こんにちは!FXトレーダーのみつしろです。
この記事では、多くの初心者の方が疑問に思う、FXの「売り」、ショートポジションについて、儲かる仕組みやおすすめの手法などを最初から丁寧に解説します。
というわけで今回は、
- ショートポジションの意味は?
- どうして持っていない通貨を売れるの?
- ロングとショートで違うエントリーポイント
- 初心者にもオススメのショート手法
などを、トレード歴10年、9年負けなしのみつしろが解説します。
何となくショートに苦手意識のあった人も、読んでもらえれば「なんだ、そういうことだったのか!」とスッキリして、売りから入るのにもどんどんチャレンジできるはずです。
まずは、ショートポジションを持つ、売りから入るとはどういうことなのか、超基本の部分から見ていきましょう。
目次
1 FXのショート(売り)とは?
1-1 ショートの意味
ロングとショートは、FXだけでなく株や先物、仮想通貨など様々な相場で使われます。
ロングは「買い」、ショートは「売り」のこと。
実際に買っている・売っている状態のことを「ロングポジションを持つ」、「ショートポジションを持つ」と言います。
FXの場合は2つの通過がペアになっていますね。
例えば、「米ドル/円」ならば、
- 「米ドル/円」をロングする=円を売って米ドルを買う
(円安・ドル高になると利益が出て、円高・ドル安になると損失が出る) - 「米ドル/円」をショートする=米ドルを売って円を買う
(円高・ドル安になると利益が出て、円安・ドル高になると利益が出る)
という意味になります。
詳しくは「FXの仕組みを図解で解説!利益と損失の仕組みをはじめから丁寧に」に書いていますが、FXでは実際に外貨を購入しているわけではありません。
通貨を売る・買うと言っても、バーチャルな取引が行われ最後に売値と買値の差額だけが決済されます(差金取引)。
だから、持っていないドルだろうとユーロだろうと、いきなり「売る」ことができてしまうのです。
1-2 ショートで儲かる仕組み
ここで、ショートで儲かる仕組みを整理しておきましょう。
ロングポジションを持って儲かる仕組みはこうですね。
勝った時よりも売る時の価格が上がっていれば、差額が利益になります。
ショートポジションを持って利益がで出る仕組みはその逆です。
例えば、米ドル/円のレートが1ドル200円の時に売りエントリーをして、1ドル100円に下がった時に決済買いをすれば、差額の100円が利益になります。
1-3 株の空売りとの違い
ちなみに株でも信用取引で「空売り」ができる場合があります。
株の空売りで発生するコスト
- 貸株料(かしかぶりょう)…証券金融会社から株を借りるための借り賃。売り方が支払う。
- 逆日歩(ぎゃくひぶ)・品貸料(しながしりょう)…証券会社の信用売り残高が信用買い残高を上回ったとき、貸し出せる株の不足を補うために、機関投資家などから株を借りる際に調達費用として発生する。事前に想定できないコスト。
FXだとこういったコストは掛かりませんが、通貨ペアによってはショートするとスワップ金利がマイナスになることがあるので注意が必要です。
この点については、次の「ロングとショートの違いは?」の項目で解説します。
2 ロングとショートの違いは?
2-1 スワップ金利
政策金利の高い国の例(2020年1月現在)
- トルコ…11.25%
- メキシコ…7.25%
- 南アフリカ…6.25%
日本の政策金利は -0.10%なので、例えばトルコリラとの金利差11.35%がスワップ金利として毎日もらえます。
トルコリラのレートが18円で、1万リラをロングしていれば、1日当たりにもらえるスワップ金利は、
18円 × 1万 ×11.35% ÷ 365 ≒ 56円
話を戻すと、ロングしたときにスワップ金利がプラスになる通貨は、ショートするときは逆にスワップ金利を支払わなければならないことになります。
実際に支払うスワップポイントは、政策金利そのままではなく各FX会社が定めるレートとなります。
各FX業者の「売りスワップポイト」を確認しましょう。
参考:【2020年2月最新版】FX業者の売りスワップポイント一覧比較/早見表(外部リンク)
2-2 値動きの違い
ロングを狙う上昇相場と、ショートを狙う下降相場では、値動きの特徴も違います。
上昇は時間をかけてゆっくり上がっていくのに対し、落ちるときは一気に落ちることが多いのです。
上の画像はよくあるパターンで、同じ値幅で比べると、上昇よりも下落にかかる期間が短くなっています。
上昇相場は、バケツに水を貯めていくようにじわじわエネルギーを蓄積していきます。
そして、満杯になったところでバケツをひっくり返し、一気に放出するのが下落相場です。
長く買われた相場の後は決済で一気に売られて勢いがつき、そこへ新規の売り勢力も加わって急落しやすいんですね。
前述の通り、為替は通貨の「ペア」なので厳密には上下は関係ないのですが、人の心理としては落ちると焦るので加速がつきやすくなります。
もちろんその逆のパターンで急騰するケースもありますが、下落しきった後はエネルギーが抜けきっているため、次のトレンドが発生するまでにはしばらくレンジ相場が続くことが多いのです。
ロングのエントリーポイントはこちらの動画をご参考に↓↓
https://youtu.be/epSBMBX0XzQ
3 ショート限定のおすすめFX手法
ボクが初心者から中上級者までおすすめしている鉄板の手法が「逆張りからのトレンドフォロー」です。
3-1 手法の概要
「逆張りからのトレンドフォロー」は、入り方は逆張りだけれど、そこから流れが変わってトレンドフォローになってしまうという、アップトレンドからダウントレンドへの転換点を狙う手法です。
アップトレンドが続いて揉んだ後、再び同じ方向にトレンドが続くこともありますが、ダウントレンドに転換することもあります。
この転換後の下げをショートで取りに行きます。
3-2 ショート限定「逆張りからのトレンドフォロー」のメリット
