どうも!FXトレーダーのみつしろです!
この記事では、「トレードで100%成功しない人の行動パターンTOP3」についてお話をしていきます。
「トレードでなかなか勝てない・上手くいかない」
「今は少し勝ってるけど不安定、いつまた勝てなくなるかわからない」
現時点で上手くいっていない方にとっては、今後のトレードを成功の軌道に乗せるために、勝ってはいるものの不安定…という方にとっても絶妙な解決策を解説していきます。
ぜひ最後まで見ていただきたいです。
目次
1. 結果が出せない人に共通する行動パターンとは?
今回のお話はトレードの世界だけでなく、仕事や日常のあらゆる場面で通じる法則です。
何事においても、結果が出せない人には共通する行動パターンがあります。
つまり成功するには、ダメな行動パターンの逆をのことをすればいいわけなんです。
このようなことを考える上で、ある法則について理解しておくことが大事です。
それは「因」と「果」です。
つまり、上手くいかない「結果」があるということは、上手くいかない「原因」があるということなんです。
上手くいかない原因となる行動をしているから、結果も上手くいかない。
これが世の中の絶対的な法則です。
ということは、結果を変えるためには、今やっていることを変える必要があるということです。
しかし、不思議なことに、多くの場合は「自分が何を間違っているか」「何をどう変えたらいいのか」ということがわからず、良くない行動を取り続けてしまうことがあります。
このようなことは、何もトレードに限ったことではありません。
音楽やスポーツ、勉強や仕事でもそうです。
練習や勉強をいくら続けてもなかなか上手くならない場合は、必ず原因があるということです。
ではさっそく、このような「上手くいかない行動TOP3」についてお話ししていきます。
1-1. パターン1:同じ失敗を繰り返す
トレードで成功しない人の行動パターンその1は、「同じ失敗を繰り返す」ことです。
例えば、FXトレードには「コツコツドカン」ってあるじゃないですか。
コツコツドカンというのは、まさに同じ失敗を繰り返しているってことなんです。
コツコツと利益を積み上げていき、どこかのタイミングでせっかく積み上げてきた利益を吹き飛ばしてしまう。
失敗したその瞬間は冷静になって反省するものの、また利益をコツコツ積み上げてき、ある程度までいくとまた同じように失敗します。
これは学びがないということなんです。
たとえば、地獄の描写を聞いたことはありますか?
地獄に堕ちてしまうと、そこには多くの人がいて、ひたすら石を積み上げています。
しかし、一定の高さまで石を積み上げると鬼がやってきて、せっかく積み上げた石を全部倒してしまいます。
このようなことを延々と繰り返すのが、よく知られる地獄の描写ですが、多くの人は現実世界でもまったく同じことを行ってしまうんです。
このようなことは、自分で自分の首を締めているだけなので、どこかで抜け出さなくてはいけません。
では、ここから抜け出すためには何が足りていないのか?というと、それはトライ&エラーです。
人間は、何かエラーが発生したとき、感情的になることが多いです。
このとき、「このトレード手法が悪い」「家のパソコンが悪い」といったように、上手くいかなかったのを誰かのせいにして自分を被害者にする人もいれば、「なんて自分はダメなんだ」「なんで自分は才能がないんだ」といった具合に、自分を責めてしまう人もいます。
そして大半の人が、エラーが起きた原因を分析していないんです。
分析していないから、一時は感情的になって、その後冷静になるにも関わらず、また同じパターンの失敗を繰り返すわけです。
これは学びがないので、上達することができず、同じレベルに留まったままになってしまうんです。
つまり、ここからやり方を変えていく必要があります。
「今回、こうしたら上手くいかなかった。だからここをこう変えてみよう」
「ここを変えてみたけど、それでも上手くいかなかったから、次はこう変えてみよう」
という感じで、トライ&エラーを繰り返していくことによって、ゴールにたどり着くんです。
では、なぜそれができないのでしょうか?それが、成功しない人の行動パターンその2につながっていきます。
1-2. パターン2:検証が足りない
