どうも! FXトレーダーのみつしろです。
「FXで稼いで借金返済するぞ!」と頑張る人がいる一方で、FXをやって借金まみれになる人もいます。
ここにも、新たな借金予備軍がいるようです…
お金を稼ぐ手段であるはずのFXで、なぜ人は借金をつくってしまうのでしょうか?
今回は、
- メルマガ読者さんから寄せられたFXで借金地獄になった体験談
- FXで借金を作る理由2パターン
- もう借金を作らないためのマインドセット
- ハイレバレッジも怖くない資金管理とリスク分散のコツ
- もしも、家族がFXで借金を作っていたら?
などについて、メルマガやコミュニティで1000人以上の相談に乗ってきた、トレード歴10年のみつしろが解説します。

目次
1 FXで借金地獄を見た体験談
ボクのブログやメールマガジンを見つけてくれた読者さんたちからは、色々やって失敗して最終的にたどり着いたという話を良く聞きます。
今は勝てるようになったけれど、過去にはとんでもない失敗をやらかしたというエピソードもご報告いただいているので、今回はその中から「FXのための借金」の体験談をご紹介しましょう。
FXで借金まみれ、嫁に泣いて謝った
私はFXで借金まみれになってからみつしろ様の動画やブログに出会いました。
冷静になった今では非常にみつしろ様の言葉が身にしみます。
僕はFXに夢ばかり見て勉強不足のまま入り込み、失敗の焦りから全てのお金を溶かしてしまいました。
嫁には泣きながら謝りましたが、そんな僕をまだ応援してくれている嫁を見てまた頑張ろうと思っています。
幸せとは何なのか、考えさせられました。Wさんより
サラ金の借入が間に合わず、消えた1350万円
最大はリーマンショックのとき、スワップ狙いで買っていたオーストラリアドルが円高で含み損が出ていましたが、きっと戻る筈、と待っているうちに急落に次ぐ急落で損切りもできず、ただただ強制ロスカットにかからないようにお祈りをするような日々が続き、サラ金から借金をして追証を入れようとまでしました(審査が間に合わず結局借入はしませんでしたが正解でした)。
そして、確か2008年10月18日、ついに強制ロスカットに引っかかり、1350万円が口座から消えました。
しばらくは焼けるような後悔がありましたが、これもまた典型的な負けたときの精神の異常状態で、残りの数十万円を元手に取り返そうとしてしまいました。しかし、取り返そうとするには明らかな資金不足なので、ハイレバレッジをかけることになります。そしてそれもまた1日の内に消えてなくなりました。一度ならず二度までも叩き落され、自分の愚かさに力なく笑ってしまう有様でした。
しかし、あのとき万が一たまたまうまくいっていたとしても、やはり闇雲にトレードを続けていたのですから、早晩同じことが起きたことでしょう。ひろぴーさんより
入金してもしても消える資金、崩壊寸前の結婚生活
FXでマックスで調子いい時で5万円の元手で62万増やし、一度全額出金し、もう一度10万円だけ入れ、そのお金を一週間で55万まで増やして、かなり天狗になってから今思えばここからが地獄の始まりだったと感じております。
悪い癖はなかなか消えず、負けても負けてもすぐに取り返せるだろうとロット数は下げずに行っていた。だいたい2ロットから5ロットくらい。
すぐに資金は無くなり、なくなく、入金。そして消滅。そして入金。消滅。
この繰り返し。結婚して子供もいたので家族にも悪い影響を与え、借金は増え、もう取り返しようが無いのかな。と。自己破産の電話もしました。(しては無いですが。)
そんな時、ケッティさんのセミナー動画の一部でみつしろ さんで人生が変わったとの言葉からみつしろ さんの動画を見るきっかけになり今に至ります。
匿名希望さんより

2 FXで借金を背負ってしまうのはなぜ?
FXで借金を作ってしまう理由には、主に次の2つのケースがあります。
- 種銭を借金する
- 追証が払えない
2-1 種銭を借金する
一番多いのは、上記の体験談にもあったような「最初に用意した資金を使い果たして、それを取り戻すために借金ししてしまう」パターンです。