この手法のメリットは、勝率が高いこと。この手法だけやっていても、勝率7割前後は出せます。
そして、仮に逆行してロスカットになっても損切りが浅く済み、なおかつ利幅は大きく伸ばすことができます。
3-3 FXショート戦略・みんなの体験談
この戦略はボクのメールマガジンの読者さんやコミュニティのメンバーにも実践してもらっています。
毎日何十通と報告のメールが届いているのですが、その一部をご紹介しましょう。
劇的に視点が変わりました
私はずっと新興株の順張り取引をしているのですが、
今回のプレゼント動画の中の逆張りからのトレンドフォローのショート狙いの動画を見て、
ショートの方の目線で見ることが出来てからは後場の戻り売り場面でうっかり入ったり、不明な所でエントリ―することもなくなり
またチャートの微妙な強弱の変化を少しずつ捉えられるようになりました。また、損切ポイントを決めて初めてロット数を決められる事、セットアップの大事さ、トレンドとレンジどこに対して自分がどう戦略を立ててからエントリーするかの重要さを教えて頂き、いかに自分が用意不足で無謀にエントリ―していたのか思い知らされました。
みつしろさんの動画を見て本当に劇的に視点が変わりました。
Akiさんより
ユーロ/米ドル51.9pips取れました
メルマガ登録プレゼントの「FX2.0」を読み、少し間が空きましたが逆張りからのトレンドフォロー解説動画を何度も見させて頂きました。
その後FT2を使い、ひたすら練習に取り組みつつチャンスがあればリアルトレードもと考えておりました。
昨日5日のEURUSDで朝から形になりそうな動きを示していたため1時間ごとにチェックしておりました。
ちょうど欧州の時間帯に入り、他の動画で仰っていたセットアップも整った所で16時~17時の1H確定足でシグナルが出て次の足で即ショートでエントリーしました。1.11323で0.05Lotエントリー
ストップロスは上髭先端+10pipsの1.11508目標の利確ポイントは日足ダブルトップのネックラインとしましたが、付近に長めの下髭陽線がありましたので、下髭先端の1.10800に設定しました。
結果は1.10804決済の51.9pipsの利益を得ることができました。
引き続きエントリーできる場面をと思いましたが、高揚してしまっている状態では正常な判断が出来なくなっていると思い見送ることとしました。
更にFT2で練習を繰り返し場面の経験値を高めたいと思います。最後にこの手法の素晴らしいところは
①ストレスフリー
②エントリーポイントが明瞭
③エントリー前のトレードプランが明確に立てやすい
④初心者にも再現できるシンプルさ
⑤エントリー前後のチャート確認回数が激減
⑥解説動画で仰っていましたが、この手法一つあれば本当に十分と思わせてしまうこれからも成長できるよう継続して取り組んでいきます。
あたかさんより
3-4 ローソク足でトレンド転換点を見極めるポイント
手法について詳しくは、メールマガジンにご登録いただくと解説動画をプレゼントしていますので、そちらをご覧いただくのが良いかと思いますが、ここではローソク足のパターンからトレンド転換を見極めるポイントをお伝えします。
上の図のように、アップトレンドで、長い上髭の陰線が登場し、その次に短いインサイドバー(はらみ足)が登場したら、その後はトレンドが転換して大きく下げる可能性が高いです。
そして、損切りの売りが殺到して下落圧力が強くなるのです。
ただし、上ひげのローソク足が出たならどこでもそうなるわけではなく、ある程度アップトレンドが続いた後で登場するとかなりの確率で一旦落ちます。
「もう、こういう形になるに違いない」と決めつけず、ローソク足の形が確定してからエントリーするようにしましょう。
動画での解説はこちら↓
メールマガジン登録でもらえる解説動画では更に、ボリンジャーバンドを使ったシグナルの見つけ方や、利食いと損切り位置の決め方などもわかります。
メルマガは要らなくなったらいつでもすぐに解除できますので、「逆張りからのトレンドフォロー」をぜひ試してみてください。
4 まとめ
では、今回のまとめです。
- FXのショートとは「売り」のこと
- 価格の上昇には時間がかかり、下落は短期間なことからロング・ショートと呼ばれるようになったらしい
- ショートの方が実はエントリーのタイミングを掴みやすい
- ショート限定の手法「逆張りからのトレンドフォロー」はトレード初心者にもおすすめ
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今回は、FXの「売り」、ショートポジションについて、儲かる仕組みやおすすめの手法などを解説しましたがいかがだったでしょうか?
メルマガでは、今回ご紹介したショートのさらに詳しい手法についてはもちろん、ブログでは書けないようなより深い内容を、様々な事例を取り上げながらご紹介しています!
知識がついたら、実践していくことが大切ということは、冒頭でもお伝えしました。
では、具体的にどんなことに取り組んでいけば良いのか? ということを、
FXで勝ち続けるためのメンタルと手法を学べる、電子書籍と講義(期間限定のプレゼント)でお伝えしています。
ボクのが実現した未来は、FXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていくことです。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります!
メルマガやここの記事で取り上げて、解説できることもあるかもしれませんので、ぜひ質問や感想も送ってくださいね!
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P.S.FXについてどこからはじめて良いかわからない方はこちらの記事から読んでみてください!
P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。