それは、自分がやってることが何なのかということが客観的に分かっていないからなんです。
結果的に、ただ無駄な努力を重ねてしまっていることがほとんどです。
努力というのは方向性が必要です。
よく「ただ努力すれば夢が実現するわけではない」と聞くことがあると思いますが、ただ闇雲な努力をしているだけでは、目的地にたどり着くまでに膨大な時間がかかってしまうんです。
では、その努力を実らせるためには何が必要かというと「検証」なんです。
自分がやっていることの延長線上に望む結果があるか、それとも全くズレた方向に行ってしまっているのかを客観的に知るには、「検証」するしかないんです。
そして、なかなかトレードが上達しない人というのは、やり方が理にかなっていなかったり、メチャメチャなことが多いです。
トレードを始めたころは、とにかくがむしゃらにやってました。
自分の感性に頼ったトレードをしていて、ルールやロジックがなかったんです。
もちろん、今も理屈だけで勝てるわけじゃないですよ。
ただ、トレードというものは「型」が必要で、どのタイミングでエントリーするのか?どのタイミングでエグジットするのか?どのタイミングで損切りするのか?を判断する「型」が必要です。
それを全部自分の感覚でやってしまうと、感情に振り回されてどんどんいう負ける方向に行ってしまい、結局カモになります。
だからこそ「型」が必要なんですが、それがちゃんと結果に結びつくのかどうか?と聞かれた時に、自信を持って「結びつく」と言える方法であるかどうかが重要です。
過去チャートを分析して、目視でもいいので、自分のトレード手法を当てはめ、「ここでエントリー、エグジットを100回、200回、と繰り返したら、間違いなくプラスになる!」という確信が必要なんです。
逆に、この「型」を知らないと、トレードの手法や考え方が簡単にブレてしまいます。
ちょっとでも上手くいかないときに、「このやり方はダメかも知れない」と思ってしまうと、それを実行できなくなる。
結果、コツコツドカンをやってしまうわけです。
このように、積み上げてきたものを台無しにしないためには、検証が必要です。
何か1つの手法でいいので、それを200回、300回、500回と繰り返し検証してみる。丸1日かけてそれをとにかく過去データをさかのぼって検証するというやり方でも構いません。
とにかく、検証にエネルギーをかけることが重要で、検証を続けていくことによって改善点がわかってくるんです。
つまり、トライ&エラーができるようになっていくので、トレードの精度が上がっていくんです。
結果的に、原因となる行動が変わっていくことによって結果が変わっていく。
結果が変わると、より確信が強まっていくので、自分の行動の規律・ルールを守るための意志も強くなっていく好循環が生まれます。
はじめのうちは、うまくいかずに失敗してしまうことが多いかもしれませんが、それは「このやり方ではうまくいかない」ということがわかったので、収穫になるんです。
うまくいかない方法がわかったということは、それはつまりゴールに近づいているということです。
失敗を、前に進んでいるという風に捉えられるかどうかが非常に重要ということなんです。
1-3. パターン3:完璧なトレード手法を追い求めてしまう
例えば何かしらのトレード手法を実践します。
それが、3回連続で損切りになったりしてしまったときなど、途端に別の手法を探し始めてしまうことがよくあります。
ボクもそのような経験があって、トレードの本をひたすら読んでいたころ、「この手法をやってみよう!」と思って実践してみたところ、これがとてもうまくいきました。
しかし、11回目に損切りになってしまい、その後4回連続で負けてしまったんです。
そのとき、ボクは「この手法使えないじゃん」と思ってしまい、また別の手法を探し始める・・・ということを一時期やっていました。
そもそも、どのようなトレード手法においても、必ずメリットとデメリットがあります。
勝率が高いトレード手法は、一発の負けが大きくなりやすい傾向にあります。さらにトレンドに弱いことも多いんです。
逆に、勝率は4〜5割と低いものの、1回の勝ちが大きいため、100回トレードしたら最終的にはプラスになる手法もあります。
このように、完璧な手法というのは存在しません。