いくらFXの利回りが青天井だからといって、借りたお金でトレードをすると「負けられない」プレッシャーになります。
消費者金融で金利18%も払ってたら、最初から何十pipsも負けからスタートするのと一緒ですから、トータルでプラスを出すのは通常よりもずっと大変ですね。
恋愛と一緒で、余裕がない人が負けるのが相場の世界です。
勝ちたいなら「余剰資金」でやるのが鉄則!
生活資金や将来使う予定の貯金など「消えたら困るお金」に手をつけたり、まして借金して種銭にしたりすると、「負けたらどうしよう」と緊張して正常な判断ができなくなってしまいます。
それで更に負けが込んで、借金が増える悪循環に陥ってしまうのです。
2-2 追証が払えない
もうひとつは、損失額に対して必要証拠金が不足して強制退場となり、証拠金のマイナス分を追加で請求される「追証(読み方:おいしょう)」です。
通常は各FX業者の規定によって証拠金がゼロになる前に強制ロスカットとなりますが、たまに相場の変動が速すぎてロスカットが間に合わないこともあります。

こればかりは交通事故みたいなもので避けきれないこともありますが、資金管理やリスク分散のテクニックで致命傷を負わないようにすることは可能です。
そのあたりのコツは次で解説しましょう。
3 FXで借金を作らないためのアドバイス・マインド編
マインド編のポイントは次の3つです。
- 良い未来に臨場感を持つ
- リラックスする
3-1 良い未来に臨場感を持つ
一度、資金を飛ばした人は、二度、三度と同じ失敗を繰り返しがちです。
なぜかというと、人の脳は、望むと望まないとに関わらず、最も臨場感の高い未来に向かって行くような行動を選択してしまうからです。
これやったら実際、落っこちる人が続出すると思うんですけど、「踏み外したらどうしよう」と落ちるイメージをするから、本当に踏み外しやすくなってしまうんです。
FXで資金を飛ばすのも同じで、「また飛ばしたらどうしよう」と、資金を失っている自分を鮮明にイメージするほど、わざわざ負けそうな行動をとってしまうことになります。

トレードをするときはいつも、勝ってる未来をイメージしましょう。
そして、そこから今取るべき行動を逆算します。
その行動とはロットを増やしすぎないことかもしれないし、エントリーはもうちょと待つことかもしれません。
時にはトレードをいったん止めることが良い場合もあるでしょう。
3-2 リラックスする
トレードで勝つにはできるだけリラックスして正常な状態でトレードをするのが望ましいのですが、例え余剰資金でトレードしていたとしても冷静でいられなくなることがあります。
それは、頭の中が「お金を失う恐怖」に支配されているときです。
もちろん良い未来を信頼はするんだけれど、もしも資金を吹っ飛ばしても別に大丈夫。
そんな、心の余裕、安心感がある人は、落ち着いてルールに沿ったトレードができるので、滅多に資金を失うことはありません。

有り得ないですけど仮にボクが今、資金を全て失ってスッカラカンになってしまっても、多分、すぐ復活できるんですよね。
大ダメージではありますが、一緒にビジネスをやってる仲間の誰かが絶対助けてくれるし、本当に生活ヤバいってなったら妻も張り切って協力してくれるだろうなと思います。
それで、まあ大丈夫でしょって変な楽観視じゃなくて、心から安心できてるんですね。

逆に、孤独にトレードだけやっていたり、家族とギクシャクしていたり、人との繋がりがなかったら何億円手に入れても本当の安心は得られないんじゃないでしょうか。
なので、周りの人たちとの関係をちゃんと作るのが、実はトレードにすごく大事なことなんですね。
人間関係についてはここで語りきれないので、推奨図書として『生きる技法』をご紹介しておくことにします。
すごく良いので読んでください!
3-3 リベンジトレードはしない
最後は、「損した分を取り戻してやろう」っていう復讐心からのトレードはしない方がいいですよ、という話です。
感情的になると一時的にIQが下がり、何の優位性も根拠もないのにノリでエントリーなんてやりかねません。
しかも、資金が減った分だけレバレッジを増やして資金管理がちゃんとできていなかったりすることも!
動画でも解説しています↓
4 もう資金を飛ばさない資金管理術
この辺は皆さんよくご存知だと思うのでポイントだけ書いて行きますが、「普通に資金管理をしましょう!!」って話です。
4-1 ハイレバレッジは怖くない!
ハイレバレッジのトレードも、資金管理ができていれば怖くはありません。
自分が許容できる損失額に収まるように損切りできれば、いきなり追証が払えなくて借金のケースは防げます。
4-2 損失の限度額は資金の2%まで
損失の限度額は「総資金の2%まで」がおすすめです。
1回の負けあたり2%減なら、5連敗しても資金は9割以上残る計算になります。
これが損失額10%までとすると、同じ5連敗で資金はほぼ半分になり、挽回するのはかなり大変になります。
4-3 エントリー前に利確・損切りポイントは決めておく
エントリー前に出口は必ず決めておきましょう。
損切りポイントを決めたら、損失幅と最大損失額からロット数を決め、逆指値注文を入れておきます。
計算式はこちら。
例えば総資金が100万円、損失幅が20pipsだとしたら、
最大損失額は100万円×2%=2万円
ロット数は2万円÷20pips=10万
なので、最大10万通貨まで注文してもいいことになります。
エントリーと同時に逆指値注文も出しておきます。
4-5 複数通貨ペアの取引でリスク分散
予期せぬ暴騰・暴落で全ての資金を失わないためには、ポジションを持つ通貨ペアは複数にしてリスクを分散しましょう。
例えばドル/円、ユーロ/円などのクロス円だけでなくユーロ/ドルもやる、というように。
5 家族がFXで借金を作ったときの対処法
最後にちょっと視点を変えて、旦那が、妻が、FXで多額の借金を作っていたのが発覚したケースについて、家族が取るべき対処法を解説します。
まず、家族が絶対にやってはいけないのは「借金を肩代わりして払ってあげること」です。

