こんにちは、FXトレーダーのみつしろです。
今回は、バックテスト（過去チャート検証）を使ってトレード手法を練習するやり方を解説します！
あなたにも、こんなお悩みはありませんか？
みつしろさん
まだ「逆張りからのトレンドフォロー」*を一回も実践できておりません。
あとから見るとそこがそうだったのかな？と見えるときもありますが、
リアルなチャートでまだみえません。勝率は３割以下で相変わらずダマシで刈り取りにあっています。
毎日動画視聴していますが、基本の練習ができません。
匿名希望
*逆張りからのトレンドフォロー…ボクがおすすめしているトレンドフォロー手法です。詳しくは、メールマガジンで全て無料で公開しています。
ですね
というわけで、今回は、
- なぜ、リアルタイムのチャートだと入れない？
- バックテストのメリット
- 無料で使えるチャートソフトTrading View
- 過去チャートを使って手法・戦略を練習する方法
- Trading View の便利なツール紹介
などを、トレード歴13年、12年間負けなしのみつしろが解説します。
おすすめの手法「逆張りからのトレンドフォロー」を例に説明しますが、バックテストの考え方・やり方そのものは他のどんな手法でも使えますよ。
読んで実践してもらえれば、勝つときのイメージや感覚が分かって戦績もぐーんと良くなるはずです。
※このページではシステムトレード（シストレ）・自動売買については触れていません。あくまでも、バックテストを使って裁量トレードをスキルアップする方法を解説しています。
システムトレードについてはこちら↓↓
1.バックテスト（過去チャート検証）のメリット
- デモトレードよりも速く、大量に練習できる
- エントリーシグナルが見つけられるようになる
- レードのプロセスがイメージできるようになる
それぞれ見ていきましょう。
1-1.デモトレードよりも速く、大量に練習できる
デモトレードの良いところは、リアルタイムのチャートを使って現在進行形で練習ができるところですね。
しかし、特定の手法を練習したいと思ったときには、パターンが形成されるのを待たなければいけない、1回あたりのトレードに時間がかかるので回数をこなせない、といった問題があります。
その点、過去チャート検証なら過去の大量のチャートの中からパターン・シグナルが出ている地点に遡ってたくさん練習できます。
しかも、チャートを進める速度も調整できますので、日足で1ヶ月かかるトレードを1分で再生する、なんてことも可能なのです。
1-2.エントリーシグナルが見つけられるようになる
エントリーのシグナルが見つけられないのは、チャンスがくるまでの流れがわからないからです。
バックテストなら、後から完成したチャートを見てパターンやシグナルを発見したら、そこに至るまでのローソク足が形成されていく流れを何回もリプレイすることができます。
このパターンのストックは多ければ多いほどリアルタイムのチャートでも探しやすくなります。
過去チャートの色々な通貨ペア、あるいは株の銘柄などでエントリーシグナルまでの流れを大量にインプットすることで、だんだんパッと見つけられますよ。
1-3.トレードのプロセスがイメージできるようになる
せっかく絶好のポイントでエントリーしても、その後のエグジットまでもプロセスがイメージできていないと、ポジションを持ってもすぐに出たくなってしまいます。
ちょっと逆行しただけで「間違えたのでは」と不安になってロスカットしてしまったり、ちょっと含み益が出ただけで利食ってしまったり、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
ポジションとは、その名の通り、相場に対する自分の立ち位置のこと。
自分なりにシナリオを描いて立ち位置を決めたら、利食いか損切りのどちらかのポイントに達するまでは待つ、と腹を決めなければいけません。
これができないと、せっかく大きな利幅を取れたような局面でチキって取れず、トータルでマイナスになってしまうのです。
1-4.バックテストを実践した人の声
ボクのメールマガジンやコミュニティでも過去チャート検証をみんなにおすすめしているのですが、実践された方から感想のメールが届いているので1通ご紹介しましょう。
みつしろさん、こんにちは
動画でいちおしの逆張りからのトレンドフォローをFT2*で毎日何十回も練習して、その後、実トレードやってみました！初の100pipsゲット ３年かかりました。
目標の100pipsだったのでとても嬉しいです
素晴らしい手法ですね毎月1日には神社参拝しようと決めて先日の２月1日も行って来て、２日は私の誕生日で。その次の３日に目標達成♪
心の中で何回も神様にありがとうを言いました。以前にエネルギーの使い方等もみつしろさんから教わっていたのでアホほど喜ぶ訳でもなく、シナリオ通りと言うかルール通りと言うか。
無駄な興奮もなくずーっと冷静にトレード出来た事に驚きでした。
精神力が本当に必要なんだなとつくづく感じさせられました。
毎日のYouTubeも為になってます！感謝しかありません
ありがとうございます！あすか
*FT2＝フォレックス・テスター2、過去チャート検証ソフト。
それでは、超簡単なバックテストのやり方を次で紹介しましょう。
2.簡単！Trading Viewを使ったバックテストのやり方
