剣に取り組んだ上で「負け」に向き合うようにしましょう。
3-4. 自分の負けパターンを知る
負けた時、負けっぱなしにせずに何が課題なのかを自分なりに分析することも大切です。
デモの段階から、1回1回のトレードについて記録をつけ、後で振り返れるようにしましょう。
書き方の例
トレード日記で具体的に何を書くのかというと、まずノートを左側と右側にわけます。
左側にはまず事実を書きます。
事実というのは、その日のトレードで起きたことです。
・何の通貨を買ったの(売った)のか?
・いくら勝った(負けた)のか?
・どんなチャートパターンだったのか?
こうした事実に対して、ノートの右側にはそれに伴って起こった感情を書きます。ウキウキした、ドキドキした、イライラしたなど、感情が揺さぶられるようなことがあったら、それを全部書きます。
例えば、負けた時におきた感情を書いたら「なぜ、こういう感情が起きたのか?」と分析します。
3-5. 軌道修正の方法を決めておく
トレードをしていて「あれ、何だかおかしいぞ」と違和感を覚えたとき、型から外れたことに気づいたとき、起動修正する方法も決めておきましょう。
あなたが職業トレーダーでないならば「その日は撤退する」のがベストです。
デモトレードでは資金を失う心配はありませんが、変なクセがつかないようにやっぱり一旦終了するのがベターでしょう。
まとめ
まとめると、デモでは勝てるのにリアルトレードでは勝てないのは、練習を軽視して真剣度が足りないか、本番の緊張状態に耐えうるほどの技術がついていないかのどっちかです。
練習こそ真剣に、反復練習で型をしっかり身につけましょう!
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今回は、デモトレードとリアルトレードの違いを生々しく解説してみましたがいかがだったでしょうか?
メルマガでは、更に読者の皆さんからいただいた声を取り上げながら、ブログでは書けないようなより深い内容をご紹介しています!
知識がついたら、実践していくことが大切ということは、冒頭でもお伝えしました。
では、具体的にどんなことに取り組んでいけば良いのか? ということを、
FXで勝ち続けるためのメンタルと手法を学べる、電子書籍と講義(期間限定のプレゼント)でお伝えしています。
ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります!
メルマガやここの記事で取り上げて、解説できることもあるかもしれませんので、ぜひ質問や感想も送ってくださいね!
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P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。