しかし、そのような完璧な手法を、ついつい追い求めてしまうというのが、成功しない行動パターンの3つ目です。
①同じ失敗を繰り返す
②検証しない
③完璧を追い求める
ボクが他の記事でもオススメしている「逆張りからのトレンドフォロー」戦略は、いろいろなトレード手法の、なるべくおいしいとこ取りをしているものなんです。
それがどのようなものかというと、その名の通り、逆張りから入ります。
しかし、トレンドフォローに持っていくためのドンピシャのポイントを捉える手法なんです。
そして損切りポイントも近く、リスクリワードも2対1以上あります。
さらに、トレンド転換を狙うポイントやシグナルが出る回数もまあまあ多い。
このような手法は、実はあまり多くありません。
他の手法はどのようなものが多いかというと、割と極端なものが多いです。
勝率は高いけど回数が少ないとか、勝率は低いけど頻度が多いとか(損切りになることが多く、精神的にしんどいですが)そういった手法が大半を占めているんです。
しかし、「逆張りからのトレンドフォロー」は、ボクがトレード生活を長年かけてたどり着いたひとつの答えでもあるので、皆さんにもぜひ取り入れて欲しいと思います。
2. トレードで勝てる手法を追い求めることは実は危険
さて、ここまで「トレードで100%成功しない人の行動パターンTOP3」についてお話ししてきました。
皆さんの中にも、どれかひとつ、もしくはすべてに当てはまっている方も多いのではないでしょうか。
ここまでの話は前振りで、ここからが本当に話したいことです。
それは、トレード手法や戦略をどこまでも追いかけてしまうことによって、逆に本質を見失ってしまうという話です。
2-1. ルート2という数から学ぶ物事の本質
ボクは数学が全然得意じゃないんですが、ルート2の計算ってご存知でしょうか?
ルート2を小数で表すと、1.41421356…と言った具合に小数が延々と続いていきます。
クイズ番組に出ているような人の中には、この小数をひたすら暗記している人もいますよね。
なぜ急にこのような話をするのかというと、ボクには北極老人という師匠がいらっしゃるんですが、その師匠が以前ボクに話してくれたのがこのルート2の話なんです。
ボクの師匠は、もともとは塾の先生をしていました。
そこで受験生の指導をしていたとき、ひとつのなぞなぞを出したんです。
「ルート2の小数点以下を、一言で表現する方法があるが、どのように表現すればいいか?」
といった問題です。みなさんはわかりましたか?
その塾生は、「0.41421356…」という風に答えました。
しかし、これを一言で表すんです。
師匠はこう答えました。
「ルート2マイナス1」
「これで、ルート2の小数点以下を一言で表すことができる。そして、これは人生も似たようなものだ」ということを、受験生の塾生にしたそうです。
これはすごい話だなあと思いました。
ボクも高校生のときに、このような話が聞けたら良かったなあと思いました。
では、「小数点以下を求めることが人生と同じ」とはいったいどういうことなんでしょうか。
例えば、自分の能力が足りず、「あれもできない、これもできない、だからもっと力をつけないと。スキルを身に付けないと…」というように、ついつい末端にある事象を追いかけてしまうことがあります。
トレードでもまさに起こりうることで、トレードが上手くなりたいと思った際、このように小数点以下をどこまでも追い求めてしまうんです。
それが、先ほどお伝えしたような、「理想のトレード手法を追い求める」ということです。
ずっと正しいやり方をしているにも関わらず、同じ失敗をひたすら繰り返してしまう。
そして、「どうやったら勝てるのか?」ということをひたすら思い悩んでしまう。
前に進んでいるようで、同じ場所をぐるぐると回ってしまいます。
この状態では、仮にトレードに勝てるようになったとしても、落とし穴があるんです。
例え月に100万円、稼ぐことができるようになっても不安になります。
200万、300万と、考えれば考えるほどキリがありません。
このように、小数をどこまでも追いかけていっても、結局答えはありません。
トレード手法は、多く知れば知るほど、どれを使ったらいいかわからなくなってしまうんです。
これはスポーツの世界でも同じです。