過去チャート検証をするとき、ボクも以前は有料のForex Tester(フォレックステスター)を使っていましたが、Trading View(トレーディングビュー)が出てからはあまりにも便利なので完全乗り換えています。
Trading Viewはインターネットのブラウザ上で使える基本無料のチャートソフトです。
ボクは株とか先物もやるので有料版でデータを買っていますが、FXしかやらない人なら広告さえ我慢すれば無料版で十分です。
参考：超おすすめの神チャートソフト「Trading view」を紹介！！めちゃくちゃ便利すぎ！
今回は、このTrading Viewでバックテストをやる方法を、「逆張りからのトレンドフォロー」手法を例に解説していきます。
他の手法を検証したい人は、手法の部分だけ置き換えてもらえば大丈夫です。
逆張りからのトレンドフォロー解説動画は、こちらからメールマガジンにご登録いただくとすぐに閲覧できるようになります。
先に動画を見てからこの先を読み進めてもらっても、後から動画を見ていただいても大丈夫です。
それでは、Trading Viewの使い方から解説します！
2-1.Trading Viewのアカウントを作る
トレーディングビューのページを開いたら、右上の「無料登録」のボタンを押します。
続いて、サインアップを選び、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを登録します。
登録したアドレスに「登録に成功しました」というメールが届けば成功です。
2-2.検証したいチャートを表示する
続いて、検証したい通貨ペアや銘柄のチャートを表示します。
ログインした画面で上部のメニューから「チャート」をクリック。
左上のボックスから「株式」「先物」「FX」などのカテゴリーで検索するか、「USDJPY」のように直接入力します。
2-3.シグナルが出ているポイントを探す
チャートが表示できたら、過去に遡ってシグナルが出ているポイントを探します。
必要に応じてインジケーターを追加しましょう。
「逆張りからのトレンドフォロー」の場合はボリンジャーバンド（BB）を追加します。
2-4.エントリーの手前からリプレイする
エントリーのシグナルを発見したら、「リプレイ」のマークをクリックし、赤の縦ラインを再生開始したい位置に合わせます。
再生マークをクリックすると…
選択した位置から再生が始まります。
※無料版は日足・週足・月足でのみリプレイモードが使えます。
2-5.実際にポジションを持った場合の検証
エントリーのシグナルまで進んだら一時停止し、ここで実際にポジションを持った場合どうなるかを検証していきます。
左側のツールバーから「ロングポジション」または「ショートポジション」を選んでチャート上をクリック。
逆張りからのトレンドフォローの場合はショート ポジションを選択。
ターゲットとストップは次のように設定しました。
- ターゲット(利食い)…アップトレンド開始前の下ひげを含まない安値
- ストップ(損切り)…直近の高音
こんな風に、途中経過がよくわかることがポイントです。
バックテストを繰り返すと、「ちょっとした戻しですぐにポジションを手放しちゃいけないんだな」「ロスカットラインに達していないうちは耐えて待ったほうがいいんだな」ということがわかってきます。
途中経過のイメージができるので、本番で「早く利食いたい、出たい！」と衝動が出てきたときにもちゃんと待って「ポジションをつかみ続けるトレード」ができるようになります。
そうなればもう小さな損切りやチキン利食いはしなくなりますね。
2-6.バックテストにおすすめの便利なツールの使い方
Trading Viewには、水平線にメモ書きのできる「水平レイ」や、エントリーポイントからエグジットまでの日数や取れたpips数などがわかる「予測」などの便利なツールが付いています。
動画でも解説していますので、合わせてご覧ください↓↓
3.まとめ
では、今回のまとめです。
エントリーのシグナルやパターンが見つけられないときは、バックテストでいろいろな利食いパターン・失敗パターンを自分の中にストックしましょう。
シグナルが出るまでの流れ、そしてエントリーからエグジットまでのプロセスをリプレイしてイメージを焼き付けると、実際のトレードでもチャンスを見つけ、最後まで待てるようになります。
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今回はバックテストの方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか？
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ボクはFXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていきたいと思っています。
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P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン（証券会社）や、SAアセット株式会社（ヘッジファンド）を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約４万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。