前述の通り、離婚とFXの借金は1回やると何度も繰り返す傾向がありますので、家計や独身時代の貯金などから払ってあげるのは穴の空いたバケツに水を注ぐようなもの。
「損した分を取り返そう!」とリベンジトレードに走ってまた資金を飛ばして新たな借金を作ってくるのがオチです。
そもそも、家族がFXのために作った借金に対しては法的な返済義務もありません。(連帯保証人になっている場合を除く。)
まずはどこからどれだけ借金しているのかを明らかにして、解決策を一緒に話し合いましょう。
本人も借金を把握しきれていない場合は信用情報機関に情報開示請求を行うと教えてもらえます。
全貌を把握した上で、仕事を増やしたり小遣いを減らしたりして返していくのか、または債務整理をするのか検討します。
どうしてもFXの借金が癖になってやめられず、家族の生活に支障が出るようなら全国銀行協会の「貸付自粛制度」を利用する方法もあります。
本人の申告によってのみ利用でき、登録すると銀行・消費者金融・クレジットカード会社に情報が共有され、新たな借金ができなくなる制度です。
やっぱり取り消して借入したい!と思っても申告から3ヶ月間は撤回・取り消しができないため、その間に十分、頭は冷えることでしょう。
まとめ
では、今回のまとめです。
FXで借金を作るのは、種銭として借りて来るか、追証が払えないかのパターンがほとんど。
借金してトレードするとプレッシャーで勝ちにくくなり、資金を入れても入れても何回も飛ばしてしまう借金地獄に陥ります。そうなると家族も大変!
負のループから脱出するには、トレードの不安や恐怖、復讐心をやっつけましょう!とにかく感情が動いた時はトレードをしないこと。
あとは、普通に資金管理してください!
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今回はFXで借金地獄を味わった人たちの体験談をご紹介しながら、FXで借金を作らないためのマインドセットや資金管理とリスク分散のポイントなどをお伝えしました。
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ボクはFXトレードを通じて、人生に本当に大切な実力を磨き上げ、世の中を良くしていく仲間を増やしていきたいと思っています。
仲間づくりのために、メルマガでは質問なども受け付けていますので、ボクに直接ホットラインで質問できるようになります!
メルマガやここの記事で取り上げて、解説できることもあるかもしれませんので、ぜひ質問や感想も送ってくださいね!
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FXについてどこからはじめて良いかわからない方はこちらの記事から読んでみてください!
P.P.S.
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1984年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、ゴールデンバーグヘイマイヤーユニコムジャパン(証券会社)や、SAアセット株式会社(ヘッジファンド)を渡り歩きながら、トレーダーとして、毎月400万以上の安定的な利益を出し続ける。2012年にトレードの情報発信を開始し、起業し、年収1億円を達成。その後、最高の仲間たちと出会い、一緒に飲食店のプロデュース、映画作り、コミュニティ運営、トレード指導、妻と娘との自由な時間など、忙しくも充実した毎日を送っている。数々のトレーダーを生み出したことをきっかけに、YouTubeでも発信をはじめ、たった数ヶ月で約4万人のチャンネル登録をされ、数百人の前でセミナーをすることも。ただ稼ぐだけでなく、FXトレーダーが真に充実して幸福な人生を送るために必要なことを、多くの人に伝える活動をして、プロトレーダー育成に力を入れている。