強さを求めて格闘技を始めた人が、例えば自分が通ってるジムで一番強くなったとします。
意気揚々と退会に出てみると、自分よりはるかに強いひとがたくさんいて、1回戦で負けてしまいます。
ボクも昔格闘技をやっていました。
キックボクシングのジムに通っていたのですが、そのジムにはフェザー級でタイトルを獲った選手がいました。
ボクはその人とよくスパーリングをしていたんですが、その人は本当に強かったんですね。
パンチもキックも強いし、自分の打つパンチは当たらないんです。
それからしばらくして、その人が久々に試合に出ることになりました。
ボクもチケットを買って応援にいったんですが、その試合ではその人はKO負けしてしまったんです。
当時のボクはそれがとてもショックでした。
「あんな強い人が、こんな簡単に負けちゃうなんて…」
このように、強さの世界というのは、上には上がいてキリがありません。
例えば野球の世界においても、もともとホームランを何本も打っていた選手が、筋トレして体作りをしたら逆にホームランの本数が減ってしまったという話もよく聞きます。
このように、小数点以下を追い求めた結果、逆に後退しているなんてことがあるんです。
また野球の話になりますが、イチロー選手ってあまり筋トレしないことで有名ですよね。
これはなぜか?と聞くと、「そもそも野生の動物って筋トレしないでしょう」なんてことを答えるわけです。
つまり、「筋トレしなくても充分強いんだから、身体や頭をうまく使うことに注力することが大事だ」ということを言ったりしているわけです。
小数点以下を追い求めるという行為は、実はピラミッドの最下層の部分を追い求めるということです。
戦術技術だけを追いかけてしまうと、結局は何をやっているか見失ってしまう危険性が高いということです。
トレードで勝ち続けるための本質をおさえると、ボクがいつも言っているトレード三種の神器にたどり着きます。
2-2. FXトレード三種の神器とは
1つ目は、リスクリワードレシオが2対1であるということです。
取るリスクが1に対して利幅が2以上のポイント狙えるかどうかです。
2つ目は、損切りのポイントが近いかどうかです。
これは勝ち続ける上でとても重要で、ダメージを最小限におさえるエントリーポイントを狙えるかどうかです。
3つ目は、トレンド転換です。
トレンド転換ポイントとは、実は最も利幅を狙うことができます。
「逆張りからのトレンドフォロー」戦略は、この三種の神器を備えていて、数あるトレード戦略のいいとこ取りをしたようなトレード手法なので、これを何度も練習して身につけることができたら、トレードの本質的な部分が見えてきます。
しかし、最初から色々なトレード手法を追いかけてしまうと、いくらトレードをしても軸がブレたままになってしまいます。
手法はひとつに絞って極めると本質が見えてくる。手法は「逆張りからのトレンドフォロー」がおすすめ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「トレードで成功しない人の3つの行動パターン」を通じて、トレードで勝つための仕組みを本質的に理解するコツをお伝えしました。
ひとつのトレード手法に絞って反復練習をし、その手法を極めたら、そこから応用発展をきかせることにより、圧倒的なスピードでトレードが上達し、結果が出せるようになります。
そしてこの原則は、トレード以外の場面にも応用することができるので、ぜひ試してみてください。
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ボクはFXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていきたいと思っています。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります!
メルマガやここの記事で取り上げて、解説できることもあるかもしれませんので、ぜひ質問や感想も送ってくださいね!
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P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。